初級登山教室実習で箱根湯本〜明星ヶ岳〜強羅(泊)〜浅間山〜箱根湯本を歩く
- GPS
- 10:45
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,424m
- 下り
- 1,423m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 6:44
天候 | 9/3 曇り 9/4 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
箱根湯本〜明星ヶ岳〜強羅間は、道標等も良く整備されており、特に危険個所は無い。ただし、登山道脇に猛毒の火焔茸が生えてきているため、絶対に触らないようにとの注意看板がある。宮城野橋から強羅駅に至る近道の階段は、急勾配のため、気を付けて歩きたい。 千条の滝〜浅間山〜湯坂路の区間は、道標等も良く整備されており、特段危険個所はないが、鎌倉古道の石畳区間は、転倒すると大怪我につながるため、注意して歩きたい。 |
その他周辺情報 | 国民宿舎:箱根太陽荘 -0460-82-3388 |
写真
感想
9/3〜/4にかけて山岳会の仲間と初級登山教室の実習のサポーターとして、箱根の箱根湯本駅から明星ヶ岳に登り、強羅の国民宿舎「箱根太陽山荘」に宿泊し、翌日は千条の滝から浅間山に登り鎌倉古道の湯坂路を通って箱根湯本駅に戻る1泊2日の山行をしてきた。
今回のコースは、丁度3年前に歩いたコースと同じで、ここ2年間コロナ禍で登山教室の実習での宿泊山行を自粛していたため、久しぶりの宿泊山行の実習であった。
参加者は、実習生が26名(このうち8名は日帰り参加)、山岳会からのサポーターが19名(このうち13名は日帰り参加)で合計45名という盛況だった。
箱根登山鉄道の箱根湯本駅に集合し、準備体操を行った後、4班に分けて8:40に出発した。天候は、高曇りで出発時の気温は26度あった。しかし、阿弥陀寺境内で小休止を摂ったころには、日陰で21度と心地よい気温になっていた。境内の右わきから登山路に入ると、いろいろな茸が目についた。中でも、紅白の卵茸が幾つか見つかり、おいしそうだった。
前日までの雨の影響で登山路は、滑り易かったが足下に注意しながら登り、10:05に塔ノ峰に到達した。
塔ノ峰からはなだらかなハイキングコースを歩き、一旦林道にでてしばらく林道を進み、明星ヶ岳登山口に10:45に到達した。当初の予定では、ここで昼食休憩だったが、時間がはやかったため、後続パーティーを待って、先へ進んだ。標高635m地点が開けた平坦地になっていたため、ここで昼食休憩(11:00〜11:30)を摂った。
その後急な坂道を登り尾根道に出ると、その後は、笹薮の中の快適なハイキングコースが延びており、12:41に明星ヶ岳山頂に到達した。ここで後続パーティーを待って、各班毎に集合写真を撮影した。明星ヶ岳は眺望がないため、箱根大文字焼きの場所に移動した。ここからは、箱根の街並みが眼下に拡がり、正面に箱根神山、後方に金時山〜丸岳の箱根外輪山が望まれた。なお、楽しみにしていた富士山は、厚い雲の中で見えなかった。
ここからは、急坂を下っていくと、登山路の笹薮等の手入れをしておられる地元の方がおり、火焔茸は猛毒で素手で触るとかぶれるので注意して下さいといわれた。この登山路には、楢や椚の切株に火焔茸が生えており、大きいものは、10僂鯆兇┐襪發里發△辰拭
14:06に明星ヶ岳登山口に到達し、後続パーティーを待ったが、実習生のメンバーが膝の痛みを訴えて、途中で休んでいるとの情報が入った。このため、後続パーティーを待ちながら、舗装道の日蔭で小休止を摂り、当該メンバーは登山口まで下山したらタクシーで宿舎に向かってもらうようにして、日帰り組を宮城野橋BSまで案内した(14:46)。その後、強羅駅への近道の急な階段を登り、15:21にこの日の宿舎の箱根太陽山荘に到着した。この日は、宿舎は我々の貸し切りになり、ゆったりと箱根の湯で登山の汗を流し、久しぶりの宴会で盛り上がった。今回は、夕食後の2次会用として3Lのワインを歩荷で持ち込んだが、久しぶりの宿泊山行で実習生の方々との有意義な意見交換に役立ち、歩荷の疲れが報われた。
翌日は、宿舎のご厚意で7時に朝食が用意され、8時前に計画通り出発することが出来た。車道沿いに歩いて8:40に小涌谷にある千条の滝に着いた。
千条の滝から登山道に入り、浅間山を目指して登った。浅間山への登山道は、雨が降ると沢になるため、少々荒れており、滑り易いため、注意して登った。30分程登ると、なだらかな山頂部に到達し、9:34に浅間山山頂に着いた。山頂には3等三角点が設置されており、近くには芝生の広場が拡がっていた。ここで記念撮影を行い、9:47に湯坂路コースを下山した。このコースは、登山路に沿って桜と紅葉が植えられており、春や紅葉シーズンに歩くと良いコースだった。登山路の両側には、ススキが沢山あり、こちらも秋が深まると風情があるコースのように思えた。
コースの途中の第2城山(湯坂山)で小休止を摂った。湯坂路ハイキングコースの一部は、鎌倉古道とも呼ばれており、石畳区間があり、転倒すると大怪我になるので注意して歩いた。11:37に国道1号線の登山口に到達し、すぐそばにある横穴式源泉の傍で整理体操をおこない、1泊2日の実習を打ち上げた。参加者は、その後昼食や買い物等で散会した。
今回は、3年ぶりの宿泊山行の登山教室実習だったが、天候に恵まれ、ほぼ当初の計画通り実施することが出来、サポーターとしても安堵した。
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