念願の三津河落山から深山を展望!大台ヶ原
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- GPS
- 05:14
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 510m
- 下り
- 523m
コースタイム
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 5:28
天候 | 晴れ、弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◇川上辻〜名古屋岳、三津河落山、大和岳〜日出ヶ岳 大部分で笹原に一筋の踏み跡があり、所々にテープもありました。 ヒザぐらいの笹が路面を隠してる所が多くあり、岩と根っ子に注意が必要です。 植生保護のため立入禁止の案内がありますが、以下の方のレポを参考に最大限注意を払い、踏み跡以外を歩かないように立ち入らせてもらいました。 https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=111509 ◇〜駐車場経由、駐車地 観光道です。 |
写真
吉野川、宮川、北山川の分水嶺、ここに来てみたかったんです。
この一帯は、どの岩も木がしっかりと抱き込まれてる。
倒木が多いけど、こうした木だけが残ってきたのかな?
大台ヶ原に車で行けるのも、この方のおかげかな?
https://www.pref.nara.jp/miryoku/ikasu-nara/bunkashigen/main03801.html
感想
前々から行ってみたかった三津河落山。
今回、あかさたなさんからお誘いを受け、ようやく行くことが出来ました。
この山名は、この山を起点に吉野川から紀の川を経由して紀伊水道へ、大杉谷から宮川経由して伊勢湾へ、北山川から熊野灘へ流れ落ちるの三つの川、紀伊半島の分水嶺から由来するらしい。
北アルプスの三俣蓮華岳(富山、長野、岐阜の3県境)もそうだけど、3つの分岐と聞いたらどうしても行ってみたくなる癖のようだ。
昨年12月に歩いた大杉谷千尋滝、落差85mの滝を見上げ、この上流にこれだけの水量の深山があるのか!と驚いたけど、その源流の三津河落山から念願の深山と大杉谷を見下ろして十分納得。
この山域に興味を持ったのは、前々から不思議に思っていた、なぜ大峯の修行者が大台ヶ原に立ち入らなかったのか?を詳しく解説した本(大台ヶ原 知られざる謎 大川吉崇著)を読んでから。
これまで2回読んだけど、残念ながら文章にできるほど読み解けてない。
この一帯、昔は魔の山と呼ばれ未開の地だったけど、明治32年古川嵩がニホンオオカミの夫婦に導かれ、他の狼からの襲撃に守られながら共同生活、大台教会(神習教)を開設、山林王土倉庄三郎氏の土倉道、45tの神武像を尾鷲道から運び上げたり、北海道の名づけ親にして三重の英雄松浦武四郎が3回探索したりと、物語はいっぱい。
今回、大台教会には行けなかったけど、三津河落山と日出ヶ岳から大峯と台高の稜線を見渡せたので、もう一度読んでみよう。
◇奈良再発見、大台ケ原― 神武天皇像 古川嵩の足跡
http://www.stomo.jp/3k_kiji/3k150214.html
◎コース定数
18 ※スマホのデータで計算してますので、正確ではありません。
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