奥秩父
妙見ノ頭(みょうけんのあたま)
山梨県
最終更新:Junjapa
基本情報
標高 | 1980m |
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場所 | 北緯35度44分27秒, 東経138度51分08秒 |
登山道を外れた東の丘の上に、妙見大菩薩の石柱がある。
(地図中心569号(2020.02)より転載)(junjapa追記)
・このピークの北東麓にある丹波山村では400年前くらいまで隣の小菅村や大月市の一部と共に「丹波山衆」と呼ばれ、武田家のの金山を守る金山衆(かなやましゅう)の里だった。その金山衆は北極星と北斗七星を神格化する”妙見信仰”をもっていてその周囲にある星々が降り落ちて金山になると信じていたらしい。妙見信仰は中国から伝わったもの。真言宗の寺には「妙見曼荼羅」と呼ばれるものがあるが、飛ぶ龍の上に菩薩が鎮座する姿で描かれている。これは菩薩=北極星、飛龍=北斗七星を指す。中国では天帝と乗り物だったり、天帝と七人の従者のように見たてたりしている。丹波山村には二つのピーク、大菩薩と飛龍山があるのは、その過去の歴史に関係がありそうだ。
(地図中心569号(2020.02)より転載)(junjapa追記)
・このピークの北東麓にある丹波山村では400年前くらいまで隣の小菅村や大月市の一部と共に「丹波山衆」と呼ばれ、武田家のの金山を守る金山衆(かなやましゅう)の里だった。その金山衆は北極星と北斗七星を神格化する”妙見信仰”をもっていてその周囲にある星々が降り落ちて金山になると信じていたらしい。妙見信仰は中国から伝わったもの。真言宗の寺には「妙見曼荼羅」と呼ばれるものがあるが、飛ぶ龍の上に菩薩が鎮座する姿で描かれている。これは菩薩=北極星、飛龍=北斗七星を指す。中国では天帝と乗り物だったり、天帝と七人の従者のように見たてたりしている。丹波山村には二つのピーク、大菩薩と飛龍山があるのは、その過去の歴史に関係がありそうだ。
山頂 | |
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展望ポイント |