予想を超える険しい御船山

2022年09月28日(水) [日帰り]

• GPS: 02:58
• 距離: 3.7km
• 登り: 276m
• 下り: 266m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:01
• 休憩: 1:02
• 合計: 3:03

距離 3.7km 登り 276m 下り 268m

13:57 スタート地点
14:25 14:30 白髭大明神
14:33 14:40 稜線
14:46 15:17 御船山
15:41 15:48 御船山北峰
16:00 16:10 岩峰
16:25 塚崎城址
16:38 武雄神社
16:48 16:50 大クス
16:55 武雄神社
17:00 ゴール地点

標高200mの山ながら急傾斜の山道は苦労します。特に北峰から武雄高校方面へ下る場合は道は不明瞭のうえ傾斜がきつく、落葉や枯れ枝などで足元のグリップが効かず危険です。（できれば戻った方が良いでしょう）又北峰から先の岩峰は行かない方が賢明です。

天候

曇天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

武雄図書館・歴史資料館前の利用者、観光者用駐車場に駐車。

コース状況／危険箇所等

御船山（南峰）は急勾配ではあるが、登山路も分かりやすく問題なし。但し入口の御船が丘梅林の中を抜けて登山口までが不明瞭です。
北峰までは道不明箇所多く、傾斜も増し健脚者以外は自重された方が良いでしょう。北峰以降は相当危険です。よほどの自信が無ければ下らない方が無難です。

写真

9/28 13:46

天山（小城町）から武雄市に移動。
御船山へ向かいます。

9/28 14:02

いつもの見慣れた山容が目前に迫ってきました。

9/28 14:10

観光者用駐車場に車を止め御船が丘梅林から入ります。
ここから登山口までが不明瞭です。

9/28 14:21

なんとか登山口に出会い、急勾配を登ります。

9/28 14:22

踏み跡が分かる山道を稜線のやせ尾根まで一気に登ります。

9/28 14:40

稜線には巨岩が鎮座しています。

9/28 14:46

尾根を左に進むとほどなく山頂です。

9/28 14:54

出ました御船山山頂。

9/28 14:55

先程登った天山が向こうに見えてます。

9/28 14:56

御船山楽園が眼下に。

9/28 14:56

背後にも大岩が！

9/28 15:02

大岩から下を見る

9/28 15:00

天山から左手の作礼山、八幡岳、そして手前に武雄の市街地が一望。

9/28 15:00

中央の白いヤードが23日に開業した西九州新幹線「武雄駅」
残念ながら白いカモメは見えず。

9/28 15:00

さて次はあの北峰に行ってみます。

9/28 15:04

地質図naviによると山頂部の大岩は新生代 第四紀 更新世 ジェラシアン期のデイサイト・流紋岩 溶岩・火砕岩ということです。

9/28 15:16

林の中を進みます。

9/28 15:19

崩落防止のワイヤーを進みましたが下に道あり。

9/28 15:25

不安定な足元が続きます。

9/28 15:52

そそり立つ巨岩が点在。

9/28 15:58

北峰は視界のない凸地でした。
その先の岩峰まで足を延ばしましたが、このルートが相当危険です。

9/28 15:59

雨天時は止めた方が良さそうです。

9/28 16:00

稜線先端の岩峰から来た道を振り返る。

9/28 16:00

岩峰に刻印有り。
修験道時代の産物でしょうか。

9/28 16:21

岩峰から武雄高校を目指して下ってきました。
ルート不明瞭かつ急傾斜で足元滑ります。最後は藪でした。

9/28 16:21

着いたところが武雄高校に隣接する公園。

9/28 16:22

武雄高校の元の敷地は肥前武雄の豪族「後藤氏」の居城「塚崎城」です。竜造寺氏、平戸松浦氏、大村氏などの勢力争いの舞台でした。

9/28 16:40

最後に武雄神社の大クスを見に行きます。

9/28 16:41

境内入口には竜造寺氏の領地に多くみられる「肥前鳥居」

9/28 16:48

これが全国6位（最新では7位）の幹回り20m。樹齢3000年と言われる武雄神社の大楠です。

9/28 16:53

不思議なキノコが生えていました。
午前寒くて午後暑い、長い一日が終わりました。

撮影機器：

DC-TX2 Panasonic

SOG02 Sony

感想

MISB

高速道路に乗って鳥栖方面へ足を延ばすとき、必ず左手の視界に飛び込んでくるのが御船山の切り立った岩峰です。
北と南に岩峰が切り立った姿は確かに御船と呼ばれるように船形に見えます。
一日かけて登るほどの標高でない為、メンバー全員がこれまで気にはなっていても登る機会が有りませんでした。そこで今回天山を早めに切り上げ、帰りに行ってみようということになりました。
ところがどっこい、天山では4時間だったのに、御船山では3時間要しました。天山では上着を羽織ったのに御船山では半袖になっても汗びっしょりでした。
低山といえども傾斜のある常緑樹林は落葉や枯れ枝で林床が埋め尽くされ滑りやすいのが特徴です。御船山も典型的な滑りやすい山でした。
一つ宿題を片付た気分です。

コメント

ベルクハイル

MISBさん　こんにちは〜　
遅すぎるコメントで失礼します。

佐賀市で生まれ育った私にとって、「武雄のみふね山」は、思い出深い場所です。
といっても山登りとしてではなく、幼稚園から小学生の頃、日帰りの家族旅行で良く訪れました。学校の遠足で訪れたような記憶もあります。
麓の公園（遊園地だったかも）で遊ぶのが目的でしたが、その眼前に、御船山の怪異な岩峰がそびえていたのを、うっすらと覚えています。

MISBさんのこのレコのおかげで、懐かしい風景が見れました。ありがとうございます。
最近しばしば、佐賀市の実家に帰省しているので、帰省の折に、ちょっと再訪してみたいと思いました。

MISB

bergheilさんこんばんは。
コメントありがとうございます。（遅くなっても、いつになっても大歓迎です）

御船山はbergheilさんの子供心に焼き付いた原風景だったのですか、なるほどですね〜。

私もこれまで何回あの姿を拝んできたことか・・、今回やっと登れました。

以外と険しいせいか地元の方はあまり登られていないようでした。藪でダニにやられましたのでご用心を。