快晴の谷川岳 何とか雪の無くなる前に・・・。

- GPS
- --:--
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,415m
- 下り
- 1,410m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ここまでの道路に積雪はありません。ノーマルタイヤで問題なし。 今後もよほど荒れた天気に見舞われなければチェーンやスタッドレス等は必要ないでしょう。 登り ロープウェイ利用 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
登山届、ポストはロープウェイ乗り場にあります。 売店、自販機、トイレなども。 <登山道の状態> 前日少しだけ雪が降って、更にロープウェイが停まる程の強風だったらしいのでノートレース。少し前のものが場所によっては分かる程度でした。 登り出しと肩の小屋までの最後の一登りが少し急です。 尾根上を歩く比較的わかりやすいルートですので悪天候で視界が利かなかったりしなければトレースなしでも問題なく歩けるでしょう。(テープや竿が所々あります) トマ〜オキは雪庇にのらないよう注意。 気温が上がってきて雪は解け始めています。 クラックも多く見られますし、雪庇は崩れていますのでそういうところは注意。 登りは気温も少し低めで、前日の風のお陰か雪が締まっていてまあまあ歩きやすかったですが、下山時は結構グズグズの雪でもう春山だなぁと感じました。 踏み抜くと膝から股下ぐらいまで潜る事もあります。 登り出しからアイゼン装着。 わかん持って行きましたが使用せず。 このルート以外から入るようでしたら雪山の経験、技術等が大きく異なります。 雪が緩んで雪崩等も頻繁に起こるでしょうからしっかりした準備、装備、経験が必要だと思います。 |
写真
装備
| 個人装備 |
ザック 1 35L
エマージェンシーキット 1 非常用道具や常備薬、予備の靴ひもやテーピング等
防寒具 1 インナーダウン
着替え 1 シャツ、靴下、下着
手袋 3 アウター1、予備1、インナー1
行動食 必要量+α
水 1 1L程度
保温ボトル 1 お湯を500ml
アイゼン 1
ピッケル 1
アウターシェル 1 冬季用
軽アイゼン 1
スリング 2 120×2
カラビナ 3
目出し帽 1
カメラ 1
携帯 1 予備バッテリーも
ヘッドランプ 1 予備の電池も
ゲイター 1 ロング、アイゼンガード付き
地図 1
コンパス 1
トイレットペーパー 1
ゴミ袋 複数
わかん 1
|
|---|
感想
トマの耳とオキの耳の間の迫力ある雪庇が見たくて、毎年冬の谷川岳に行こうとしているのですが、行こうと思った時に大荒れの天気だったり、急に予定が入っちゃったりとなかなか積雪期は縁が無い山でした。
今年も厳冬期はなかなか休みが取れず、車もノーマルタイヤのままだったのでまた来年かな?と思っていましたが、豪雪地帯の山だから残雪のこの時期でもまだまだ楽しめるんじゃないか?と思い良いタイミングで取れた休みに谷川岳に向かいました。
今回はロングコースの馬蹄形を歩く訳でもなく、雪崩の心配の多いルートや沢を詰める訳でもなく、ロープウェイを使った緩い尾根歩きです。
深夜に自宅を出発し、明るくなった頃に谷川岳ロープウェイの駐車場に到着。
平日は無料です。
ロープウェイ登山なので動き出すまで時間はたっぷり。
仮眠しておこうと思いましたが意外と人が来たり、明るくなっちゃって眠気が無くなってしまったので出発の準備をしたり本読んだりして時間をつぶしました。
8時にロープウェイのチケットを買いそのままロープウェイに乗車。
よく考えたら早く着いたんだから下から歩けば良かった・・・。
天神平に到着し、体をほぐしたり道具の準備をして出発。
昨日は雪で、しかも風が強くてロープウェイも動かなかったそうでトレースはありません。
BCの方含めこの時間から10名弱が谷川岳を目指して出発です。
前日強風だったのと、今日は良く晴れているのでおそらく放射冷却で結構冷え込んで雪面はテカテカして見えたので最初からアイゼンを付けて登り始めます。
登り始めはいきなりキツめの登りです。
たまに踏み抜くと膝上ぐらいまで潜りますが、まずまず歩きやすいです。
わかん持ってきたけどこれならいらないかな。
トップを切って歩き始めたので自分だけの足跡を付けながら登って行きます。
尾根に乗るまでの最初の取りつき部が分からないので少し登り過ぎちゃいましたかね。
後に続いてきた皆さん少し余計に登らせちゃってすみません。
このルート天神尾根は尾根に乗ってしまえば多少のアップダウンはあるものの緩やかな稜線歩きです。
ロープウェイで楽して上まで来たのでいつものペースで歩くとあっという間に着いてしまいそうなので辺りに広がる景色を楽しみながらのんびり歩きます。
尾根上は薄くトレースも残っていました。
同時刻に出発した方のうちお一人も同じぐらいのペースでずっと登ってきたので写真撮ったり小休止の時には言葉を交わします。
雲一つない快晴で、風も殆どなかったので暑い(^_^;)
飲み物を飲んだりウエアーを調節したりしながら尾根を進みます。
最後の肩の小屋までの登りは真っ白な雪面を直登する感じですがまだこの時間はそこそこ雪が締まっていてアイゼンも良く効き登りやすいです。
多少急なので息は切れますがこのひと登りだけなのでちょっとの頑張りです。
少しだけ風が出てきましたがこの程度なら逆に気持ちいいぐらいです。
肩の小屋から上はあっという間。
トマの耳は帰りにゆっくり寄る事にして、まずは山頂を目指します。
豪快な雪庇はややサイズダウンした感はありますが、それでも冬のこの景色を見たかったので満足。
山頂は貸切だったのでのんびりと飲み物飲んだり軽食を摂ったりした後お昼寝タイム♪
後続の方のザクッ、ザクッっていう足音で目が覚めました。
山頂には一時間弱いて、お昼寝と景色を楽しみ歩いてきた道を引き返します。
朝ロープウェイ降りたところで一緒だった方達が少しずつ登ってきます。
トマノ耳でも360度の眺めを楽しみ肩の小屋に少しだけ立ち寄って下山開始。
ほんの2時間ぐらい前は締まっていた雪が解け始めてグズグズになっています。
トレースを辿るだけとは言え今登って来る方の方が疲れそう。
シリセードしようかと思いましたが続々と登って来る人がいるのでやめておきました。
すれ違う方皆、天気良くてサイコーですねって登りで息が上がりながらも嬉しそうです♪
下山はあっという間です。
途中眺めのいいピークでコーヒーを淹れて360度の景色は見納め。
天神平のロープウェイ乗り場でで一息ついて再び歩き始めます。
あまり近くまでは寄れませんでしたが途中の白鷲の滝が綺麗でした。
下山後は少し寄り道して宝川温泉へ。
学生の頃この辺りに遊びに来た時は良く立ち寄っていました。
温泉までの道に名物?ツキノワグマが何頭かいます。
広々した露天風呂がいくつかあります。
ここは泉質よりもロケーションでしょうかね。
温泉の中でお会いした方とお話したりしながら2時間ぐらい滞在しました。
長風呂の後は襲ってくる眠気に勝てず、車の中で何度か仮眠して日付が変わった後に帰宅。
まぁ、ボクは運転好きなんでなるべく片道500キロぐらいなら高速は使わないのですが、思いつきで道路を選んで寄り道しながら帰るのもまた面白いです。
出発してから24時間以上経過してしまいました。
あっ、顔ガッツリ雪焼けです。
途中で一応日焼け止めしたんだけど遅かった・・・・
まめぴょん













お疲れで~す。
静岡から24時間の山旅ですか。汗
お天気良くて良かったですね。
西黒尾根からやれば良かったのに!!笑
雪はもう、腐れ雪でしょうか。
これからあっという間に季節は移ろいでいくのでしょうね。
花が咲く季節ですね。
熊温泉行ってみたいな!
お疲れ様でした。
あ、特殊能力って?なんですか?笑
makasio さんこんにちは
結局24時間以内には帰ってこれずでした
西黒含め他のルートも考えたけど、この時期はあちこちクラックだらけで沢筋はどこも雪崩れてるのでちょっと近寄り難いですねぇ・・・。
お天気良かったし、あまり気合入れた感じの山行じゃなかったから残雪の山を存分に楽しめる眺めの良い天神尾根で正解でした
特殊能力は・・・。
混浴温泉に一人で入っていると必ず若い女性が来るという・・・・・・。
過去十数年限りなく100% に近い確率です。
狙ってる訳じゃないですよ
mamepyonさん、はじめまして!
私はスタートが9:45と遅かったので、息が上がっていた嬉しそうな登山者の一人だったと思います(笑)
私もダイナミックな雪庇を見たくて厳冬期を狙ってたんですが、なかなか晴天と休みのタイミングが合わず、この日になってしまいました(^^;)
でも、最高の展望でしたよね!
残雪期でここまで楽しめると思ってなかったので、なんか得した気分です♪
谷川岳が、一気に好きになりました!
Dragonland さんこんにちは
お天気良かったですねぇ〜
さすがにこの時期だと雪は減り始めてましたがほぼずっと先頭だったのでトレースの無い雪の上を自分だけの足跡を付けて気持ちよく歩けました
関東に住んでた学生の頃は良く遊びに行ってた地域ですが、今、僕の住んでるところからは遠いので冬季は特にタイミングが合わないとなかなか足を運びにくいです。
でもこれぐらいの天気だったら遠くてもまた行きたくなっちゃいます。
友達申請ありがとうございます(^^♪
すっかり雪の谷川岳に惚れてしまいました。
あの後は無事帰れたようですね!
こちらは温泉宿でしっぽりやってました(^^ゞ
ぺんた良いですね〜
こちらも何か持ち歩こうかな?
こちらこそ(^_^)/
宜しくお願いします。
今回はあまりに天気良くてのんびり歩きだったから一座だけでしたが、この辺りまではなかなか遠いので移動してどこかもう一座登って帰っても良かったかなぁと思ってます。
温泉宿に泊って翌日も登りに行けたのは羨ましいです。
ぺんたとは近所の100mにも満たない低山からヨーロッパやヒマラヤの高峰までかれこれ10年ぐらい一緒に歩いています。
今や大事なパートナーww
お守りみたいなものですかねぇ〜。
この子意外と強者ですよw
mamepyonさん、こんばんは。
しぞ〜かから谷川は遠いですよね、、、。
日帰り片道500kmのドライブとは、心底感服です。
私たちではお山で無事でも帰りの運転で肝を冷やしそう、、、。
寄る年波には勝てません。
あと、地理的にお天気を読むのがムズカシイです、、、。
そんなわけで、谷川の深く厚〜いお山の佇まいに心惹かれつつ、もう6年も再訪は叶わず、、、なので、mamepyonさんのレコでお裾分けいただき、感謝です。
おつかれさまでした。
ricalonさんこんにちは
この辺りには魅力的な山が結構あるのですが、やっぱり遠いですね
関東に住んでた学生の頃はよく行ってたのですが、今はなかなか気合入れないと大変
遠出して悪天候とか強風で断念とかってのも残念だから、お休みの日とお天気と相談になっちゃうところもありますしね。
冬は特にお天気読みにく所でもあるので何年もチャンスに恵まれませんでした。
今回は日本列島に高気圧がドン!っと居座ってる時に上手く休みが重なりました。
連休があまりない日帰り族の身としては片道500キロぐらいまでは運転頑張らないと好きなお山に行けません
運転好きなのでこの距離まではALL下道で頑張りますけど、だいたい毎回前日の仕事から48時間行動になるので山頂のお昼寝タイムがないとキツいです
ぺんた運転してくれないかな〜
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