広島の隠れ名山？ 奥滝山に登る

2014年05月24日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.7km
• 登り: 394m
• 下り: 394m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

奥滝山（528）に登る

日時：2014年5月24日（土）　　　天気：快晴

コース：帆柱峠（おおの自然観察の森入口）〜530m（帆柱山）〜530.3m（中津岡山）

　　　　〜567m（馬ノ口山）〜奥滝山およびロックガーデン往復

メンバー：3名

　

広島の山に登り始めて50年以上経つのに、名前さえ聞いた事のない山。それもそうであ

る、国土地理院の地形図にも上記の山の名称は出ておらず、単に標高が記されているだけ。

したがって登山道も記されていなし、ガイドブックにも紹介されていない。

それが私が所属する山の会のある人の紹介により例会として計画されたわけである。場

所はおおの自然観察の森入口にある帆柱峠を挟んで権現山の向かいにある山。



ネットで検索すると「広島の隠れ名山」と紹介されていたが、果たして名山と呼ばれる

に相応しいかどうかは微妙な所。

　この山の良さは、奥滝山よりもむしろすぐそばにあるロックガーデン（岩登りが楽しめ

るほどの岩場でもないが）と呼ばれる岩場の頂から見る展望とその位置ではなかろうか。

　奥滝山の山頂からは瀬戸内海方面の展望が優れてはいるものの、なにしろ狭いので落ち

着かない。ところがすぐそばのロックガーデンからは瀬戸内海方面の展望は望めないもの

反対の西中国山地の山々が見渡せる。しかし展望だけならこの山より優れた山はたくさん

ある。何よりも他の場所と負けない点は、目の前に明るい山を見つつ遠くに西中国山地を

眺めつつ、のんびりと岩の上で寝そべることが出来ることであろう。

　おまけに訪れる人もほとんどいないので静かな一時を過ごせるのもこの山の優れた所で

ある。

　山そのものはまずますであったが、その道中（珍しくほとんどが自然林であった）が変

化に乏しく、岩稜やヤセ尾根でもあればもっと楽しめたと思った。



　なお登山口はおおの自然観察の森入口（帆柱峠）から舗装路を東へ10m位下がったガー

ドレールの始点から。いきなり小尾根の急登が始まるがわずか1〜2分。

　登山口から20分足らずで、530mの帆柱山に。ここは露岩が一つあるだけで、展望も

きかず、まさに通過点。ところがここを直進して明るい展望地に出ると行き過ぎ（はっき

りした踏み跡があるので行きやすい）。奥滝山へは展望地へ出る手前の右手（西側）の急斜

面を下る事。踏み跡ははっきりしないのでテープを頼りに下る。ここが最初の間違い易い

所。二つ目は巻き道から稜線に出た所の中津岡分岐。ここから左に折れ2分ばかり登ると

中津岡山(530.3)。山頂は展望きかない。ここで折り返して直進。すると20分足らずで馬ノ

口山と呼ばれる567mへ。ここも分岐となっており、奥滝山へは左に折れる（右はロックガ

ーデンルートと呼ばれる新道で別の登山口へ下山する）。すると6分前後で奥滝山へ。

奥滝山の山頂は瀬間ので狭いのでそのまま直進すればロックガーデンへと進む。

ちなみに歩行時間は往路、復路とも約1時間15分前後。

写真

6/18 10:55

場所は大野マンサク湖の入口である帆柱峠を挟んで大野権現山の向かい。