大山 夏山登山道~元谷~大神山神社奥宮


- GPS
- 06:04
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 955m
- 下り
- 950m
コースタイム
→9:30九合目木道→9:50弥山山頂(休憩・お弁当)
10:20下山→11:20六合目(長めの休憩)→行者道分岐→12:05元谷(ここから各自下山)
→12:35大山神社奥宮→13:00参道口(全行程約6時間)→こもれび館(入浴)
天候 | 晴れ、無風でとても暑かった(麓は34℃) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
名古屋22時発→(車中泊)→新名神自動車道→中国自動車道→米子自動車道→ 翌5時50分大山山麓 こもれび館(朝食) |
コース状況/ 危険箇所等 |
夏山登山道は登山者の多い一般向けのコースですが、階段状のほぼ直登の登山道で、六合目からガレ場のようになり、金網で石を包んだ段差の大きい階段になる。針金に注意。 八合目あたりから少し岩場。九合目から弥山山頂までは木道になります。 元谷に向かう行者道も木の土止め階段ですが、急勾配で踏み面が狭いので踏み外しに注意。 登山ポストは夏山登山口から50Mほど進んだところで見ました。 トイレは登山口周辺と六合目、山頂避難小屋にあります。 登山口、神社・寺の参道周辺は観光地で駐車場・土産物屋・飲食店・旅館などあります。 今回はこもれび館で、朝食、下山後の入浴、おみやげなど購入。 梨ミックスソフトクリームがおいしかった! |
写真
感想
天気は、晴れ無風の暑~い一日でした。全国的に気温が30℃越えだったそうです。
夜行バスの浅い眠りから覚めた午前5時過ぎ、車窓のカーテンの隙間からチラリと台形の山が見えた。大山だ! 周りに高い山はないから目立つ。
だんだん近づいてきて、山の左側の裾野あたりから昇る太陽が見えた。
方向感覚が分からないが、山の北側に周ったのだろう。
朝食のためにバスを降りたら、崩れた北壁が目の前に現れた。こちらが元火口側なのか?
午前7時出発、橋を渡るときイワツバメが群れて飛び回っていた。向こうに海が見えている。
夏山登山口から登り始める。ガイドさんから、ほぼ直登の尾根道で案外きついと脅されていたが、最初のうちはまだ易しい階段。しだいに段差が大きくなり息が上がる。
強い日差しも四合目くらいまでは、ブナの多い新緑の木陰で和らいでいる。
五合目を過ぎ眺望が得られるようになったら、暑い!
六合目の眺望も天気はいいのに海側の視界は今一つ。黄砂の影響だったようだ。
北壁の崩壊斜面と山頂方面の景観は、なかなか迫力ある。
汗だくになりながら登り続けると、九合目からは低く這うダイセンキャラボクの中を歩く木道に景色が変わる。見た目より急勾配で、できればゆっくり歩きたいナ~。
暑さでバテ気味になりながらも弥山山頂に到着!
立ち入り禁止の剣ヶ峰を拝み、写真を撮る。あの危うい尾根を歩きたい? 見るだけで充分!
下山は五合目手前から行者道に折れる。急な木組階段で、踏み面が狭く歩きにくい。登ってきた人は梯子をのぼるように手で階段を掴んでいた。夏山登山道に比べると人が少なく静か。
河原まで降りたら、崩壊し続ける斜面が目前で、少し残雪も見られた。
上高地のような感じと誰かが言ったけど、涸沢とか、岳沢とかちょっとそんな感じ。
そうするとあれは穂高?と笑い合う。
小さな渡渉をしてから、登山口・宿まではお風呂時間のズレを作るため各自のペースで歩いてよいとのこと。 当然ながら私は後半組になります。
登山靴脱いでいたら、少し頭痛がする。熱中症か?
でもお風呂に入ってさっぱりして、木陰でソフトクリーム食べてたら治っていました。
※ここからはちょっと残念な話(読みたくない人は飛ばしてください)
山岳ガイドも人の子。いろいろな人がいて、事情があるのも分かりますが…。
60代と思われる男性のガイドさんでしたが、山頂まで標準2時間半のコースタイムを休憩を入れて約3時間かけて登る予定だったのに、先頭集団は休憩も含んで2時間半で登頂。
私は約20分遅れ。最後尾は八合目でリタイヤ。添乗員さんが六合目まで送り、また九合目に。
山頂まで到達した最終の人は、お弁当のおむすび一つが途中まで食べれただけとのこと。
ガイドは山頂で(先頭集団は)1時間休憩したと言う。(集合写真撮影タイムも含まれている)
参加者もいろいろな人がいて、かなりばらけてしまったのは分かるけど、この暑さの中で70代の女性もいるのに先導が早すぎたと思う。
ガイドはしょうがない待っていられないと言うが、ぺース配分する時間の余裕はあった筈。
早く戻って風呂に入りたい人がいるからと言う。誰が?(結局はガイド本人の都合だった)
下山開始の時刻も告げられないまま出発になってしまい、トイレに行くタイミングも逃しそうになり、クレームが出始める。
六合目まで戻るが脚をつった人も出た。(さすがに薬は用意してました)
リタイヤしてた人もここで合流。
ガイドはこの先の下山は右には行かないように注意してまっすぐ降りると言う。
ここでおかしいと思う。どうして?なにかあったのか?
予定では下山は右の行者道で元谷経由だ。
私を含め数人が、添乗員さんにクレーム、交渉。契約違反である。
ガイドは自分は夏山登山道往復だと思っていた。30分から40分余分にかかると渋る。
下山コースタイムでは10分ほどの時間差だ。夏山登山道で下山希望の参加者はなく、ガイドはあきらめ、行者道を先導した。これ以上ロスタイムを長引かせたくなかったのだろう。
全員がついてきているように確認をするようになった。遅れ気味の人間を列の前に入れるようになった。最初からこうしていれば、全員登頂できたかもしれない。
元谷からの北壁の眺めは開放感があった。みんな満足した。
宿に全員無事戻り、それぞれにお風呂と飲食。
(ガイドさんは次の予定があるからと帰ったそうです)
順調に全行程を終え、予定時間より早く名古屋に到着しました。
こんにちは! 当日、ほぼ同時間に登ってました。たぶんすれ違ったと思います。
山頂最高でしたね! しかし暑かったですね~。自分らは少人数でペース配分は好きなようにできましたが、複数だと大変だったと思います。
8合目でリタイヤは気の毒です。
おっしゃるように3時間ほどかけてゆっくり登れば行けない事はないと思いますが、まあ本人の体調もありますからねえ。でも熱中症で搬送とかでなくてよかった。
お疲れ様でした!
muddy329さん コメントありがとうございます。
七合目、八合目あたりで同時間に歩いていたと思います。先をお譲りしました。
レコも拝見しました。少人数での山行は楽しそうですね!
ホントの弥山の山頂はロープの先だったんですね。
私もなんのかんの書きましたが、大山が最初に視界に入ってから、登っている間も、帰りのバスの窓から姿が見えなくなるまで、ず~と楽しかった!
Luna de cieloさん
どこかで会ってましたね。私は単独行、ゆっくり登りました。
またお会いしましょう。
papitoccsさん
格調高く呼びかけてくださってありがとうございます。
私も、土地勘がいくらかあり、ハイキングで行ける山は単独行志向です。
気ままに楽しめるのがいいですよネ
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