黒岳
- GPS
- 07:05
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,032m
- 下り
- 1,020m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:03
連日全然眠れず、疲労が強かった。
そして木曜の夜はもしかすると一睡もしなかったのではないかと思うほど眠れなかった。
でもいつものように登り始めたらテンションが上がると思っていた。
しかもきっと涼しい層雲峡での車中泊なら爆睡できるはず、とも思っていた。
一晩でも爆睡できれば調子よく登れると思っていた。
でもこの日は違った。
層雲峡での車中泊は思った通り爆睡できたけど、体が鉛のように重くて全然軽快に登ることが出来なかった。
そして精神的にも色々ダメージを受けていた私。
山を登っているのに、何をしているのか自分でよくわからない状態になっていた。
だから黒岳に登った後もどうしようか考え続けて決めることが出来ず、天気が余りよくなかったこともプラスになって結果的に大雪山をただ彷徨っただけのような状態になった。
全くテンションが上がらなかった。
元々は天気が良ければ、「黒岳から北鎮岳と比布岳」か「黒岳から北海岳と白雲岳」という登山コースを考えていたのに、雪渓と増水の情報でも心折れたけど、黒岳に登った時に見えたお鉢方向の悪天候を見てもテンションが下がった。
でも今思うともし天気が良かったとしてもこの日の私にこの工程は無理だったかもしれない。
そんな私に行かせないために、大雪山はガスに包まれたのかな・・・と思ったりもする。
これからしばらくは私の体調不良が続きそうだ。
原因が分かっているのでなんとか不調を癒すべく、しばらくは山登りは辞めた方が良いかもしれないと思った。
天候 | 晴れ→曇り→強風→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ペアリフトを降りた先に登山ポストあり。 危険個所は無し、というか行かなかった。 |
その他周辺情報 | 層雲峡にはたくさんの施設がある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
笛
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
黒岳だけが天くらA、それ以外の大雪山は全部Cだった。
でも全部晴れマークがついていた。
という事は晴れているけど強風。
何度か体験したことがある。
晴れているなら行けるじゃんと何度も行って、風の強さに何度も撃沈した。
だからとりあえず黒岳まで登って様子見しようと思った。
黒岳は晴れ、でもお鉢の方向は凄いガスとジェット機のような轟音。
あれっ?
なんでガス?
それ以前に雪渓と増水の情報でも若干心が折れている。
体調不良も重なり全然前に進みたくない気持ちになってしまった。
でもロープウェイ代を払っているんだからw
とりあえず晴れていた桂月岳に行ってみたら、もう桂月岳もガスに包まれてしまった。
全然やる気が出ない。
石室に戻っておにぎりを食べながらぼんやり、旭川に親戚が居るから、このまま下山して親戚の顔を見て帰ろうかと思っていたら、登りで何度か会話をした女性がやってきて声を掛けてきた。
北鎮方向に奇麗なお花畑がありましたよ。
そっか、山頂に行かなければ歩く意味がないと思っていたけど、お花畑を見て戻ってくるのもいいかもね。
まだ9時台だし、流石に帰るには早すぎる。
で、北鎮方向に行き花畑を見ていたら遠くに川が見えた。
あの川は北海方向にある、増水情報のあった川だ。
見えちゃったら行きたくなっちゃう私。
じゃあ増水した川を見て戻ってきて帰ろう。
そう思って石室方向に戻り、北海岳方向に足を進めた。
ところが増水した川は意外とあっさり渡れてしまい、天気もそんなに崩れていず、じゃあ北海岳くらいは行ってみようか、という気持ちになった。
足を進めていくと北海岳の山頂標識が肉眼で見えるほどの場所までやってきた。
あと一息、と思ったのに・・・急に雨が降り出し、結構雨脚が強くなってきた。
最初に心配したのがさっき渡ってきた増水した川の更なる増水。
あれ以上増水されたらちょっと怖いなぁ。
という事で北海岳目前にして撤退を決意。
でも結構川からたくさん歩いてきてしまっている。
なんとか雨やんでくれないか願いながら足を進めるも雨はやまず。
っていうか・・・天くらCだったけど雨が降るとは書かれていなかったからね〜。
やっと更に増水している川にたどり着き、若干足を川に浸しながら渡って石室に戻ってきた。
何やってんだ、私。
一ミリも楽しいと思う事が出来ず、ただただ大雪山を彷徨った印象。
美瑛岳とかガスガスでもそれでも楽しいと思えるのに、今日の私は鉛のように心が重い。
体調だけじゃなく、気持ちの問題も山に影響するんだなぁ。
よく同じ山なのに日によって凄く軽く登れたり、重い足取りで登ったりするのは体調と心調の両方が影響しているんだ。
本当に信じられない程登れなかった。
これから私は体調と心調を元にもどすべく努力をしなければならない。
しばらくは大きな登山は出来ないかもしれないなぁ。
体調と心調の回復方法をこの先考えて行かなければならないなぁ。
余談だけど、この日家に帰って飲んだお酒が更に体調不良を憎悪させ、顔も手足もパンパンに浮腫み、回復するまでに5日間くらいかかってしまった。
自分への戒めの意味も含めて、記録に残しておこうと思った。
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