大雪山紅葉前線調査第3弾〜西クマネシリ岳 東大雪の大絶景
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- GPS
- 08:30
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 1,006m
コースタイム
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース】 登山口に通じる林道(シンノスケ3の沢林道)が過去の台風で流れ込んだ沢水で洗掘されて激しく崩壊したまま(2年前に一部整備していただいたようです。)で、通行止め。国道側入口に駐車して入ります。登山ポストはありません。 登山口までの約4.3km(c910付近)は、一部は歩きやすい林道が残っているものの、多くは大きな石がゴロゴロ、フキ街道、沢水の流れ込みで何度も渡渉したり、藪漕ぎしたりで体力的にも精神的にも疲れます。所々に取り付けられているピンテと踏み跡を頼りに進む感じです。こまめにGPSで位置を確認しないと渡渉箇所やルートを誤ります。 二股(C1038m)を過ぎるとやっと本格的な登山道の始まり。ここで沢靴、長靴は登山靴に履き替える。c1100を過ぎると急登が続きます。最後は岩場を手足やロープを使って登ります。滑落に注意、最後まで気が抜けません。 今回歩いた往復のルートでは、復路の方が歩きやすいコース取りでした。 【装備】 靴は、3人ともバラバラでした。Paduknさんは登山靴、kawahiroは沢靴から登山靴に履き替え、N君は長靴から登山靴に履き替え。登山靴は歩くには一番楽だけど、渡渉箇所を探すのに苦労、何度か沢にドボンすることを覚悟。沢靴、長靴は、容易に沢を渡渉したり歩いたり出来るけど、ゴロゴロした岩場が多いので捻挫しやすくて、足に疲れが溜まります。 水等は、涼しかったためかスポドリ3本だけ消費、その他山頂でそれぞれ軽い食事をとりました。 【駐車、登山者】 林道入口のゲート前に詰めれば3台位駐車可能です。溢れた場合は近くに駐車帯があります。 登山中、スライドした登山者は4人。一人は我々と同じコース、他はクマネシリ岳の登山口(足寄町)からでした。 |
その他周辺情報 | 層雲峡の黒岳の湯(大人600円)で汗を流しました。 登山軒でラーメンを食べると100円の割引券で500円で入浴可能。 |
写真
感想
今年7月30日に単独で足寄側からアタックするも熊に遭遇して撤退、同日、サンノスケ3の沢から再アタックするも荒れた林道と気温の上昇により撤退していました。
約2か月が経過し、一年前に登頂していたpaduknさんからありがたいお誘いを受けて改めてアタックしてきました。
林道歩きは大変ですが仲間がいれば心強く、前へ前へと進むことができました。
尾根への取り付き以降、急登が続きますが、無理せず一歩一歩ゆっくりと足を運んだ感じでした。
最後の岩場登りはハラハラする箇所もあって油断はできません。
そして、山頂からの眺望は、想像を超える素晴らしさで、東大雪では一番の見晴らしではないでしょうか。いつもとは違った位置から東大雪、表大雪、北大雪、十勝平野、北見盆地、そして遠くは阿寒の山々まで。
あの林道が復旧さえすれば、何度でも通いたくなる素晴らしい山でした。
今回の山行で北海道百名山90座目、いつの間にか北海道百名山の完登にこだわっていましたが、残りは難関も多いので、少しペースを落としてのんびりと登山を楽しもうかな?
昨年の同じ時期にソロでsoramariさんのログを参考に登ってますが、三連休は最終日だけの晴れ予報でkawahiroくんと西クマに行くことになりました。
層雲峡温泉の駐車場で車中泊予定でしたが、トイレが故障で不便なので大雪ダムの防災ステーションで車中泊しました。高原沼の紅葉時期で駐車場は満車状態でした。
早朝、林道入口からスタートしましたが昨年に比べ一段と林道は荒廃し沢の水量も多いようで飛び石で簡単に済んだと記憶していましたが、渡渉箇所の選定に多少悩み、石が滑るので数回靴を濡らし、一度転けそうになりました。
長い林道歩きを終えて登山道となり、最後の山頂へ続く尾根の急登も笹が育って踏み跡をかろうじて分る程度になってした。
山頂基部の岩場の取付きを登り、ちょうど二人の男性とスライドし絶景の山頂部に登頂です。山頂を更に奥に進み山頂標識(去年は棒が一本立ってただけ。)のピークに到達。周りのクマネシリ山塊、石狩・音更、二ペにウペペ等々、東大雪の山々の圧巻の景色です。同行した二人からも大絶賛でした!
風も穏やかで快晴のなか、今年も絶景を堪能出来て大満足でした。
ただ、紅葉は昨年は眼下の森も色とりどりでしたが、早いのか終わったのか・・・余り紅葉を楽しむ景色では無かったのが少し残念です。
まだまだ山頂に居たいのですが帰りも長い辛い林道歩きが待っているので、山頂に別れを告げて名残惜しいですが下山し、今年の大雪山紅葉前線調査を終えました。
コメント
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おはようございます。
西クマに再チャレンジされたのですね。
昨年よりもフキ等が大きくなっているようで
大変でしたねー!
写真のコメントのように往路でこの看板を見つけられてその通り進むと楽だと思いますが、
足元を気にして歩いているとなかなか見つけられないかもしれませんね!
苦労して歩かれた先の頂上ではNさんも含めて素晴らしい景色を堪能されたようで良かったですね!
お疲れ様でした。
こんにちは。コメントありがとうございます。
あの荒れた林道を考えると、いつリベンジできるかと少し不安でしたが、頼りになるpadkunからお誘いをいただいてアタックすることができました。
あの看板、往路で確認はしていたのですが、そのまま真っすぐに進んで、結局その先でルートを誤ってしまいました😅
それにしても山頂からの眺望は本当に素晴らしく、お泊りしたいくらいでした。
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