33年振りの仙丈ヶ岳は穏やかに迎えてくれた


- GPS
- 24:08
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,672m
- 下り
- 1,660m
コースタイム
5/18(日)長衛小屋5:55→7:06歌宿
天候 | 5/17快晴 5/18快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2合目から雪。4合目からアイゼン装着。6合目から雪が緩み踏み抜き連発。 小仙丈からピッケルに。仙丈でアイゼンを外し、所々グリセードで下った。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
ゴールデンウィークを過ぎ、朝日連峰・白山など残雪の山をいくつか物色していたが、昨年のGWに登頂断念した仙丈が好天の予報だったので決めた。大学二年の三月に先輩達に連れられて行って以来33年ぶりとなった。
5/17(土)前日仙流荘Pで前泊、Pには数台のみ。6:05の始発バスは10数人と少ない。歌宿から雪のない林道を。できるだけ早くテントはって仙丈にスタートしたい。太平山荘まで1時間。登山道でショートカットして長衛小屋テン場に。テントは他に2つ。静かに過ごせそうだ。テント設営して9時過ぎに出発。早速展望台で北岳が望める。2合目で北沢峠からの道に合流したところで残雪となる。3合目・4合目と結構な急登を登る。4合目でアイゼンつける。その後細尾根をたどると広い緩斜面に出て大滝の頭5合目へ。6合目で森林限界を超え、いよいよ臨場感が高まってきた。少し上がった平坦地で昼食。甲斐駒・アサヨ・鳳凰・北岳・間ノ岳が一望できる。小仙丈までは真っ白な急斜面、紺色の空と好コントラストだ。富士・北岳・間ノ岳と日本山岳ナンバー1〜3が同時に見える。塩見や荒川赤石も。中央アルプスや御嶽も。仙丈カールが美しい。ここで小仙丈沢を滑降する二人組と別れ、他に誰もいなくなった。
ストックをピッケルに替える。アップダウンが幾つか所々細尾根あるも、雪が緩み、強風予報だったのに微風だったおかげで快適に登る。最後は急傾斜を駆け上ると仙丈頂上へ。3033m(甲斐駒と合わせると6000mになるそうだ)の頂上を贅沢に独り占め。
下りはここでアイゼンを外し、グリセードで下ろう。頂上直下、小仙丈の上ではピッケルを支柱にして。小仙丈の下りではストックを束ねてグリセードした。久しぶりだ。特に小仙丈の下り急斜面が豪快にできた。2時間で長衛小屋に下り、雪の中に埋めていた缶ビールで乾杯。ギンギンだ、最高のビール。夜は豚の角煮とパスタ。満天の星を肴に焼酎が進んだ。
5/18(日)甲斐駒に行く計画であったが、雪がなさそうなのと、昨日の満足感により、速攻下山に変更。歌宿発バス7:35に乗るべく速足で下る。途中昨日は見えなかったヤリホがきれいに見えた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する