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記録ID: 4493300
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

念願の三津河落山から深山を展望!大台ヶ原

2022年07月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:14
距離
11.1km
登り
510m
下り
523m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:07
休憩
1:21
合計
5:28
9:13
9
スタート地点
9:22
9:22
18
9:40
9:49
18
10:07
10:18
25
10:43
11:06
65
12:11
12:12
15
12:27
12:27
14
12:41
12:42
18
13:00
13:14
20
13:34
13:49
7
13:56
13:58
27
14:25
14:30
0
14:30
14:30
11
14:41
ゴール地点
天候 晴れ、弱風
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大台ヶ原駐車場満車(前夜からだそうです)のため川上辻との中間点付近の路側。
コース状況/
危険箇所等
◇川上辻〜名古屋岳、三津河落山、大和岳〜日出ヶ岳
  大部分で笹原に一筋の踏み跡があり、所々にテープもありました。
  ヒザぐらいの笹が路面を隠してる所が多くあり、岩と根っ子に注意が必要です。
  植生保護のため立入禁止の案内がありますが、以下の方のレポを参考に最大限注意を払い、踏み跡以外を歩かないように立ち入らせてもらいました。
  https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=111509
 ◇〜駐車場経由、駐車地
  観光道です。
大台ヶ原P満車、川上辻との中間点付近路側に駐車。
舗装路を10分ほど歩いて、川上辻から山道へ。
2022年07月18日 09:22撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 9:22
大台ヶ原P満車、川上辻との中間点付近路側に駐車。
舗装路を10分ほど歩いて、川上辻から山道へ。
筏場大台ヶ原線は分かるけど、歩道って?
2022年07月18日 09:22撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 9:22
筏場大台ヶ原線は分かるけど、歩道って?
こんなの、初めて見た!
これが大台ヶ原かぁ。
2022年07月18日 09:23撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 9:23
こんなの、初めて見た!
これが大台ヶ原かぁ。
20分ほどで名古屋岳(1613m)に到着。
2022年07月18日 09:40撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 9:40
20分ほどで名古屋岳(1613m)に到着。
森の雰囲気も違うなぁ。
2022年07月18日 09:47撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 9:47
森の雰囲気も違うなぁ。
三津河落山(1654m)に到着。
吉野川、宮川、北山川の分水嶺、ここに来てみたかったんです。
この一帯は、どの岩も木がしっかりと抱き込まれてる。
倒木が多いけど、こうした木だけが残ってきたのかな?
2022年07月17日 10:11撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 10:11
三津河落山(1654m)に到着。
吉野川、宮川、北山川の分水嶺、ここに来てみたかったんです。
この一帯は、どの岩も木がしっかりと抱き込まれてる。
倒木が多いけど、こうした木だけが残ってきたのかな?
ただ、GPSでは三津河落山だけど、如来月の石標が…
2022年07月18日 10:07撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 10:07
ただ、GPSでは三津河落山だけど、如来月の石標が…
青空だけど、大峯の山並みは雲で見えず。
2022年07月17日 10:12撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 10:12
青空だけど、大峯の山並みは雲で見えず。
アート作品のような倒木がいくつも。
2022年07月18日 10:17撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 10:17
アート作品のような倒木がいくつも。
あれっ?
こんな所に三津河落山の石標が…
さっきGPSで山頂と思ったP1654から300mほど北のピーク1630ほど。
地図と違うけど、こっちが三津河落山なの?
2022年07月18日 10:21撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 10:21
あれっ?
こんな所に三津河落山の石標が…
さっきGPSで山頂と思ったP1654から300mほど北のピーク1630ほど。
地図と違うけど、こっちが三津河落山なの?
大和岳に向けて、なだらかな稜線を進みます。
北東の大台辻側から雲が湧き上がってくる。
2022年07月18日 10:22撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 10:22
大和岳に向けて、なだらかな稜線を進みます。
北東の大台辻側から雲が湧き上がってくる。
この倒木、いいね!
2022年07月17日 10:24撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 10:24
この倒木、いいね!
稜線の西側に森があるのは、気象と地形のバランスだろうな。
2022年07月17日 10:26撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 10:26
稜線の西側に森があるのは、気象と地形のバランスだろうな。
農林水産省の雨量観測所。
ここで観測すると、三重、奈良、和歌山へ注ぐ河川の流量が分かり、最高の立地なんだろう。
2022年07月18日 10:29撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 10:29
農林水産省の雨量観測所。
ここで観測すると、三重、奈良、和歌山へ注ぐ河川の流量が分かり、最高の立地なんだろう。
この木、これまで見た事はあると思うけど、この雰囲気は初めて。
2022年07月17日 10:35撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 10:35
この木、これまで見た事はあると思うけど、この雰囲気は初めて。
笹原に一筋の踏み跡を進み、
2022年07月17日 10:44撮影 by  SH-M19, SHARP
1
7/17 10:44
笹原に一筋の踏み跡を進み、
大和岳(1597m)に到着。
ここまで3組の方とスライドしました。
2022年07月17日 10:44撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 10:44
大和岳(1597m)に到着。
ここまで3組の方とスライドしました。
この一帯、アート作品が、
2022年07月17日 10:53撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 10:53
この一帯、アート作品が、
いくつもあり、
2022年07月17日 10:53撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 10:53
いくつもあり、
どれも美くしい。
2022年07月17日 10:55撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 10:55
どれも美くしい。
大和岳から先、踏み跡はあるけど行けるのかな?
入之波温泉の上流、本沢川、筏場道方面だけど、地図を見ると、とてもルートがあるようには思えず。
2022年07月17日 10:56撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 10:56
大和岳から先、踏み跡はあるけど行けるのかな?
入之波温泉の上流、本沢川、筏場道方面だけど、地図を見ると、とてもルートがあるようには思えず。
怪しげな雲が流れてきたぞ。
2022年07月17日 11:34撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 11:34
怪しげな雲が流れてきたぞ。
大和岳でUターン。
2022年07月18日 10:36撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 10:36
大和岳でUターン。
コバイケイソウの花がキレイに咲いてました。
2022年07月18日 11:10撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 11:10
コバイケイソウの花がキレイに咲いてました。
こちらは建設省の雨量観測所。
ダムへの流量観測かな?
縦割り行政、農林水産省と一緒にしたらいいのに、なんて話してたら、
2022年07月18日 11:20撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 11:20
こちらは建設省の雨量観測所。
ダムへの流量観測かな?
縦割り行政、農林水産省と一緒にしたらいいのに、なんて話してたら、
一角にカモフラージュテントが。
有人で鹿の生態調査をされてました。
さっき話してた内容を全部聞かれてしまった…
2022年07月18日 11:21撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 11:21
一角にカモフラージュテントが。
有人で鹿の生態調査をされてました。
さっき話してた内容を全部聞かれてしまった…
稜線上、大杉谷を見下せる展望のいい所で昼食。
冷えたノンアルピールをいただき、乾杯!
1組がランチされてました。
2022年07月18日 11:36撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 11:36
稜線上、大杉谷を見下せる展望のいい所で昼食。
冷えたノンアルピールをいただき、乾杯!
1組がランチされてました。
昼食を終えた頃、雲が少し取れてきて、台高の山並みが見えてきました。
2022年07月17日 11:38撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 11:38
昼食を終えた頃、雲が少し取れてきて、台高の山並みが見えてきました。
幹が太く、人が手を広げて踊ってるよう。
山怪シリーズの読みすぎ⁉
2022年07月17日 12:00撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 12:00
幹が太く、人が手を広げて踊ってるよう。
山怪シリーズの読みすぎ⁉
この倒木もいい雰囲気。
2022年07月17日 12:02撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 12:02
この倒木もいい雰囲気。
これから向かう日出ヶ岳をロックオン。
一旦、川上辻まで戻り、
2022年07月18日 12:30撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 12:30
これから向かう日出ヶ岳をロックオン。
一旦、川上辻まで戻り、
巴岳に到着。
石標に国境とあり、三重と奈良の県境。
2022年07月17日 13:04撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 13:04
巴岳に到着。
石標に国境とあり、三重と奈良の県境。
森の中を抜け、いきなり展望台が現れる。
2022年07月18日 13:36撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 13:36
森の中を抜け、いきなり展望台が現れる。
日出ヶ岳(1695m)に到着。
2022年07月17日 13:37撮影 by  SH-M19, SHARP
1
7/17 13:37
日出ヶ岳(1695m)に到着。
展望台上から西側に大峯山脈のオールスターが一望。
2022年07月17日 13:42撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 13:42
展望台上から西側に大峯山脈のオールスターが一望。
5月に登った釈迦ヶ岳と大日岳も見えました。
2022年07月17日 15:00撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 15:00
5月に登った釈迦ヶ岳と大日岳も見えました。
東側、去年12月に歩いた千尋峠方面。
太平洋は見えず残念。
2022年07月17日 13:42撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 13:42
東側、去年12月に歩いた千尋峠方面。
太平洋は見えず残念。
展望台からは観光道を歩き、
2022年07月18日 13:52撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 13:52
展望台からは観光道を歩き、
駐車場に到着。
2022年07月18日 14:25撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 14:25
駐車場に到着。
定番、吉野熊野国立公園 大台ヶ原。
2022年07月18日 14:30撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 14:30
定番、吉野熊野国立公園 大台ヶ原。
舗装路を10分ほど歩き、無事帰着。
2022年07月18日 14:36撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
7/18 14:36
舗装路を10分ほど歩き、無事帰着。
帰路、R169沿いの岸壁に「土倉翁造林頌徳記念」の碑文が刻まれてました。
大台ヶ原に車で行けるのも、この方のおかげかな?
https://www.pref.nara.jp/miryoku/ikasu-nara/bunkashigen/main03801.html
2022年07月17日 15:45撮影 by  SH-M19, SHARP
7/17 15:45
帰路、R169沿いの岸壁に「土倉翁造林頌徳記念」の碑文が刻まれてました。
大台ヶ原に車で行けるのも、この方のおかげかな?
https://www.pref.nara.jp/miryoku/ikasu-nara/bunkashigen/main03801.html

感想

前々から行ってみたかった三津河落山。
今回、あかさたなさんからお誘いを受け、ようやく行くことが出来ました。

この山名は、この山を起点に吉野川から紀の川を経由して紀伊水道へ、大杉谷から宮川経由して伊勢湾へ、北山川から熊野灘へ流れ落ちるの三つの川、紀伊半島の分水嶺から由来するらしい。

北アルプスの三俣蓮華岳(富山、長野、岐阜の3県境)もそうだけど、3つの分岐と聞いたらどうしても行ってみたくなる癖のようだ。

昨年12月に歩いた大杉谷千尋滝、落差85mの滝を見上げ、この上流にこれだけの水量の深山があるのか!と驚いたけど、その源流の三津河落山から念願の深山と大杉谷を見下ろして十分納得。

この山域に興味を持ったのは、前々から不思議に思っていた、なぜ大峯の修行者が大台ヶ原に立ち入らなかったのか?を詳しく解説した本(大台ヶ原 知られざる謎 大川吉崇著)を読んでから。
これまで2回読んだけど、残念ながら文章にできるほど読み解けてない。

この一帯、昔は魔の山と呼ばれ未開の地だったけど、明治32年古川嵩がニホンオオカミの夫婦に導かれ、他の狼からの襲撃に守られながら共同生活、大台教会(神習教)を開設、山林王土倉庄三郎氏の土倉道、45tの神武像を尾鷲道から運び上げたり、北海道の名づけ親にして三重の英雄松浦武四郎が3回探索したりと、物語はいっぱい。
今回、大台教会には行けなかったけど、三津河落山と日出ヶ岳から大峯と台高の稜線を見渡せたので、もう一度読んでみよう。

◇奈良再発見、大台ケ原― 神武天皇像 古川嵩の足跡
http://www.stomo.jp/3k_kiji/3k150214.html

◎コース定数
 18 ※スマホのデータで計算してますので、正確ではありません。

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