富栄山・大空山 〜秋晴れの下、緑濃い尾根を闊歩する〜
- GPS
- 05:05
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 743m
- 下り
- 731m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 5:11
天候 | 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は明瞭で要所に標識が立っているので安心して歩けます。危険個所も特にありません。 |
その他周辺情報 | すぐ近くに「のとろ温泉天空の湯」があります。大人\700でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(ハット)
登山靴
サブザック(19L)
昼食(おむすび+レトルトハンバーグ+ジュース)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー他)
飲料(お茶600mL)
地図(行程図・地形図)
スマートホン(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
ドローン(MavicMini)
サブバッテリー
カメラ
腕時計
ラジオ
ヘッドライト
手拭い
ティシューペーパー
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感想
登山靴を1足しか持っていなかった。靴なんて履きなれたもの良いだろうし、せいぜい週に1度の山歩きに靴を取っ替え引っ替えするのも面倒くさいし、実際靴一足で困ったことはなかった。ところが、今年、初めてのハイカットの登山靴を買った頃から歩行ペースが落ち、疲労感も強くなったような気がしている。前回の後山登山で靴の履き方を工夫してみたりして、靴の影響が少なからずあるような気がしたので、思い切って別の靴を買ってみることにした。選定条件はまず、軽いこと、それ以外の条件は比較しながら考えてみることにした。以前履いていたMERRELLのアプローチシューズなどを候補に検討していたのだが、今、登山靴は品薄気味で色々と手に入らないものが多いこともわかった。ただ、なるべく早く軽い靴を履いて試してみたい気持ちも強い。そんな中、比較的入手しやすく機能的にも価格的にも納得のいく品を見つけて購入した。Salomon X ULTRA4 WIDE GTX だ。ローカットで片足400gを切る重量だ。ローカットシューズは足首を捻って捻挫をするんじゃないかとちょっと心配だったのだが、この靴は捻挫を防止する独自機構があるという。それならば軽くて軽快な方向に極振りして、ローカットにしてしまおうと考えた。地元の店舗には現物がなかったので、同じSalomonの靴でサイズ感を確かめて、ネット通販で購入した。注文して2日後には品が届いた。
靴が届いた翌日が振替休で仕事が休めたので、さっそく新しい登山靴で山を歩いてみることにした。ローカットの登山靴は初めてだ。クイックレースはいちいち紐を結ばなくても素早く紐が締められる優れものだ。最初は足の甲側、指が折れ曲がる辺りが少し閊えるような違和感があったがしばらく歩いているうちに気にならなくなってきた。私が慣れたのか、素材が柔らかくなって足に馴染んできたのか。ローカットで足首のホールドが無いためスタスタと歩くとかかとが少し浮いて脱げそうな気配がしてくるのだが、これは靴ひもの締め方とか履き方とか歩き方とか、やはりローカットならではのやり方があるのだろうと思う。軽くて上り坂でも足への負担が少ない気がする。アウトソールもビブラムソールと遜色なく、石でも土でもきちんとグリップしてくれる。さすがに木の枝とか踏むと滑ってしまうのだがそれはどうしようもないだろう。
最初に冨栄山の山頂へ行くと、櫓の上に無線機と望遠鏡を持った人がいた。無線の音声を聞きながら望遠鏡をのぞき込んでいる。測量なのか、点検なのか、いずれにしても仕事でやってきているらしい雰囲気だ。展望の良い山頂なのだが、長くは留まらずに引き返して大空山へ向かった。三角点を更に南下すると、少し開けた場所に鉄塔が立っていて、車が停まっていた。地図では1053の表記のあるポイントだが、道があるような表記はない。けれども、先ほど富栄山の櫓の上で作業していた人はきっとこの車で上って来たのだろう。ここは西側の見晴らしが良かった。これで、あとは引き返すだけとなったので、一旦大空山の三角点まで戻り、そこで昼食をとり、ドローンを飛ばしてみた。
ドローン映像(2分18秒)
帰りは富栄山には立ち寄らず、上ってきた道を引き返した。秋とはいえ、晴天で広葉樹の葉もまだ緑が濃い。汗だくになることはないが、適度な発汗で山歩きをしているという充実感はある。650mLのペットボトル麦茶の他に500mL程度の水を携えてきたが、それを使うことはなく、麦茶も半分ぐらいしか飲まなかった。ほぼ予定していた時間で無理なく歩くことができた。
新しい靴の履き初めで少し心配していたところもあるが、問題なく歩くことができた。岩嶺でない近場の低山トレッキングであれば、軽いローカットシューズで問題ないと思う。岩登りがあれば、足首のホールドがしっかりできる方が良いが、土や砂礫の道では軽く足を動かせられる方がメリットがありそうだ。しばらくこのSalomonローカットシューズをメインに色々な山を歩いてみることにしたいと思う。
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