棒ノ嶺 復帰戦〜其の1
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,149m
- 下り
- 1,163m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
現金/620円、IC/618円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありませんでした。 |
写真
感想
第5回目山行であった3/23の川苔山で負傷した左手薬指が骨折と判明し、4/10に手術して、安静にする日々が続きました。
GWくらいから復帰戦をどこにしようか検討していて、万一のことを考えて無理のない山、一度行ったことがある山にしようと考えたところ、第3回目山行の3/16の高水三山が気持ちよく歩けたことを思い出し、あの時に行けなかった棒ノ嶺を絡めて計画。ようやく本日、復帰戦を飾ることができました。
さわらびの湯に向かうバスの中で、電車で飯能駅に来たのは中学生のオリエン以来だな、天覧山と名栗川は小学2年生の時に遠足で来たな、とか懐かしみ、私も歳をとったなと実感しました。
今回は復帰戦だけではなく、課題がありました。それは、歩き方の確認。私は初心者ゆえ、後先考えずにかなりハイペースで歩いているようなので、今回はいつもよりゆっくり歩きつつ、傾斜に合わせて歩幅を調整したりして、とにかく息切れすることのないように心掛けました。
さて、いよいよ登山を開始すると、沢と緑に癒されました。このコースは人気があるようですが、頷けます。ルンルン気分でハイペースにならないようにと。また、所々荒々しい場所があり、骨折明けで完全に指が動かない今は、素直に喜べません。左手を使わないように、慎重に進みました。
途中、渋滞が発生していて、年配の方のゆっくりで遅れているのかと思いきや、シーズーを連れた男性が渡渉を嫌がるワンコのリードを無理やり引っ張っていて、人も通れず。どうしてこんな危険な場所に小型犬を連れてくるのか不思議でならず、連れてくるなら抱きかかえる等で周りに迷惑をかけないでほしいものです。
岩茸石の大きさに驚きつつ、どうして岩茸石山にないのだろうか?と、どうでも良いことを考える余裕もありました。
権次入峠から棒ノ嶺までは、植生回復のためにほぼ直線でなだらかな本線ではなく迂回路を通行するように標識が立ててありましたが、本線を通行する人の多いこと。ルールはきちんと守りましょう。
目的地の棒ノ嶺に到着しました。ここは広いですね。多くの方が食事等で休憩されているのに、場所的に十分な余裕があります。遠くに谷川岳とかが見えました。まだまだ初心者の私でも、いつかは行けるようになるのかな?
関東ふれあいの道経由で岩茸石山に向かいます。このコースはあまり人気がないのでしょうか?途中ですれ違う方は合計10人にも満たず、静かな歩きを楽しむことができました。
岩茸石山手前の急坂で、あちらこちらで草がカサカサと音を出すと思ったら、たくさんのトカゲさんがお出迎えしてくれました。丸々太っているように見えて、昼食を目前にした私にとっては美味しそうな肉の塊にしか見えず。戦時中とかなら喜んで捕獲したのでしょうね。
岩茸石山は、狭いこともあり大混雑で、写真1枚を撮るのにも順番待ち。食事の場所もベンチ、日陰、眺望のよい場所、平らな場所は既に空いておらず、仕方がなく隅っこの方でせっせとお湯を沸かしました。缶詰を持参されていた方が残った汁をどうしようか考えた結果、「山に栄養を与えてあげよう」とその場にドボドボ廃棄したのには絶句しました。高尾山の登山者のマナー違反が特に指摘されつつある昨今、お手軽ハイキング気分な低山は何でもアリなのでしょうか?
食事が終わる頃にはだいぶ空いてきたので、周りをウロチョロして眺望を楽しみました。
今回の下山は、前回の御岳駅ではなく沢井駅にしてみました。御岳駅に向かうのが主流なのでしょうか、惣岳山から先は誰もおらず、これまた静かな歩きでした。ところどころに「福島」「フクシマ」と白色で記された木がありました。これは福島さんが所有する木なのでしょうか?
沢井駅の近くで時計を確認すると、当初の予定よりも1時間近く早い到着。あれ?ゆっくり歩いたはずなのに、おかしいな?と考えていたら、立川方面の電車が来るアナウンスが聞こえたので、これを逃すと青梅〜奥多摩間は待つよな、と慌てて走りました。
ゆっくり歩く課題が達成できたかどうかは別として、復帰戦を無事に終えることができて大満足な山行となりました。
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