北岳〜小太郎山


- GPS
- 11:55
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,276m
- 下り
- 2,269m
コースタイム
08:30 二俣
10:00 八本歯ノコル
11:05 北岳山頂
12:10 小太郎尾根分岐
12:50 小太郎山山頂
14:05 小太郎尾根分岐
14:55 白根御池小屋
16:05 広河原
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
連休中の快晴ということもあり、大勢の方で賑わっていました。 広河原から二俣までの間では沢水が登山道を流れている所がありますが、靴が濡れるほどではありません。二俣からの左俣コースは石がごろごろとした急斜面を登っていきます。右手にはバットレスを間近に見ることができます。左俣コースの上部は木の梯子が連続しています。うっすらと黄色に紅葉し始めた木々が青空に映えます。八本歯ノコルに着くと一気に視界が開けます。間ノ岳から農鳥岳の白根三山から南アルプス南部まで見渡すことができました。池山吊尾根の先には富士山も綺麗に見えていました。八本歯ノコルから北岳までは石がごろごろした斜面を登っていきます。北岳の山頂はかなり広々していました。付近にはこれ以上高いピークはありませんので、360度の展望が楽しめます。この日は雲ひとつ無い快晴でしたので、遥か遠くの山々まで見る事ができました。 北岳肩ノ小屋のから少し稜線を進んだ所が小太郎尾根への分岐になります。分岐からは小太郎尾根の道をうっすらと確認することができます。分岐から暫くは下っていきますが、途中小さな岩峰をいくつか越えていきます。道が不明瞭なところがありますが、基本的に岩峰などの障害物がある場合は尾根の西側に道が付けられていますので、西側を巻いていけばよいと思います。下りきったところにちょっとした樹林帯がありますが、これを超えると小太郎山のピークに向かって登っていきます。山頂には山梨百名山の標柱と三角点があります。小太郎尾根への分岐までの帰路は最後の登り返しがこの時間ということもあって意外ときつかったです。 白根御池小屋までは白樺と草原の中のつづら折れの急坂を下っていきます。小屋の前はたくさんの宿泊者で賑わっていました。小屋から広河原までは暫くは深い樹林帯の中を水平に進んでいきますが、その後沢に向かってぐんぐん下っていきます。最後にこの急な下りは膝にこたえました。 今日のように大気の安定した日でなければ小太郎山まで足を延ばすのはちょっと厳しいかなと思いました。 |
写真
感想
朝4時に起きて窓の外をみると満天の星空だったので、慌てて支度をして芦安へ。車を走らせると前方にバスの隊列が見えます。4時に甲府駅を出発したバスだと思いますが、結構な台数が出ているようです。芦安に着いたのは5時ちょっと前だったのですが、すでに近くの駐車場は満車。一番離れた所になんとか停められました。
立ち席にて広河原に向かうバスに乗せてもらい、暫くすると夜明けになりました。広河原は肌寒いくらいです。今日の広河原はたくさんの方で大賑わいでした。
北岳に向かう吊り橋から二俣まではの道は渋滞で立ち止まることもしばしば。いつもはついつい飛ばしてしまうことも多いのですが、今日はゆっくりと登ることができたのであまり体力を消耗せずにすみました。二俣から上では青空に映えるバットレスが見事です!紅葉の始まった木々と青い空のコントラストがとてもきれいでした。八本歯ノコルから北岳の稜線は快晴のお天気のおかげでまさに絶景でした。北岳山頂からは360度のパノラマを楽しむことができました。
大気が安定していたので小太郎山に寄り道。この尾根は意外と距離があります。小太郎山の山頂はハイマツに覆われた小さなピークですが、北に甲斐駒、東に鳳凰三山と富士山、南に北岳、西に仙丈ケ岳と南アルプス北部の名峰に囲まれており、絶好の展望台といった感じです。帰りは小太郎尾根を引き返しますが、登り返しが結構厳しかったです。
白根御池小屋を経由して広河原までぶっ飛ばして下って行きましたが、広河原発16時の最終バスに5分間に合わず。相乗りタクシーに一人分の席が開いていたようで、運よくゲートの所で拾ってもらえました。
今日は一日天気に恵まれて最高の景色を楽しむことができました。
teriさん
はじめまして、、近くにお住まいかと、、
これほど混んでいる北岳は大変だったでしょうね。
私は駐車場が混んでいるだけで参ってしまいます。
芦安小学校に駐車した人もいたらしく、それはそれは
大変な混雑だったようですね。
私もいつぞや小太郎尾根に登りました。
http://ychan.naturum.ne.jp/e480688.html
ヤマレコに登録する前のものです。
仙丈ケ岳のルートはよさそうでしたね。
コメントしようと思ってそのままになって
おりました。
Y-chan
Y-chanさん
はじめまして。いつも楽しく山行記録を読ませて頂いております。
今年の夏はすっきり晴れた週末が少なく、南アルプスにでかける機会があまりありませんでした。
8月中旬からようやく安定したお天気に恵まれるようになり、
この日は過ぎゆく夏を惜しむように混雑を覚悟で北岳に行ってきました。
窓際にある職場の私のデスクからは地蔵岳のオベリスクや甲斐駒がよく見えます。
こんな恵まれた環境に感謝しつつ、これからも山梨の山を満喫したいですね。
teri
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