栂村山 再チャレンジ

2022年05月28日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.3km
• 登り: 1,092m
• 下り: 1,112m

コースタイム

駐車地点4：30　-　9：00　栂村山すぐ手前（折り返し地点）9：30　-　12：45　駐車地

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

地蔵峠は南北双方で通行止めになっており、登山口は大鹿村から入る以外に道はない。車は　中央構造線　安康露頭の入口に止められる。　トイレもあるが閉鎖されていた。

コース状況／危険箇所等

取り付き部分は林道より入るが、　特に最初の方は崩落が激しく　要注意。　2，000m付近までは急な部分はあるが注意していればそれほど問題ないが　それより上部は一部展望の比較的良いところもあるが倒木の激しいところが多く、難渋する。林道と獣道以外　全く登山道はないし　樹林帯が多く　見通しもきかないうえ、　地形が比較的複雑なのでルーファイは要注意。

写真

安康露頭のパーキングより4：30出発。

この辺りは大河原国有林というらしい。

激しく林道が崩落している。ここは軽く高巻いた。

標高1，200m地点の林道から尾根に取り付く。

ここは多分唯一電話が通じる。（帰りにここから　ラインで家に下山の通知をした。）

今年　お初のギンリョウソウ

苔むしていい雰囲気

高木に陽が射してきて　緑がまぶしい。　半袖できたら　少々寒い。

ミヤマザクラが咲いていた。

見たことのない植物があった。　帰って調べたら絶滅危惧種のサカネランの蕾らしい。

イワセントウソウが林床にいっぱい。踏みつけずに歩けない。

1，400mを超えると急峻になる。左方向を見るとこんな感じ。

前回の折り返し地点に近づく苔むしたとカレンフェルトも少し現れる。

倒木帯も・・・

前回ヘロヘロでたどり着いて休憩した少し開けたカレンフェルト

そこからの景色はこんなもの

シロバナヘビイチゴや

スミレが沢山・・・・

更に少し歩いてほぼ2,000地点の先回の休憩・折り返し地点。

上に上がると一番激しい倒木帯

雰囲気が良くなってきた

前方に奥茶臼山が見えてきた。

すっきり見えた。

少し栂村山方面へ進み　引き返して一番景色の良いところで昼食。　左が前茶臼、右が奥茶臼。

少し早い昼食はレモネード、　レーズンブレッド、アジの干物、　ピーナッツ、　デザートにリンゴ。炭水化物とタンパク質でバッチリ。

下りは　見通しが少し利くので少し歩きやすい。

木々に陽が射して緑がフツクシイ。

ウツギが満開でキレイ。

林道に降りて帰還。　林道はこんな具合のところが多い。

感想

ijikemusi

およそ半年ぶりの登山でそのレコになります。　最近はやり？の脊柱管狭窄症を患い、　年初から薬で痛みを抑えてきました。　比較的、　良くなってきた感じなので　そろそろ・・・と思い　重い腰を上げました。
2019年の9月に途中で引き返した栂村山へのルートを再トライしました。特に景色に優れるわけでもないですが、すでに栂村山には北からのルートで2回ほど？上がっており、南側からも上がってみたかったので・・・。
先回は2，000m付近まで4.5時間かけて行き、　調子が悪く、　天気もすぐれなかったので　そこで引き返したのですが　今回は2，150m付近までで4.5時間ぐらいと　予定より30〜40分ぐらい遅れはしたが、　比較的順調に歩けた。　それにしても　2，000m以上は　激しい倒木帯が多く難渋しました。　脊柱管狭窄症で右足が少々しびれているうえ、久々の倒木帯を歩き　脚が筋肉痛になりました。もう少し元気ならば　前茶臼山位まで行きたかったですが、　栂村山への到着時間を8：30の目標にし前茶臼山も行く予定にしていたのですが、9：00迄に着かなかったそこで引き返すと決めていたので　（栂村山は今回の到達最終地点より　標高が下がるので、あと200mぐらいで引き返し）展望の良いところで昼食とし　下山しました。
登山口で、　湘南から松川へ自然を求めて移住をしたという親子連れのアングラーにであった以外　全く静かな山歩きを楽しめましたし、　まだ少しは歩けると確認できたので、　うれしくなりました。
尚、　ログは手書きしてます。実際には急斜面はかなりジグをきっており、倒木帯は　倒木の少ないところを探しながら歩いていますので、実際の歩行距離は記載よりもかなり長くなっていると思います。