【箱根ガイリーン】乙女峠～長尾山～金時山～明神ヶ岳

2025年12月12日(金) [日帰り]

• GPS: 07:46
• 距離: 13.4km
• 登り: 965m
• 下り: 1,305m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:09
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:44

距離 13.4km 登り 968m 下り 1,308m

9:02 乙女峠バス停
9:37 9:39 乙女峠
9:59 長尾山
10:41 金時山
10:41 金太郎茶屋
10:53 金太郎茶屋
10:53 金時山
10:53 10:54 金時山
11:11 11:12 公時神社分岐
11:29 矢倉沢峠
11:44 11:45 963m
12:09 12:10 946m
12:16 苅川峠
12:36 12:41 火打石岳北
12:48 12:49 火打石岳案内板
12:59 959m
13:51 最乗寺奥の院分岐
13:58 13:59 明神ヶ岳
14:08 14:16 明神ヶ岳展望地
14:32 大雄山最乗寺分岐
14:36 14:37 二ノ宮金次郎芝刈りコース分岐
15:02 15:09 宮城野分岐
16:19 明神ヶ岳登山口
16:34 16:43 宮城野営業所前
16:48 ゴール地点

天候

晴れのち時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

バスタ新宿から乙女峠まで、御殿場駅経由桃源台行き直通バス。平日の始発でも、ほぼ満席でした。
帰りは宮城野から小田原駅まで路線バス。

コース状況／危険箇所等

冬場ですが、晴れが続いていたので、懸念していた泥濘状態もほとんどなく、
キツいアップダウンが繰り返し続くタフなコースですが、綺麗に整備されていました。
日頃のご整備ありがとうございます。
ただ、案内標識のコースタイムは、上級者レベルなのでは？

その他周辺情報

予想以上にツラい登り返しの連続や、そこそこ距離があるコースに心身ともに疲弊し切って、逃げ込むように宮城野温泉会館で入湯しました。おかげで温泉に癒されました。

写真

12/12 6:10

夜明け前のバスタ新宿。
月が綺麗です。
天気が持ちますように。

12/12 6:23

小田急バスだけに、乗場がいい場所です。

12/12 8:57

このバスで乙女峠まで来ました。
車内にトイレもありますが、峠道では使用禁止になるのでご注意ください。
この日は20分遅れ。都心の渋滞でよく遅れるみたいです。

12/12 9:03

乙女峠に向かいます。

12/12 9:07

登山道はすぐ分かりました。

12/12 9:21

結構キツいです。
もう汗だくです。

12/12 9:37

乙女峠に着きました！

12/12 9:37

富士山が綺麗に見えました。
迫力があります！

12/12 9:38

乙女峠の名の由来は、とてもかわいそうな逸話でした。

12/12 9:43

乙女峠を過ぎたのに、
まだまだ登りは続きます。

12/12 9:57

ただの標識かと思えば、
長尾山の標高が書いてあります。

12/12 9:57

ここが長尾山山頂でした。
ひらけてますが、眺望はありません。

12/12 9:58

長尾山頂の標識の足元には、
霜柱がまだ溶けずに残ってました。

12/12 9:58

このコースタイム、早くて私には到底追いつけません！

12/12 9:59

登りだらけの中で、
貴重なインターバル区間。
トトロの巣に続く道のようです。

12/12 10:02

あれが金時山？
遠い&高いような気がして落ち込みます。

12/12 10:09

タフなコースですね。

12/12 10:13

あまりのしんどさに振り返ります。

12/12 10:22

景色は開けてきました。

12/12 10:38

やっとの思いで、金時山山頂に着きました！
もうフラフラです。

12/12 10:43

芦ノ湖どころか、駿河湾まで見えます！
苦労した甲斐がありました。

12/12 10:43

平日でも賑わってます。
トイレが200円に値上がった、との声も聞かれました。

12/12 10:53

まさかりは東側にありました。

12/12 11:11

公時神社分岐。

12/12 11:11

右が公時神社、左が明神ヶ岳です。

12/12 11:16

貴重なインターバル区間でひと息つけます。

12/12 11:25

うーむ、次はあの登りが待ってるんですか。
登り返しがキツそうです。

12/12 11:29

矢倉沢峠です。
茶店があったんですね。
まだ下山せずに、明神ヶ岳を目指します。

12/12 11:30

フィールドオブドリームスみたいです。
例えが古いけど。

12/12 11:31

箱根でこんな景色に出会えるなんて、
想像もしてなかったです。
でも、単調な登りでとてもしんどいです。

12/12 11:43

振り返ると金時山。
あそこから下って、またここまで登ってきました。そりゃー、しんどい。

12/12 11:52

晴れが続いていたおかげで、
泥まみれにはなりませんでした。
でも、足元が悪い道が続きます。

12/12 12:09

まだ続く。

12/12 12:14

まだまだ続く。
明神ヶ岳って、どこにあるの？
心がポッキリと折れます。

12/12 12:26

樹林帯に入りました。
苅川峠？

12/12 12:30

しかし、登りはまだまだ続く。

12/12 12:38

斜面を縫うような箇所も。

12/12 12:47

通ったところを振り返れば、
どこが道だったか分かりません。

12/12 12:48

火打石岳に着きました。
山頂へは写真左側からアクセスするようですが、登山道があるのかどうかも分かりません。

12/12 12:48

あの峰が明神ヶ岳なのでしょうか？

12/12 12:57

だらだらと登ってる割には、
前方の峰々がなかなか近付いてくれません。
もうヘトヘトです。

12/12 13:02

大腿四頭筋に乳酸が溜まり過ぎて、
疲れと筋肉痛がピークに。
何度も立ち止まって休憩しました。
標識のコースタイムは無視してます。

12/12 13:37

開けた場所に出たと思えば、
崩落地のキワでした。

12/12 13:39

明神ヶ岳はどこでしょう？
カヤトの風景に感激する余裕もなく、
もはやゾンビのように、足とストックを引きづりながら、前に進みます。

12/12 13:40

大涌谷の湯気に日光が差し込んで、
光の柱みたいになってました。
それにしてもしんどい。

12/12 13:46

来た道を振り返ると、
ドーム形状で頭ひとつ抜けた金時山がよく見えます。富士山は雲に隠れてしまいました。
結構な距離とアップダウンが一目瞭然です。そりゃー、しんどい。
ちなみに、乙女峠はどれでしょう？

12/12 13:49

もうすぐ明神ヶ岳の山頂みたいな雰囲気です。
吹きっさらしなので、木の枝が一方向に傾いています。
パタゴニア・フエゴ島のフラッグツリーみたいです。

12/12 13:58

登山道の脇に、明神さんという小さなお社が祀られていましたが、たったこれだけの階段を降りて登る気力も体力もなく、登山道から拝ませて頂きました。

12/12 14:03

崩落地というか、崖っぷちを歩いてる感じです。
寒風の吹きっさらしの中、疲れに寒さも加わって、どうして交通費と時間を掛けて、わざわざこんなにツラい想いをしに来たのかと、自問自答します。

12/12 14:06

ついに、明神ヶ岳山頂に着きました！
もう、大腿四頭筋はパンパンです。腰も痛い。寒さと風でくちびるもカサカサ。
でも、貸切状態は気持ちいいです。

12/12 14:07

午前中なら、案内板のように富士山も見えたでしょうね。

12/12 14:08

もう、コースタイムを信じる余裕はありません。
軽く1.5倍は掛かってると思います。
初級者はこのコースタイムを信じない方がいいと思います。

12/12 14:08

ヤマトタケルはこんなところも通ってたんですね。

12/12 14:09

もう大涌谷も見納めかな？
兎にも角にも、吹きっさらしで寒い！

12/12 14:19

宮城野に向かって、明神ヶ岳山頂をあとにすると、眼下に小田原市内と相模湾の絶景が！

12/12 14:22

大雄山最乗寺への分岐です。

12/12 14:23

垣間見える景色が綺麗です。
神奈川県って広いですねー

12/12 14:30

カヤトの風景を愛でる余裕もなく、
吹きっさらしで冷え切った頭の中は、
下山後に温泉で身体を温めることだけに。

12/12 14:34

昭和天皇は皇太子時代に、こんなところにまで来られていたのですね。
弱音を吐きまくる自分が恥ずかしいです。

12/12 14:51

笹（ハコネダケ？）がトンネルになってます。
箱根で、思いがけない景色に何度も出会えるコースです。
でも、結構傾斜がキツくて、積もった笹の枯葉がよく滑るので、かなり気を遣いました。

12/12 15:03

鞍部の宮城野への分岐です。
あわよくば明星ヶ岳まで進むつもりでしたが、そんな余力は微塵もなく、遭難したくないので、全く迷わずに宮城野に向かって下山します。

12/12 15:03

右方向が宮城野への登山道です。
いきなり傾斜がキツ過ぎませんか？

12/12 15:19

箱根外輪山への接続路は、傾斜がキツいとは聞いていましたが、噂違わぬえげつない道です。これでハイキングコースを名乗ってもいいんでしょうか？

12/12 15:24

鎖はありませんが、鎖場でもいいような巨石も。

12/12 15:28

写真より実物の方がえげつないです。
疲れ切った足腰には、相当堪えます。

12/12 15:42

初めてフラットになった！と思ったら、砂防ダムでした。

12/12 15:53

急登の下りに耐えること数十分、
登山道が別荘地に追いやられている名所？に出ました。
自然を求めて登山に来ているのに、
疲れ切ったところに人工物の香りでホッとする矛盾。

12/12 16:18

ひたすら別荘地擁壁の石垣や、倒れそうなブロック塀の脇を下り続け、ようやくこの登山道の入り口に。

12/12 16:19

巨石群を含む急登まみれのこの道を
ハイキングコースと言い切る潔さ。
箱根の人はタフです。

12/12 16:19

この穏やかな入り口に騙されてはいけません。
えげつない道です。

12/12 16:19

これで登山道も終わりかと思いきや、
舗装路の対面に、ガードレールの切れ目からの、バス停までのハイキングコースの続きが。

12/12 16:22

舗装路を横切るときは、明神ヶ岳の案内板が。
えげつない登山道にハイカーを導く悪魔の看板。

12/12 16:23

バス停へのハイキングコースはまだ続きます。

12/12 16:25

バス停へのハイキングコースの終点(起点？)です。

12/12 16:25

あとは一般舗装路を道なりに。

12/12 16:29

国道への看板と、明神ヶ岳への看板。
あんなえげつない登山道なのに、案内しまくってます。
明神ヶ岳は人気の山なんですね。

12/12 16:39

宮城野交差点に着きました。
ここにも明神ヶ岳と明星ヶ岳へのハイキングコースの案内が。
明星ヶ岳への登山道も、えげつないタフな道なのでしょうか？

12/12 16:42

バス停はセブンイレブンの並びの中華料理店の前にありました。ちょっと分かりにくいです。
正式名称は、「宮城野案内所前」。

12/12 16:43

本数多くて助かります。

12/12 16:45

あんなところに登って下りてきたのか。
そりゃー、疲れますわ。

12/12 16:48

箱根の温泉で、ボロボロになった筋肉と関節とメンタルを癒やしました。
公営のシャビーな雰囲気が好みです。
いいお湯のおかげで生き返りました。

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

prado90

登山初級者で、さらに最近は運動不足気味でもありますが、
初めての箱根登山、ガイリーンの縦走は、想像を遥かに上回るタフなコースでした。
めちゃくちゃしんどくて疲れ果てました。
現地標識のコースタイムには到底追い付けず。