一切経山【鎌沼〜浄土平】
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- GPS
- 03:49
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 375m
- 下り
- 374m
コースタイム
天候 | 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
福島駅⇄浄土平間はレンタカー。片道50分くらい 磐梯吾妻スカイラインは有料道路ではありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されています。鎌沼から浄土平に戻る道はぬかるみ多し |
その他周辺情報 | 浄土平手前の高湯温泉、日帰り入浴できる施設がいくつか♨️ |
写真
感想
思いの外早く梅雨が明けて、暑い毎日。
暑さにとりわけ弱い同行人、しばらくお山はお休み‥のつもりだったのだけど。
土日続けて家でまったり過ごせば募るは焦燥感。遠征予定の夏休みまでに脚力落ちちゃうよ!
日帰り可能な範囲でどこまで行けば快適な山行ができるかな?白羽の矢が立ったのは福島・一切経山でした。
急遽やまびこに乗り込み、福島駅から駅レンタカーで一路浄土平へ。バスだと一時間半かかるところが、車なら50分強で着けます。
日曜日、10時を回った時点で浄土平ビジターセンターの駐車場は4分の3ほど埋まっていました。
長袖のウェアに着替え、軽く腹ごなしをしていざ出発。
湿原に巡らされた木道はとても快適に歩けます。登山靴でなくても問題ないくらい。木道が途切れた辺りで大小の石が転がる「らしい」道の始まり。
駐車場から木道の辺りまでは少しガスっていましたが、いつのまにか青空が広がっています。直射日光を受けて、暑い。
景色は抜群だけど、こんなはずでは‥と思っていたら、谷を流れる川面を通り吹き抜ける風がからだの熱を冷ましてくれました。気持ちいい!
右手前方から、ぼこぼこした音が聞こえてきます。「なんの音やろな」目をやるともくもく立ち昇る煙。大穴火口から噴煙を発する音でした。
活火山に登ってるんだな〜とどきどきします。
(現在、警戒レベルは最も低いレベル1ですが、都度確認推奨です)
酸ヶ平避難小屋を過ぎ、転がる岩が大きくなってきたところで綺麗な湧水?に出会します。
ここで同行人おもむろに顔を洗う。その横であめんぼが数匹泳いでいたけど、お構いなし。
左手には後ほど向かう鎌沼と池塘が見えます。この展望、気持ち良い風、足元にはさまざまなお花‥早くも今回の山行は大正解!と思えてきます。
同行人が「誰のおかげや」としきりに聞いてくるのが少々鬱陶しいけど笑
植生が途切れた辺りで頂が見えてきました。ここまで緩やかな登り、さしたる急登はありません。
山頂、まず目に入るは「空気大感謝塔」‥??たしかに空気がないと生きていけないから‥あたりまえにあるものと思わず、感謝すべきなのかもしれませんね。今日は同行人といい空気といい、感謝を求められる日だな。
それにしても一切経山、ちょっと不思議な名前です。Wikipediaによると「安倍貞任が仏教経典の一切経を埋めたという伝説による」そう。
埋めたのは空海という説もあるけど、今は安倍貞任だと信じたい。
荒涼とした広い山頂を進むと、眼下に青い青い「魔女の瞳」が現れます。
青というより碧?世にあるあらゆる青を落とし込んだような色。吸い込まれそうです。正式名称・五色沼というだけあって、日の光の加減で表情が変化します。飽かず眺めていられる。
ここでお昼にして、来た道をピストンして下山。
酸ヶ平分岐を右折して鎌沼に向かいます。
雲が立ち込めてきましたが、気持ちの良い木道と鮮やかな緑の間に見え隠れする池塘の眺めでご機嫌です。
木道が終わる辺りでぽつぽつ雨粒がからだを打つように。なぜかレインウェアを忘れてしまったので、同行人のゴアテックスを借りることに。
ぬかるんでこそいますが危険箇所はないので、同行人はモンベル傘を差して駐車場を目指します。
レストハウスでソフトクリームを買ったところで「16時に車返却やで!」と急かされる。くねくね道を行く中やむなく車中でソフトクリームを食べたらたちまち車酔い。
無事時間前に返却し、気持ち悪さも治ったところでやまびこで帰路に就きました。
「車酔い以外は万事順調だったね」と話しながら東京駅に到着。しかし最後の最後でしくじりが。
あろうことか、新幹線改札を出るところで乗車券を取り忘れてしまったのです。
駅員さんに事情を話し、事実確認(当該時間帯に取り忘れ券があったかどうか?等)が行なわれたうえで見慣れない代替券を発券していただく。
これでなんとかJR改札を出ることができたのでした。
✴︎教訓✴︎
・走行中はものを食べない
・家に着くまで気を抜かない
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