憧れのクラシックルート1(庚申山、鋸山、皇海山)


- GPS
- 13:58
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,234m
- 下り
- 2,227m
コースタイム
- 山行
- 12:23
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 13:58
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
庚申山荘〜庚申山 いきなり最初の滝のところルートを間違えそうになりましたが滝の奥をまわって上がります。はしごや岩場のトラバース箇所は注意する必要があります。 薬師岳〜鋸山 薬師岳先あたりから鎖、ロープ、はしごが出てきます。特に白山の先の崖地の下りが核心でそこそこの距離で足がかりが少ないので慎重に下る必要があります。その先も鎖、ロープ、はしごのアップダウンが続きます。 鋸山〜不動沢のコル 鋸山からの下りも急でロープの箇所があり注意が必要です。皇海山への行き帰りに必ず通るのでザレ場箇所では落石に注意です。 六林班峠〜庚申山荘 長いトラバース道で途中の谷間で何か所も渡渉箇所があります。谷間の前後ではアップダウンがあり、登山道谷川が切れ落ちている箇所が多く注意が必要です。1か所登山道が崩壊してロープが渡してある箇所がありましたが濡れていると滑るのでかなり危険でした。要注意箇所です。あと私は1か所ルートミスをして違う方向へ行きかけました。目印を確認しながら進んだほうがよいと思います。要所ではGPSで現在位置の確認がベターです。 上記のような危険箇所もありますが、それにも増して行程時間が長くなるので銀山平から日帰りの場合かなり体力が必要となります。途中鋸山の到着時刻で時間判断して皇海山往復するしないを決めたほうがよいと思います。鋸山の前後はヘルメット推奨です。 登山届は電子申請 |
写真
感想
5月28日土曜日は、クラッシックルートで皇海山に行ってきました。
週末は赤城山でキャンプと山の予定でしたが、急遽日曜日法事の予定が入り泣く泣くキャンセルしました。でも土曜日1日お天気がよさそうなので前々から計画していた皇海山行きを決行しました。計画段階から下山予定時刻が18時半となってしまいましたが、日の長いこの時期なら何とかなるだろうという算段です。
庚申山までは前にも歩いたことがあるルートでしたが、今回は逆側からお天気の中歩けてきれいなコウシンコザクラも見ることができました。庚申山先の展望地からは男体山ファミリーを始め山々がよく見えました。その後はだいたい樹林帯歩きで薬師岳、ようやく展望のよい白山で一休みして今回久々の赤ヘル装着でこの先に備えます。その先すぐの崖地を鎖を頼りに恐々下りました。そのあと何度も梯子、ロープ、鎖のアップダウンを経て鋸山の山頂に到着しました。
ここからの眺めもとても素晴らしく間近に皇海山が見えます。ここから一旦劇下りでその後終盤の上りは結構足に来ていて、休み休みで何とかお昼前に皇海山山頂(渡良瀬川源流)に到着することができました。山頂からの展望はありませんでしたが、ここでお昼ご飯にお蕎麦を頂きながらちょうどきれいに咲いているサクラのお花見もできました。
皇海山山頂からの下りはあっという間で、コルからは険峻な鋸山の眺めが見られました。再び鋸山へ、はあはあ言いながら上り返してきれいに見える山々を見ながら一休みしました。ここからは行きとは別ルートで六林班峠への稜線歩き、結構背丈の高い笹の間のルートが続きます。コースは笹も刈られていてわかりやすかったです。ちょっとだけ上り返した女山の先が六林班峠でここで一休みしてその先の長いルートに備えます。
ここからは庚申山荘に向けて長いトラバース道歩き、何度も沢の渡渉があり前後の谷間への下りは片側切れ落ちで注意して歩きました。1か所登山道が崩壊したトラバース箇所がありロープにつかまり滑らないように注意して通過しましたがかなり緊張しました。その後はしばらく平和なコースで新緑の中、シロヤシオもきれいに咲いているのを見られました。
だいぶ進んできたところで小さな涸れ沢?を渡るところ道が続いているように見えたのでそのまま直進したらルートを外れてしまったようで少し下っておかしいとGPSで現在地確認しました。後続の人も下ってきたのでその人と話をするとコースを外れているということで本来のルートへちょっと藪漕ぎで戻りました。後から来た方には申し訳ないことをしてしまいました。^^;
その後は順調に歩いてそれほど時間もかからず庚申山荘まで戻って来ることができました。予定時刻より遅れていたのもあり、ここからまだまだあるのでそのまま下って行きました。ここからはほぼ下りで足はちょっと痛かったですが順調に一の鳥居まで下って、ここで一休みしながら足の負担軽減のためストックを出してそのあとの林道も長かったですが無事銀山平の駐車場まで戻って来られました。時間は、計画よりもちょっとだけ遅くなりましたが暗くなる前にゴールできました。
日帰りでこんなに長い時間歩いたことがあったかなと思うぐらい久々に疲れた山行でしたが、とてもよいお天気で1日気持ちよく歩いてこられました。もう皇海山に行くことは無いだろうと思いながらも、松木沢から行ってみたいなあなどと考えてたりしてちょっと自分でもわかりません。^^; まあ終わってみればいい思い出です。次はどこのクラッシックルートに行こうかな。😀
たいへんお疲れさまでした。自分も今年中に行きたいな!と思ってます。
こんなによいお天気でchiiさんも来ているかなと探しながら歩いてました。(笑) 鋸山、きっとchiiさん好みのルートだと思います。
クラシックルートでの皇海山お疲れさまでした。
私も連続でこの山域を歩いて皇海山を眺めていましたから
とても興味深く拝見させて頂きました。
片品方面からは登れなくなったので
日帰りでは難易度の高い山になってしまいましたね!
私も松木沢からのアプローチが気になります🤔
中倉山、沢入山経由も興味がありますが
先日、オロ山まで歩いてそこから皇海山は考えられませんね。
やはりクラシックルートか松木沢からでしょうか…
天気と休みのタイミングがあれば登ってみたいと思います。
皇海山は割と見つけやすいお山ですよね。今まで見るだけでしたがようやく登って来ることができました。群馬県側から登れなくなって難コースになりましたが、古くから歩かれたルートを歩くのはわくわくします。
松木沢からだと途中でテント泊して2日の行程かなと思います。行きたいなあと憧れてますがひとりではちょっと躊躇してしまいます。数年前、私も中倉山、オロ山経由で庚申山までのコースを歩きました。今回の山行で赤線では繋がりました。大変ですが歩きごたえタップリのクラッシックルートチャレンジしてみてください。
長いコースを無事に歩かれて、達成感は如何でしょうか。
群馬側の栗原川根利林道(ダート20km)が通行不能になってから深田久弥の百名山の中で俄然難易度が上がった皇海山ですね。
クラッシックルートからの皇海山は足尾の奥座敷として本来の名山としての威厳復活と思われます。
大昔、私もこのルートを歩いているのですが六林班峠にてテント泊した記憶くらいしかありません。25kg以上背負っての強化登山だったかな。日帰りは想定外でした。
このコース日帰りでほぼ計画通りとは、流石です。
この時期の花
これぞ足尾の名山歩き
お褒めいただきありがとうございます。
修験者の修行として歩かれた古道だけあって険しい道のりでした。それでも登山道として整備されて昔に比べれば歩きやすいんでしょうね。日帰り百名山最難関が奇しくも群馬県には集まってますね。まずは皇海山歩ききれてほっとしています。庚申山はこの6月がここ特有のお花達が咲いているらしいですね。でもそのお花をきれいに撮ろうと頑張りすぎて滑落事故とか起きているので怖いですね。それでもコウシンソウ見たいなあと私も思います。
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