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記録ID: 4592689
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道南

天下の名湯、二股らぢうむ温泉に泊まって試練の長万部岳【北海道百名山】へ

2022年08月15日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:50
距離
12.6km
登り
836m
下り
822m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
0:30
合計
5:50
9:04
100
スタート地点
11:20
11:20
57
12:17
12:38
36
13:14
13:14
26
14:54
ゴール地点
天候 曇りで下山途中から雨
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
函館空港からレンタカー
舗装路終点から先の砂利道のわだちで車の底を擦りそうだったので、登山口の100m手前の駐車スペース1台分に駐車。
登山口の林道ゲート手前にも3台程度可。
コース状況/
危険箇所等
五合目の手前の傾いたテーブル&ベンチのある広場までは林道跡を緩やかに登り、危険個所はありませんが、草が茂っていて、踏み跡が薄く、濡れた草で膝から下がびしょぬれになります。
5合目からは登山道になりますが、全体にほとんど手入れされていなくて道は悪いです。〇合目、という標識もなくなります。藪が濃くて歩けるところは登山道以外にはないので迷うことはありませんが、途中に標識は1つしかなく、テープ類もほとんどありません。最初は歩きにくい濡れた岩がごつごつした道、そのあと一旦平で歩きやすくなりますが、傾斜が増すところで笹が道にかぶさってふさいでいます。これを突破するとまた平坦で藪もなくなりますが、時々笹が邪魔をします。下草もあって、雫が足を濡らします。その後は雨が降ると水路になると思われる溝状に掘れた道が尾根まで続き、上からは笹が垂れ下がります。尾根に出たら歩きやすくなることを期待して頑張りましたが、尾根上はさらに悪い藪藪。笹がかなり密に両側からかぶさっていて足元は下草が生えていて、道はしっかりしているもののこれらをかき分けて登るのに苦労し、雫に濡れ、葉っぱや枝で汚れ、かなり萎えました。山頂近くなるとようやくガレ場や草原が現れますがすぐまた笹薮になったりで、かなり精神的に厳しい登山となりました。

この日は誰にも会わなかったので、3密回避にはよかったですが、羆が怖くて鈴をストックにつけて鳴らしながら、大声を出し、いつでも熊スプレーを使えるように準備しながら歩きました。結果として熊に会うことはありませんでした。また糞や足跡等の痕跡もみませんでした。
二股らぢうむ温泉の露天風呂
1
二股らぢうむ温泉の露天風呂
これが有名な温泉ドーム
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これが有名な温泉ドーム
露天風呂のすぐ下もドーム状になっています。
露天風呂のすぐ下もドーム状になっています。
宿のメニュー
車道終点のゲート
2022年08月15日 09:13撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 9:13
車道終点のゲート
その先は雑草に覆われています
2022年08月15日 09:23撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 9:23
その先は雑草に覆われています
橋を渡ります
2022年08月15日 09:30撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 9:30
橋を渡ります
2022年08月15日 09:33撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 9:33
ちびカタツムリ
2022年08月15日 10:11撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 10:11
ちびカタツムリ
林道跡を進みます
2022年08月15日 10:11撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 10:11
林道跡を進みます
2022年08月15日 10:12撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 10:12
倒れて草に覆われた標識。長万部山岳会とありました
2022年08月15日 10:13撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 10:13
倒れて草に覆われた標識。長万部山岳会とありました
林道跡。草で膝から下が濡れました。
2022年08月15日 10:20撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 10:20
林道跡。草で膝から下が濡れました。
2022年08月15日 10:21撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 10:21
3合目
2022年08月15日 10:32撮影 by  Canon EOS M, Canon
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3合目
2022年08月15日 10:42撮影 by  Canon EOS M, Canon
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5合目手前の林道跡の終点にこんな広場あり。途中唯一の休憩所
2022年08月15日 10:44撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/15 10:44
5合目手前の林道跡の終点にこんな広場あり。途中唯一の休憩所
山頂を見上げます
2022年08月15日 10:44撮影 by  Canon EOS M, Canon
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山頂を見上げます
めちゃくちゃ高い鐘。雪がどれだけ積もるのか。
2022年08月15日 10:45撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/15 10:45
めちゃくちゃ高い鐘。雪がどれだけ積もるのか。
2022年08月15日 10:45撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 10:45
2022年08月15日 10:46撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 10:46
5合目、ここから悪路が始まります
2022年08月15日 10:49撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 10:49
5合目、ここから悪路が始まります
踏み跡はしっかりしてますが、草が茂っています。
2022年08月15日 10:52撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 10:52
踏み跡はしっかりしてますが、草が茂っています。
笹が被っていて、かき分けていきます
2022年08月15日 10:57撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/15 10:57
笹が被っていて、かき分けていきます
谷溝の道になります。雨が降ると水路でしょうね。
2022年08月15日 11:08撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 11:08
谷溝の道になります。雨が降ると水路でしょうね。
トラバース部分は山側から笹が被ります
2022年08月15日 11:21撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 11:21
トラバース部分は山側から笹が被ります
稜線に出たらきっと前日登った黒松内岳のような草原になることを期待して登ったのですが、稜線はさらにひどい笹薮で、相当萎えました。
2022年08月15日 11:26撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 11:26
稜線に出たらきっと前日登った黒松内岳のような草原になることを期待して登ったのですが、稜線はさらにひどい笹薮で、相当萎えました。
2022年08月15日 11:30撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 11:30
ざれ場のオアシス
2022年08月15日 11:36撮影 by  Canon EOS M, Canon
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ざれ場のオアシス
このざれを登るとまた藪
2022年08月15日 11:36撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 11:36
このざれを登るとまた藪
2022年08月15日 11:56撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 11:56
2022年08月15日 11:57撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 11:57
稜線の左側は草藪、右側は笹薮でした。
2022年08月15日 11:57撮影 by  Canon EOS M, Canon
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稜線の左側は草藪、右側は笹薮でした。
振り返って。中央やや左上に5合目下のベンチある広場が見えます
2022年08月15日 11:57撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 11:57
振り返って。中央やや左上に5合目下のベンチある広場が見えます
2022年08月15日 12:09撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 12:09
2022年08月15日 12:09撮影 by  Canon EOS M, Canon
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背後に日本海が見えました
2022年08月15日 12:11撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 12:11
背後に日本海が見えました
少しアップで日本海
2022年08月15日 12:11撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 12:11
少しアップで日本海
待望の山頂が見えてきた
2022年08月15日 12:14撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 12:14
待望の山頂が見えてきた
2022年08月15日 12:14撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 12:14
貸し切り山頂登頂です。結局この日は終日誰にも会いませんでした。
2022年08月15日 12:18撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/15 12:18
貸し切り山頂登頂です。結局この日は終日誰にも会いませんでした。
三角点
2022年08月15日 12:26撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 12:26
三角点
太平洋(噴火湾)
2022年08月15日 12:26撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 12:26
太平洋(噴火湾)
大平山
2022年08月15日 12:26撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 12:26
大平山
2022年08月15日 12:38撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/15 12:38
2022年08月15日 12:40撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/15 12:40
さて、戻りますが、あの悪路をまた歩くのかと思うと気が重い。
2022年08月15日 12:43撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 12:43
さて、戻りますが、あの悪路をまた歩くのかと思うと気が重い。
2022年08月15日 12:44撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 12:44
2022年08月15日 12:45撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 12:45
山頂を振り返ります
2022年08月15日 12:46撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 12:46
山頂を振り返ります
2022年08月15日 12:46撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 12:46
悪路
2022年08月15日 12:47撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 12:47
悪路
ちょっとだけお花畑
2022年08月15日 13:02撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/15 13:02
ちょっとだけお花畑
悪路
2022年08月15日 13:12撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 13:12
悪路
悪路
2022年08月15日 13:13撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 13:13
悪路
同じく
2022年08月15日 13:14撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 13:14
同じく
同じく
2022年08月15日 13:15撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 13:15
同じく
一瞬だけ歩きやすく
2022年08月15日 13:21撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 13:21
一瞬だけ歩きやすく
また悪路
2022年08月15日 13:30撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 13:30
また悪路
5合目下の林道終点に戻ってきて、一安心
2022年08月15日 13:42撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 13:42
5合目下の林道終点に戻ってきて、一安心
少し前から予報より少し早く雨が降ってきました
2022年08月15日 13:52撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 13:52
少し前から予報より少し早く雨が降ってきました
1合目
2022年08月15日 14:10撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 14:10
1合目
草深い林道跡
2022年08月15日 14:21撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/15 14:21
草深い林道跡
橋のない沢を渡ります。沢に降りるところが大きな段差でちょっと苦労します。
2022年08月15日 14:33撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 14:33
橋のない沢を渡ります。沢に降りるところが大きな段差でちょっと苦労します。
ゲートが見えてきた
2022年08月15日 14:50撮影 by  Canon EOS M, Canon
8/15 14:50
ゲートが見えてきた
無事下山
2022年08月15日 14:54撮影 by  Canon EOS M, Canon
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8/15 14:54
無事下山
撮影機器:

装備

個人装備
熊除けスプレー 熊除け鈴 火薬ピストル(熊除け) 虫よけスプレー 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザックカバー 昼ご飯 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

感想

北海道ツアーの5日目。登山口近くの名湯、二股らぢうむ温泉に泊まって北海道百名山長万部岳へ上りました。
山の天気予報では午後3時頃から雨でしたが、それまでには下山するつもりでゆっくり出発。
昨日一昨日と、虻や雨、真夏の低山の暑さ等に苦労させられていたので、この日もいまいちの天気でテンション低いままでの出発でした。
長万部岳は地元に方にはそれなりに登られている山かと思っていましたが、昨日の黒松内岳とは比較にならないほどの手入れされていない悪路で、人もあまり登っていないようで(お盆の真っ最中なのに誰にも会いませんでした)林道跡も藪に覆われていて、草露で足が濡れるので、早々にスパッツをして歩きました。林道跡が終わって登山道になると、両側からササや草がかぶさっていてえぐれた水路の道はあるきにくく、展望もほとんど得られず、ひたすら忍耐の登りでした。はじめのうちはマダニが気になってササを振り払ったりしていましたが、登る連れて藪はひどくなり、体で笹を押し分けて歩く状態のとなり、マダニのことを気にしている状態ではありませんでした。私一人ならこの程度は我慢して強引に突破するのですが、藪に慣れてない妻には申し訳なく、そのまま登り続けることに気後れしながらの登山でした。

9合目あたりから(6合目以降の標識は見当たらなかったのでおよその位置)展望も開けてきて、5合目から見上げた時は雲がかかっていた山頂も雲がなくなっていて、遠くは見えないものの日本海と太平洋が望めて苦労して登ったのが報われました。

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