記録ID: 448108
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無雪期ピークハント/縦走
祖母・傾
宮崎県 親父山から障子岳往復後黒岳・三尖へ
2014年05月02日(金) [日帰り]
大分県
宮崎県
kariogaryu
その他2人
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 622m
- 下り
- 635m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
宮崎県 親父山から障子岳を往復後、黒岳・三尖へ 日時:2014年5月2日(金) 天気:快晴 コース:四季見橋登山口〜親父山(1644)(〜障子岳(1790)往復)〜黒岳(1578)〜 三尖(みつとぎり,1474)〜四季見橋登山口 メンバー:3名 四季見橋登山口への道が分からず、右往左往する。やっとたどり着いたかと思うと駐車 スペース(5〜6台位)が狭く、なかなか車を駐める事が出来ない。隣の車の配慮でど うにか駐める事が出来るようになったが、結局あわせて1時間近いタイムロス。そのため 出発出来したのは一番最後の8時45分だった。 (注)国道325号竜泉寺から四季見原キャンプ場へ至る舗装された林道(道元越林道)の 中間点あたりに、九州自然歩道の案内版とその向かいの狭い舗装路の入口に親父山登山口 標識有り。ここで広い舗装路と別れて北に向かう狭い舗装路(車道)に入る。 道幅は狭くやっと1台の車が入れる位。おまけに急な上りで果たして車で行けるのか不 安を覚えるが、そのうち傾斜も緩くなり川に沿って上り始める。すると入口から10分位? で四季見原キャンプ場からやって来ている広い舗装路と出くわす(この舗装路は赤川浦岳 の登山口である黒原越まで続いているようだ)。この三差路が親父山の登山口で左手には橋(四季見橋)がかかり、その右手が駐車場となっているが駐車スペースは狭く5〜6台と言 ったところか(道路脇にも駐車可能地もあるが、工事車両が通行するので邪魔しない事)。 また登山口から未舗装の古い林道を2分位歩いた所にも2台位駐められるスペースがあ り、ここまでは車でも入れる(下見をすること)。 (概要) 登山口から15分ばかり車では通行不能の林道を歩く。林道が終わるといきなり渡渉が始 まる。川幅は余り広くないので簡単に渡れる。時には沢から離れたりすることもあるが、 あわせて4回ほど渡渉を繰り返す(最後は苔つき岩がゴロゴロする沢を渡る)と沢から離 れ、根っこの多い急斜が始まった。15分近く登ると尾根の末端に達し、以後は尾根伝いに 登った。 やがてスズタケや原生林の中を歩いていると目の前にピークが迫ってくる。親父山手前 のピークで直登を避け、スズタケの斜面を巻くように登っているが、このピークから親父 山までは26分もかかった(黒岳への分岐は山頂直下)。親父山からの展望は主に東側の大 崩山塊。傾山から大崩山へと続く山並みがパンラマのように広がる。 さらなる展望を求めて障子岳へと向かう。親父山から見る障子岳はかなり遠くに見える が、歩いてみると思ったほどでもない。往復で約1時間である。最初の下りが少し急なだ けで、それも数分、後は走れそうななだらかな尾根道が続く。ブナ以外にもバイケイソウ が多く、まさにセラピーロードと言った感じで障子岳からの展望は360度で遮るものは何 もなく気分は爽快そのもの。 本当を言えば出発が遅くなったので、この往復は取りやめるつもりだった。ところが親 父山で出会った登山者から「広島から来たのなら絶対行くべき」と強く薦められたのであ えて出かけてみたが、まさにその言葉通りだった。 親父山に引き返し、今度は黒岳と三尖(みつとぎり)に向けて縦走。背丈の高いスズタ ケが所々で密生していたが、刈り払われてたので何とか歩けた。誠に有り難い事である 黒岳手前の最低鞍部を過ぎると巨岩が現れ、岩の付け根を下ったり上ったりする。する と岩場に出くわし、5〜6mのロープ使って登る。登りきって稜線に出るとじき山頂の狭 い岩のピークに達する。さらに登ると北谷登山口分岐で北谷へは右(北)に折れて急な斜 面を下る。黒岳へはさらに稜線を登るが、分岐を過ぎると続いて5〜6mのロープが現れ る(ロープがなくても登れる)。ここを登りきると展望良好の小ピークに達し、さらに3分 ほど登ると黒岳である(親父山より40分足らず)。山頂は狭く残念ながら展望はきかない ので手前の小ピークで楽しんでおくと良い。 黒岳から三尖までも小ピークがいくつか続くがいずれも下りが急で所によってはヤセて いたり、ロープが現れたりするので注意が必要。とくに黒岳を越えてガレ状の大きな岸壁 の山を下るときは気をつけよう。ここを下降して振り返って見るとあらためて山の巨大さ に驚かされる。その後明るく緩やかな山並みが続き黒岳から約1時間で三尖の山頂に。山 頂と言っても、縦走路の途中と言った感じで黒岳同様、展望はまったくきかない。 またこの間はシャクナゲやアケボノツツジが多く、とくにアケボノツツジはあちこち で咲き誇り、登山道脇だけではなく眼下に見下ろす北面の支尾根の斜面に山桜と見間違え るほどたくさん咲いていたのは圧巻だった。 三尖の山頂からいきなり急な下りが始まり、小ピークを2つ越えたところで再び急な下 りが始まる。こちらは下草のない林の中の滑りやすい急斜状の尾根をジグザグに下る。 15分ばかり下ると傾斜も緩くなり、右手(西)は桧の人工林となり、その際(きわ)を下 る。そのうち人工林と分かれ左手のスズタケの中をどんどん下る。 すると舗装された新しい林道に出て左に折れてわずかばかり歩くと出発点の四季見橋登山 口に戻る。したがって四季見橋登山口から三尖へ登るには橋から舗装路を西に向かってわ ずかばかり(10m位)歩いた地点から取っ付く。 (参考タイム) 四季見橋登山口 (0.14) 荒廃した林道終点 (1.17) 親父山 (0.37) 黒岳 8:45発 (1.0) 三尖 (0.49) 四季見橋登山口 15:15着 ただし親父山より障子岳までは往路、復路とも約30分。したがって反時計回りに一周 すると約4時間 さらに障子岳への往復を加えると 約5時間となる。 |
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