UTMF2022 95kmでリタイヤ

2022年04月22日(金) ~ 2022年04月23日(土)

• GPS: 21:13
• 距離: 101km
• 登り: 2,962m
• 下り: 3,017m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:28
• 休憩: 0:32
• 合計: 8:00

距離 50.2km 登り 992m 下り 936m

15:59 スタート地点
17:22 村山道−林道富士裾野線交点
18:49 18:56 U1富士宮
19:29 19:30 天神山
19:31 天神山自然観察の森
19:37 19:38 西富士中学校
20:00 天子ヶ岳登山口１
20:16 天子ヶ岳登山口２
20:59 田貫湖キャンプ場
21:11 21:13 長者ヶ岳登山口
21:39 遠照寺
22:25 22:46 U2麓
23:59 宿泊地

2日目

• 山行: 12:14
• 休憩: 3:22
• 合計: 15:36

距離 51.1km 登り 1,965m 下り 2,087m

0:07 0:08 石割峠・A沢貯水池分岐
0:26 0:29 端足峠
0:54 0:55 端足峠入口
1:02 1:12 U3見延町本栖湖
1:32 佛峠
1:50 1:51 中ノ倉山
2:20 2:21 中之倉峠
3:10 3:12 パノラマ台
3:27 3:28 烏帽子岳
3:44 3:47 パノラマ台登山口
4:09 4:10 城山登山口
4:29 4:30 精進湖入口バス停
4:34 5:19 U4精進湖
5:37 精進口登山口
5:40 赤池
6:33 6:34 氷穴バス停
6:38 6:39 鳴沢氷穴
6:57 紅葉台展望台
7:13 7:14 紅葉台
8:18 足和田山
8:34 段和山
8:46 8:53 東海自然歩道分岐
9:02 機織り窪
9:09 9:11 大嵐天神社
9:15 大嵐山
9:24 羽根子山
9:35 大嵐入口バス停
10:50 富士吉田口 河口湖IC
11:03 13:03 U5富士急ハイランド
13:52 大塚丘
14:18 小倉山
14:36 道の駅富士吉田
15:43 富士山パーキング

天候

晴れ

写真

4/21 19:25

前日は雨。この天気で天子ヶ岳コースは迂回となって楽になったかに見えたが、結果的にはランが多くなり突っ込みすぎた。

4/22 15:48

wave 3でスタート。あの丘を越えて行く。

4/22 16:57

最初の富士山展望地点。

4/22 17:42

次

4/22 17:47

こんな沢筋を何個か超えていく。

4/22 18:13

鉄塔下に行列。もう日が暮れる。

4/22 21:12

田貫湖

4/22 21:37

鯉のぼりはお休み中。みんなは走る。

4/22 22:23

U2麓

4/22 22:25

富士宮焼きそばサイコー！

4/23 3:10

パノラマ台にて
月夜に雲海

4/23 3:28

烏帽子山にて
富士山は美しい

4/23 6:38

氷穴
氷結を想像して喉がゴクリとなった…

4/23 7:12

東海自然歩道って素敵

4/23 8:17

山梨百山の一つゲットー

4/23 8:45

下りながら
痛みは最高潮！

4/23 8:45

河口湖

4/23 10:27

街に降りても富士山

4/23 10:58

富士急ハイランドにたどり着いた
大休止して仮眠
膝の痛みが軽くなってスタートしてみる

4/23 14:00

桜がいい

4/23 14:03

小倉山手前の神社
小倉山の下りのわずか数十mがまともに降りられず、これはもう無理かと悟る
どこまで進もうか…

4/23 16:47

終わって最寄りの吉田のうどん
うまし！

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

しんもん

序盤のランパートのU2までにツッコミ過ぎて炎症を引き起こしたか。
70kmあたりから左膝はランナーズニーの痛み。右膝は内側側副靱帯の痛み。
登れるし平坦地は小走りできるが、どうにも下れなくなってしまった。
U5で少し休んだら痛みがなくなったのでゲートを出てみたものの、小さな丘の小倉山の40mの下りすらまともに降りられない。
筋肉も心臓も気持ちも元気なのに…

痛くても4km/hほどのスピードは出せそうだったので、痛みをおして進むことも考えた。関門時間的にはU7くらいまではもしかしたらたどり着けるかもしれない。しかし途中で動けなくなったら…
ビビーは持っていたものの山中でのビバークはコロナ禍の大会運営的に避けるべき事態と考えた。
国道138号線を渡って山中湖方面に向かう交差点で、富士急ハイランドに戻ることを決めた。

ゼッケンを外して平坦な138号線を富士急ハイランドに向けて5kmてくてくと歩いて戻った。
すでにクローズしたU5のブースではRun Boys, Run Girlsのスタッフ達が後片付け中であった。あの有名な店長さんもいたな。
”山中で動けなくなるとまずいので引き返してきました”と伝えてリタイヤ手続きをしてもらった。
公式記録的にはU5到着時点でリタイヤ扱いになるのかな。
「ナイス、ジャッジ」と声をかけてもらった。最良の判断はしたと思うが、複雑な心境。

ともあれ、これで挑戦は終わった。
登山の本流とは異なる寄り道挑戦に費やした汗と時間とお金は無駄ではなかったが、もう一度…という気持ちにはならない。
必要最小限の装備で長距離を攻めるような山行は今後もするとは思うが、お金を出してエイドの助けを借りて（山荘営業を否定している訳では無いので念の為…）、山を行動するのはこれで最後にしようと思う。


コロナ禍においていろいろと難しい中、とても素晴らしいおもてなしと運営でした。関わった全てのスタッフの方々・ボランティアの方々、本当にありがとうございました。

コメント

クマ

シンモンさん、お疲れ様でした。
いやはや、UTMFに挑戦していたとは・・・
ご自身が専門家なので、DNFの判断もすごい分析！

UTMFよりはずっと短いですが、
先日ボクが大会スタッフの一人をやった大阪府のトレラン大会では
Waveスターター役だったので、
目の前の選手からいっぱい刺激を受けてしまいました。
https://sangaku-osaka.com/magazine/8355/

しかしながら、
シンモンさんももうご年齢なのですからご自愛ください。
いっしょにBC行けなくなったら寂しいので（笑）
クマ
PS　ミエリンの友人のジュンさんはUTMBとか？知ってますか？

しんもん

kuma-san こんにちは

あれ以上無理して進んだら痛みが残ってGWに山スキーできないなぁってのが本音かもしれません。
そのように思える自分がとっても常識的だと胸を張りたいところです（山スキーのためってのが常識的じゃない!?）。

感想に書いた通りこれにてトレランは終了です。おじさんらしくします
ぜひまたBCご一緒しましょう。

Junさんとは会場で会いました。
彼は今年のUTMBにエントリーしているとミエリンさんに聞きました。
UTMBは全世界でUTMBシリーズを作ってITRAから離脱したようです。
つまりITRAが主催するワールドシリーズ（UTMFを含む）とは別物になるということです。
野望としては今回UTMFを完走できたら次はUTMBと思っていたのですが、そもそもポイント制度が異なるのでそれも無理だったということです。

mierin

シンモンさん
スタート前に会えて嬉しかった！

富士山を眺めながらのレース、夜の雲海と富士山が美しい♪
2日目も好天でしたが、暑くて、レースには過酷だったかと。懸命なご判断だったと思います。
そうそう、大事なGWがありますもの！(^^)

私もマラソンとトレランと、可愛く？する程度に〜応援&ボランティアで頑張りたいと思います。
チャレンジお疲れ様でした！
あ、ミエリンに敬称不要です(^^)/

しんもん

mierinさん
スタート前にミエリンさん・ジュンさん・h-pirokoさんを見つけてほっこりしました。だーれも知らないところに放り込まれてのまれてましたので。
緊張がほぐれました。
私のスタートも見送っていただいて感謝感激です。
ありがとうございました。

その後、応援のお二人も富士山の景色を楽しまれたようで何よりです笑
トレイルから眺める富士山もとても美しかったですよ。

レッズ

う〜む、160kmを目指しましたか、それもトレイルで。走ろうというガッツに脱帽です。
山を95km走れたということは、ロードのウルトラマラソンだったら100kmはイケますね。そっちはいかがですか(笑)
私も時折なんちゃってトレランをやりますが（この間は1年ぶりで驚きましたが）、夜は無理ですねぇ〜。眠いし、暗いと怖いし(笑)
将来はウルトラも走りたいと思ってますが、50〜60kmが限界かな？体力的にも時間的にも。フルマラソンでも途中で飽きちゃいますからねぇ。(全然ダメじゃん）
ランではありませんが、富士山つながりで言えば、Mt.富士ヒルクライムにエントリーしてしまいました。最近自転車に乗ってないので強制的に(練習で)乗るよう自分にプレッシャーをかけた次第です(笑)　チャリのくせにランより短い24km。完走率98％なので2%に入らないよう自転車も漕がなくては！と思いつつエントリーしてから2か月、ロードのランに注力して全く漕いでないんですよぉ。（こっちもダメじゃん）

しんもん

redsronさん こんばんは。コメントありがとうございます。

中身とか強度とかはどうであろうと、なにか目標を設定してチャレンジすることが大事だと共感します。
結果が出ることが最良ですが、結果が伴わなくてもそれに至る過程が満足のいくものであればいいのかなと思っています。自分への慰めでもありますが。

トレランはこれにて終了ですが、また違うことで目標を設定するかもしれません。
ただしばらくは普通にどっぷりと登山に浸りたいと思っています。

レッズさんの挑戦が実を結ぶことを祈っております！