高水山・岩茸石山、どちらも初めての道
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- GPS
- 04:32
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 735m
- 下り
- 723m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
予備靴ひも
ザックカバー
行動食
非常食
ライター
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
ツエルト
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
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感想
土日を避けて、天気のいい平日に山を歩く。
ここのところ、走り梅雨でもあるのだろうか、安定した好天が続かない。こんな様子の時に、土日に天気が良いと、ちょっとやきもきしてしまう。二九日(日)が良い天気で月曜日も良いらしいと聞いていた。いったん崩れて、朝には晴れるという予報。夕べ(二九日)の予報では六時には晴れている。
高水山に使ったことのない道で登り、岩茸石山に回って、使ったことのない道で下りてくる山歩きを計画。早くても高水山に着くのは七時過ぎ。予報通りなら晴れている。
朝起きて予報を確認すると、回復が少し遅れているようだ。晴れマークがつくのは八時で、七時までは曇りマーク。最悪でも、岩茸石山は晴れるだろう。
四時一五分に荷物を持って外に出ると、どんより曇っている。道路にも水が浮いて、どうやらさっきまで降っていた模様。
今日は地下足袋の予定。どうしようか考えたが、「夜のうちに雨が降る」という頭がなかったため、なんとなく、そのまま出かけてしまう。
道はぬかるみ、まもなく地下足袋の中まで浸透して、濡れた足での山歩きとなった。その上、今日のコースは高水山参道の尾根から、谷を挟んでひとつ西側の尾根。一般登山道の表記はない。もう少し濃い道かと思ったが、薄かった。尾根を外さないことと、時々現れる白ペンキが頼り。
さらに、くり返し現れる急登と、同じくくり返し現れる藪こぎ。濡れたのは足だけではなく、ズボンもシャツも、良く濡れた。
途中、時々感じる日差しに、天候良化を確信しつつ、修行のような道を登る。なんだか最近、こんな道が多い気がする。
不確かな尾根道は、高水山の山頂の北側を巻く道にぶつかる。道は、ありがたい。
山頂は七時一五分。ほぼ予定通りだが、青空はない。山頂でカップラーメンを食べ岩茸石山へ向かう。岩茸石山で、ゆっくり青空を待つと腹を決める。
岩茸石山到着は八時少し前。ここまでも、そしてここでも、雲は重く低いものの、時々風が吹いて青空が顔を出す。あれは良化の前触れと期待にしたが、期待を落胆に変えるための嫌がらせと思い至る。
三〇分待ったが、良化の気配なし。来た時は見えた高水山さえ、今は雲の中。人も来ない。朝早かったので、眠くなった。寝て待つことにした。
・・・何やら人の気配。目を開けてみると、一面ガスの中。誰か登ってきた。時間は八時五〇分。立て続けに三人の登山者がやって来る。潮時と、下山を決める。
名坂峠まで下ると、成木への下山路は通行禁止の標示。三つある橋のうち、真ん中の橋が崩れたという。本当に越えられないのかどうか、これだけでは判断できない。ダメなら引き返すつもりで、下ることにする。
今日はガスの中だが、沢沿いの良い道のよう。途中、ずっと以前にわさび田として使っていた名残がある。成木の人たちにとって、大事な川なんだろう。
通行禁止の現場は、林道まであと二七〇メートルという場所。橋はある。橋の崩落ではなく、「橋の下」の崩落。柵をつかみながら用心して渡った。なんの違和感もなかった。上流側に渡れそうなところが見受けられたが、すぐ下が滝になって落ちている。
岩茸石山山頂を出て、一時間ちょっとで車を置いたところに戻った。車で家に帰る途中、ようやく晴れてきた。
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