混雑と膝のトラブルに見舞われた大菩薩嶺
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 543m
- 下り
- 1,226m
コースタイム
(下山時は同行者が膝を痛めたため、通常時間の倍くらいかかっています)
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【復路】大菩薩登山口(裂石)16:00−(バス)→16:30塩山17:00−(JR、快速)→19:00新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんどのルートが完全な夏道状態 大菩薩嶺直下の北斜面側には一部残雪あり(ただしアイゼン不要) 裂石から塩山行きのバスは大菩薩の湯を経由するが、今回は立ち寄る余裕もなかった |
写真
装備
個人装備 |
1/25,000地形図
コンパス
保険証
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
雨具
防寒着
ストック
水筒
時計
非常食
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感想
ゴールデンウイークの山行先として、残雪が少なそうでアクセスも比較的良い大菩薩嶺を選んだ。
上日川峠行きの始発バスに間に合うように、新宿を早朝に出発し高尾で松本行き各駅停車に乗り換えたが、座席はすでに登山客でいっぱい。後で調べてわかったが、この列車は八王子始発なのでそちらで乗り換えればよかったようだ。それでも途中で降りる登山者がいて、なんとか座席に座ることができた。
ところが、甲斐大和駅に着くとホームは登山者でごった返し、駅改札からバス停までは完全な渋滞。あふれる登山者をバス会社職員の方々がさばいて2台のバスに分乗させたが、どちらも超満員状態。我々はめぐりあわせが悪く1台目にぎりぎり詰め込まれ、上日川峠までのつづら折りを大きく揺られながら小1時間、つりかわにしがみついていた。(さすがにゴールデンウイーク!!)
やっとの思いで到着した上日川峠は駐車場もいっぱい。ロッジ長兵衛前のベンチでバスの疲れを癒しつつ軽い朝食をとり、さあ出発!
樹林内のりっぱな登山道(一部は舗装道路)をしばらく行くと福ちゃん荘に到着。休まずにそのまま少し進むと富士見平。ここからは富士山がきれいに見えた。
登山道と思えないほど良く整備された道をなおも行くと、介山荘が見えてきた。
介山荘には多くの登山客が休んでいたが、我々もここで座る場所を何とか見つけて小休止。観光ガイドなどでよく見かける大菩薩峠の看板で写真を撮ってから、大菩薩嶺へ向かった。
やや急な尾根道をひとがんばりすると親不知ノ頭で、大菩薩嶺までの稜線が一望できる。
ここからは展望の良い稜線歩き。富士山や南アルプスを眺めながらゆるやかにアップダウンを繰り返し、雷岩という福ちゃん荘からの直登ルートである唐松尾根ルートとの合流部に到着。ここからの眺めもすばらしい!
ここで多くの人が食事などをして休んでいたが、我々はそのままスルーし、わずかな時間で大菩薩嶺頂上に到着。
ところが、大菩薩嶺頂上はちょっとした広場に標識が立っているだけで木立のため全く眺望がきかない。どおりで雷岩にたくさんの人が休憩してたわけだ。
眺望がない頂上に長居は無用ということで、さっそく丸川峠方面へ向かう尾根道を下った。
頂上直下には北斜面ということで残雪があり、しかも石が多い急こう配の道なので苦労しながら下山することになった。かなりの時間を下りようやく傾斜がゆるやかになって一息ついたが、頂上直下の急こう配がたたって相方の膝が痛み出した。調子がかなり悪そうなので迷ったが、この時点で引き返すのはつらいので、標高差は大きいものの予定通り裂石に下ることにした。
丸川峠までの尾根道は何とかだましだまし下り、丸川峠で小休止。
予定時間よりかなり遅れ気味なので、相方を叱咤激励して下り始めたが、ここからは一段とこう配がきつくなり、少し歩いては休み、しばらくしてから歩き出すことの繰り返し。後続の人たちからはどんどん追い抜かれるし、裂石のバスの時間も気になってきたが、何とか降りることが先決なので、相方の荷物を背負ってあげて、1本だけあったトレッキングステッキで体を支えながらゆっくりと下ってもらった。
そうこうして裂石バス停に着いたのは16時。通常の2倍くらいの下山時間がかかったが、なんとか無事に下山できてよかった。
裂石に到着するとほぼ同時に帰りのバスが来たが、結構な列ができており、1席しか空いてなかったので相方を座らせて、私はまたも塩山駅まで立ちんぼであった。
塩山からの帰りの列車はホリデー快速だったが、ゴールデンウイークということでこちらも満席状態。相方は立っているだけなら膝が痛まないようなので、かわいそうだったがしばらく我慢してもらい、八王子でようやく空いた席に座らせた。私も立川あたりでやっと座れ、新宿までの短い間を熟睡した。
混雑と膝のトラブルに見舞われたゴールデンウイークの山行からこうして無事に戻ってこれた。
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