大沢山


- GPS
- 01:26
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 576m
- 下り
- 566m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この大沢山を正規の登山道で登頂を目指すと、いくつかルートはあるものの、どれもそれなりの距離になってしまう感じです。それ以外の最短と思われるルートでも、清八峠登山口から入り、途中から右に上がって大沢山分岐に出て、女坂峠を経由して登るルートとなり、多少回り込む感じのコース設計です。 自称最短ルートハンターの自分としては何か気の進まないコースだったため、どうにかならないかと思いながら、以前一度現場の下見をしたことがありました。 その上で決めたのが今回のコース。 スタート直後、橋を渡った先から左の登山口を目指すのではなく、いきなりそのまま直進して目の前の林に突っ込んで行く、という何とも無謀に思える序盤ですが、そこを耐えて200mほど登ると、国道20号付近からダイレクトに登って来る登山道にぶつかり、そのまま上り詰めれば大沢山山頂という、これぞ最短距離コース! ということで、机上の空論で設計段階では割と気楽に考えていましたが、やはり現場はそんなに甘いものではありませんでした。登り始めこそ傾斜緩いものの、すぐに”いつもの”壁のような急斜面に変わり、しかもここの斜面は地盤が緩く滑りやすい。掴まれる木がそこそこあったのでまだ良かったのですが、木の無いところはそれこそ斜面に張り付くような体勢でよじ登りました。 そんな斜面と格闘すること30分弱で、ようやく登山道にぶつかりました。そこからはピンクリボンもあり、割とちゃんとした登山道で尾根を300mほど登っていきますので、そこまでの苦労とは比べものにならないぐらい普通に登れましたが、でも傾斜は一部を除けばそこそこキツイです。 登山道に取り付いてすぐに一旦平坦エリアに出て、上の方で再度傾斜が緩むエリアがあります。その先で最後の急坂!と思って登った先に案内板が立っていて、そこには大沢山約5分と書かれています。 登頂!と思ったのに後5分かよ〜、と思いつつ進むと・・・ 何とあっという間、それこそ歩いて30秒程度で山頂到着するという、意外な展開が待ち受けています。 急斜面ハードだったので、下りは回り道ルートで帰ろうかとも思ったのですが、山頂着いたら木々の葉っぱに雨が当たっている感じでしたので、ゆっくり回り道している間にザーッと来たら嫌なので、急ぎ気味で元来たルートで下山しました。 登山道から別れての急斜面、登りもきつかったですが、下りは下りで結構大変でした。上にも書きましたが、地盤が緩めで表面の土が雪崩のようにズルズル滑ります。滑落するような危険はありませんが、滑り出すと下手するとそのままズルズルと少し流されることもしばしば。土に石も混じってますので、滑ると簡単に落石も起きます。ヤマレコの地図を見ても、さすがにここを通った先人も皆無。まさに前人未到のルートでしたので、多分真似する人はいないと思いますが、もしこのルートで行かれる方がいましたら、複数人数で行く場合は特に落石にご注意ください。下の人が危険に晒されます。 |
写真
感想
昨日バタトラに出場し、4卍度とは言え割とガチで走った疲れも多少あるし、家でやることもあったので、今週もひと山だけです。
甲斐百山はこれで74座制覇となりました。
先週今週でようやく、早く済ませたかったお坊山・大沢山の笹子シリーズも無事登頂できました!
これで甲斐百山の地図を眺めると、右下方面は塗りつぶせました。
残りは26座で、秩父方面と、富士山の左から南アルプス方面にかけて、固まって残ってます。つまりはハードな山が多いです。
6月に入り、周りを見渡しても、高山地帯の雪もかなり少なくなってきました。
最後の山梨百名山シリーズ、小太郎山・北岳・間ノ岳へのチャレンジもそろそろ日程を考えたいなと思います。
この3座で山梨百名山”一応”全制覇となります。
なぜ”一応”なのかと言いますと、過去に登頂済みになっているものの、その時に標柱写真を撮っていない山が2つ残っていまして、それらを写真に納めるために再登頂してこそ、自分の中では納得の全制覇となるんです。
その標柱撮り損ねの2座というのが、鳳凰三山と甲斐駒という、これまた一筋縄では行かない名峰なんですね。
しかも今回は、ただ登頂して標柱写真を撮るだけでは終わらない計画になっています。
過去にこれらの山に登ったのは、もう社会人になっている息子達が中学生の頃でしたので、かれこれ10年ぐらい前になります。その頃はまだ今のような登山スタイルとは無縁でしたので、目的の山に登頂してすぐに下山してましたが、改めて今回コース設計したところ、これらの目的の山頂の周辺に、ついでに登らねば!案件がいくつかあることが分かりました。なので今回はどちらの山もそれなりにハードワークとなる見込みです。
そのためにも、そして富士登山競走のためにも、もうちょっと体重落として楽に登れる体に仕上げていかないといけませんね。
とは言え週末登山は来週以降ももちろん継続しますよ〜。
さて次回はどこの山に登ろうか?
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