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Yamareco

記録ID: 4526171
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アジア

シンドロ(インドネシア・中部ジャワ州) Sindoro

2022年07月27日(水) [日帰り]
 - 拍手
yamashita-p-h その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:40
距離
12.1km
登り
1,330m
下り
1,732m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:40
休憩
0:00
合計
8:40
距離 12.1km 登り 1,330m 下り 1,732m
23:18
520
スタート地点
7:58
ゴール地点
ジャワ島は、日本標準時より2時間遅い(補正済)
天候
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車 飛行機
インドネシア 2晩連続夜間登山の

成田からジャカルタへは、日本航空を使用
ジャカルタからジョグジャカルタは、KAI(国鉄)夜行特急タクサカで移動
ジョグジャの駅でドライバーガイドと合流、1座目「メルバブ」を登った後、車で2座目「シンドロ」の麓町クレドゥンへ
クレドゥンのベースキャンプからPos1まではバイクで登る
Pos1でバイクを降り、登山開始

下山中、Pos1より少し上でバイクのお迎え有、登山道を3人乗りで下る
ドライバーガイドの車でジョグジャに戻る
ジョグジャからジャカルタへは、KAI夜行急行シンガサリに乗車
ジャカルタに2日滞在し、日本航空で帰国 PCR検査必要、隔離は無し
コース状況/
危険箇所等
クレドゥン・ルートの登山道は明瞭。道を外れなければ危険少。下部は森林の登り、時折深い溝があるので、適切にジャンプする。上部は火山地形の急登、日本の山では男体山や那須岳が近い
その他周辺情報 クレドゥンのベースキャンプでは仮眠を取ることができるが、寝袋等の持参が前提。ガイドがローカルホームステイを手配してくれたので、そこで仮眠を取った。コンビニは無いので、食事はローカル屋台頼り
深夜1時、麓町クレドゥンのベースキャンプに駐車。ここで山岳ガイドのオピックと合流。ベースキャンプにはトイレ・シャワーがある他、仮眠を取ることもできる。寝袋・毛布などは各自持参か
深夜1時、麓町クレドゥンのベースキャンプに駐車。ここで山岳ガイドのオピックと合流。ベースキャンプにはトイレ・シャワーがある他、仮眠を取ることもできる。寝袋・毛布などは各自持参か
ベースキャンプからPos1まではバイクで登った。Pos1でバイクを降り、登山の支度をする
ベースキャンプからPos1まではバイクで登った。Pos1でバイクを降り、登山の支度をする
ヘッデンを点灯して出発する
ヘッデンを点灯して出発する
ヤマレコを起動
Pos2までは、樹林帯の登りが続き、時間帯にかかわらず眺めはあまりない
Pos2までは、樹林帯の登りが続き、時間帯にかかわらず眺めはあまりない
クレドゥンをはさんで反対側には、星空と街明かりの間に浮かび上がるスンビン火山
クレドゥンをはさんで反対側には、星空と街明かりの間に浮かび上がるスンビン火山
街の夜景
少しずつ明るくなってきた
少しずつ明るくなってきた
反対側の街明かり
反対側の街明かり
日の出15分前。ヘッデンを消灯
日の出15分前。ヘッデンを消灯
スンビン、と、左奥の山は・・・
スンビン、と、左奥の山は・・・
中央が昨日登ったメルバブ、その右がメラピ
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中央が昨日登ったメルバブ、その右がメラピ
日の出目前
日の出。今日は雲があるので綺麗に染まった!
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日の出。今日は雲があるので綺麗に染まった!
でも雲が染まるのはほんの一瞬だけ
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でも雲が染まるのはほんの一瞬だけ
日の出を過ぎたスンビン
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日の出を過ぎたスンビン
山頂に到着。やったね!
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山頂に到着。やったね!
すぐ後ろに火口があり、噴気
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すぐ後ろに火口があり、噴気
国旗が風になびく光景は、インドネシアではよくあるもの
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国旗が風になびく光景は、インドネシアではよくあるもの
一番大きな火口
手前の火口には、石で落書き?
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手前の火口には、石で落書き?
雲が流れてきて、スンビンの手前で消えていく
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雲が流れてきて、スンビンの手前で消えていく
荒涼とした火口周辺。あちこちからガスが出ている
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荒涼とした火口周辺。あちこちからガスが出ている
古代王都である火山の街ディエンを望む
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古代王都である火山の街ディエンを望む
ディエンの左後方には、スラメトとセレマイ
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ディエンの左後方には、スラメトとセレマイ
アップ。左がスラメト、右後方がセレマイ
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アップ。左がスラメト、右後方がセレマイ
山頂はとても広い。かつてはここでテント泊が許されていた
山頂はとても広い。かつてはここでテント泊が許されていた
木々も生えていたが、
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木々も生えていたが、
10年前?に火山ガスの噴出が盛んになり、立ち枯れた
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10年前?に火山ガスの噴出が盛んになり、立ち枯れた
南側は高い山がなく、裾野が広い
南側は高い山がなく、裾野が広い
また別の火口
名残惜しいですが、下山開始
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名残惜しいですが、下山開始
来た道と同じだが、今度は明るい
来た道と同じだが、今度は明るい
なんですかこの美しい山!!!
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なんですかこの美しい山!!!
あまりにも綺麗なので、下山中もカメラを起動してばかり
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あまりにも綺麗なので、下山中もカメラを起動してばかり
カラッとした涼しい森を下っていく
カラッとした涼しい森を下っていく
インドネシアにはこういうところもある
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インドネシアにはこういうところもある
イメージと全然違った
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イメージと全然違った
こういうギャップを乗り越える。簡易的な橋があっても信用しない
こういうギャップを乗り越える。簡易的な橋があっても信用しない
ロープは、掴んでも大丈夫なことが多い
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ロープは、掴んでも大丈夫なことが多い
んー、やっぱり良い
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んー、やっぱり良い
コーヒーの一大産地トゥマングン
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コーヒーの一大産地トゥマングン
バイクの迎えが、思ってたより上まで来た。オフロードバイクではない。登山道を3人乗りで豪快に下る。ここはインドネシアなので
バイクの迎えが、思ってたより上まで来た。オフロードバイクではない。登山道を3人乗りで豪快に下る。ここはインドネシアなので
下山完了。麓町クレドゥンの屋台で昼食
下山完了。麓町クレドゥンの屋台で昼食
好きなものを取る簡単なバイキング形式。料金は一皿ごとに払う
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好きなものを取る簡単なバイキング形式。料金は一皿ごとに払う
ジャワの田園風景・茶畑など眺めつつ、ジョグジャに帰還
ジャワの田園風景・茶畑など眺めつつ、ジョグジャに帰還
マリオボロ・ストリート。申し訳程度のジョグジャ観光
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マリオボロ・ストリート。申し訳程度のジョグジャ観光
レンプヤンガン駅に入場
レンプヤンガン駅に入場
まもなく、夜行急行シンガサリが入線。ジャカルタ行きの人の列
まもなく、夜行急行シンガサリが入線。ジャカルタ行きの人の列
シンガサリ乗車。ジャカルタへ。おつかれさまでした
シンガサリ乗車。ジャカルタへ。おつかれさまでした

装備

個人装備
日本からの持参→ ランニングシューズ レインウェア上 靴下 ヘッドライト
共同装備
ガイドから借りた→ 防寒着 ストック 水・行動食
備考 天気が良いので、軽装で事足りた。朝方の気温は氷点下のこともあるので、暑い国というインドネシアへのイメージは捨てた方がいい。頼めば大体のものはガイドが貸してくれる

感想

インドネシア登山旅行、ランシューで2晩連続で3,000m峰の夜間登山をするあたおか行程の2座目「グヌン・シンドロ(Gunung Sindoro, Mt. Sindoro)」です

Googleマップでたまたまシンドロを見つけたのは、米国マウント・シャスタ登山から帰ってきた2019年夏。シンドロ・スンビンという双子の富士山をマップで見て、漠然と「行きたいなぁ」と思ってから3年。ついにその時が来ました。当初はスンビンに登ることを考えていましたが、シンドロの方が少しだけ標高が低くて楽なのと、活火山なので色々楽しいかなと思い、シンドロを選択

スペルはSindoroまたはSundoroまたはSendoro、発音は「スィンドロ」または「スンドロ」Rは舌を巻く。標高は3,136mdpl(ただし、ピーク複数あり)

今回は、1座目「メルバブ」と合わせ、Java Private Tourという会社にガイドをお願いしました。3日間、all-inclusiveで600万ルピア。インドネシア登山は、よほど精通している地元の人でない限りは、ガイドを付けることをお勧めします。登山の申請、入山料とか面倒くさいことをやってくれますし、すれ違いの登山者に話しかけられた時に助けてくれますし、何より山の話を沢山してくれます。山岳ガイドがいない登山はあまりにも面倒で。しかし、山岳ガイドだけを直接予約するというのは日本人にとって簡単ではないし、麓町まで自力で行かないといけないので、まずはドライバーガイドの会社にコンタクトを取り、ツアーを企画してもらいましょう。Java Private TourやClimb Indonesiaといった業者があてはまります。どちらも流暢に英語を話します。今回は前者(安かったため)

さて、シンドロ(・スンビン)については写真の通りですが、大変美しい成層火山です。富士山のようだと言いましたが、富士山がシンドロのようだと言っても良いほど、綺麗な山です。また、ジャワ島には、スラメト(Gn. Slamet)、チクライ(Gn. Cikuray)など、富士山が他にもたくさんあります。たくさんの火山と共に生きる生活、決して豊かでない土壌を耕してきた歴史は、日本人にも親近感が持てるものと思います

ちなみに、ここシンドロ火山の山腹で栽培している作物は主にコーヒーです。地域の名前が付いたTemanggung(トゥマングン)コーヒーは、農園によって標高・土壌条件が異なるために様々な味のバリエーションを持つ、別府温泉のようなコーヒー。日本ではまだまだ取り扱いが限定的ですが、ブランド価値を高めるに連れ、日本のコーヒーショップでも見かけることが増えるかもしれません

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