奥多摩駅-石尾根ひたすら尾根道-雲取山(巻きの誘惑)


- GPS
- 10:05
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 2,446m
- 下り
- 2,238m
コースタイム
- 六ツ石山10:15 - 鷹ノ巣山11:45 - 日陰名栗峰12:15
- 高丸山12:40 - 七ツ石山13:25 - 奥多摩小屋14:00
- 雲取山14:50 - 七ツ石山16:00 - 七ツ石小屋16:15
- 堂所16:45 - 小袖乗越17:35 - 17:55鴨沢
天候 | 曇り→小雨→稜線は雪がちらつく(あられかも) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは18:38鴨沢からバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所無し (ブナ坂からの下巻きは当分使えなさそう) おおむね夏道 北側斜面や七ツ石〜雲取山には雪がそこそこ残っている。 |
写真
感想
GW1週間前の土日。
先週の大菩薩峠で大体雪が解けているのが分かったので
そろそろ石尾根縦走できるかないうことで計画。
リハビリの効果を確かめる意味で、1ひねり考えてみる。
石尾根は巻き道が快適だし、エスケープも豊富だから、
うまく使えば日帰りも問題ないけれど、全ピーク狙って
日帰りとかできるかな。。。
いい機会だし、やってみようということで
「雲取山まですべてのピークを通る。巻きは使わない」
「日帰りで明るいうちにどこかへ降りる」
というルールを決める。
ロングトレイルなので装備は厳選。
着替え、雨具、エマージェンシーグッズ、行動食を
デイバックにパッキング。水だけは多めに確保(2l)
半ばトレランみたいな格好で奥多摩駅へ。
現地の天気は「曇」
予報では晴れ間もありそうな感じ。
山日和ではないものの、花粉の問題はなさそうと気楽な
気分で開始。
今回は先が長いので石尾根以外のところは極力無駄を省く。
奥多摩駅近辺はすべて近道を選んで通り、程なく登山口へ。
序盤はゆるい登りが続く。
登りは一定ペースで、平坦は早歩きで距離を稼ぐ。
(リハビリが効いたみたい)
三ノ木戸 - 六ツ石山間の急斜面が序盤のつらいところ。
ここは普段の30%〜40%の力でゆっくり登り、一気に
登りきる。
程なく分岐点に到着。六ツ石山へ寄り道。
この辺から倒木が所々に。
折れた断面が真新しいので、今年の雪の影響みたい。
相当太い木なのに、ボッキリ折れるというのは恐ろしい。
その後も尾根道の随所で倒木があって悩まされる。
六ツ石山から鷹ノ巣山の間も快調に進むが、この辺り
から雨が降り出す
尾根道に入ると程なく現れる樹林帯の急斜面は、
木の根と浮石で足場が悪いので要注意。
(足の置き所が悪く、落石を起こしてしまった。。。)
そんなこんなで鷹ノ巣山には4時間ほどで到着。
本当はここで昼食だけれど、先のことを考えて、少し
休憩して行軍再開。
日陰名栗峰を通過した頃から雨が本降りに。
すでにこの時点で雪が混じっていたかも。
続く高丸山では、激しく巻きたい衝動に駆られる。
正直なところ、ただの防火帯ではないかという
感じの急斜面+足場の悪さ。
トラバース気味に登るものの、スタミナをごっそり
持っていかれる。
(雨で路面が締まっていたのが若干の救い)
七ツ石山には13:30くらいに到着
もうひとがんばりということで雲取山へ向かう。
天気が悪い、寒いにもかかわらず奥多摩小屋の
テン場は大盛況。
この天気なのに、ターブの下でシェラフに包まり
すでに横になっている人も
(氷点下なのに。。。まねできないなあ)
結構遅い時間なので、少し急ぎ目だけど、まき道は
使わずに進む。ペースダウンするもリハビリ第一弾と
同じくらいのラップで雲取山に到着。
今日は視界がほとんどなくてつまらないので、さらっと
様子を見て回って下山開始。
ブナ坂分岐では、下巻き道の桟道崩壊が頭をよぎる。
前回と同じミスはしたくないのでここでも尾根みちを
選択。(これで尾根みち貫徹)
七ツ石小屋はにぎやかだったけれど時間がおしている
ので素通り。
下巻きの崩壊具合が気になったので様子を見ていく。
これは当分使えないと思う。
(落石の危険もあるので近寄らないほうがよい)
その後は、一気に小袖まで降りるつもりでいたけれど、
登山道に陣取るシカと2回遭遇。
1回目は気づいたものの2回目ははちあわせでびっくり。
これがクマだと目も当てられないので、普通のペースで
用心しながら下っていく。
でも、その後は特に動物と出会うこともなく静かに進む。
ということで、リハビリ第1弾よりも20~30分遅い程度で
鴨沢に到着。
足の運び、防寒対策、動物への対処など、反省点の多い
山行でした。
コースは違いますが同じようなことやりました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-402794.html
7:45スタートで、この時間に戻って来られるとは。素晴らしいスピードですね。
私は三峰に抜けましたが15時間以上かかってしまいました。
kennoguさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
実は、kennoguさんの記録、3月の雲取山実行時に参考にしていました。
そして、将門馬場、水根山のピークの存在は知っていたのですが
今回は素通りしてしまいました(次回探してみます)
それにしても、2月に石尾根は凄いですね。
雪の中で同じことをやる自信は全くないです。
ちなみに高丸山では、私も「巻かないで、もう少し~」が頭の中で
リフレインしてました(笑)
どこかで会うかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。
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