電車バスで朝日連峰 大鳥池から祝瓶山まで

2022年09月30日(金) ~ 2022年10月02日(日)

• GPS: 26:28
• 距離: 58.2km
• 登り: 3,716m
• 下り: 3,704m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:38
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:58

距離 18.0km 登り 839m 下り 131m

9:21 大鳥登山口バス停
11:19 泡滝ダムバス停
11:33 11:44 大鳥登山口
12:41 冷水沢橋
13:09 13:10 七ツ滝沢橋
13:26 七ツ滝沢水場
13:48 13:56 七曲水場
14:19 大鳥小屋

2日目

• 山行: 9:31
• 休憩: 1:27
• 合計: 10:58

距離 17.9km 登り 1,901m 下り 1,090m

3:17 大鳥小屋
4:37 三角峰下水場
5:14 5:17 オツボ峰
6:35 6:58 以東岳
7:56 中先峰
8:37 狐穴小屋
8:55 8:56 三方境
9:07 9:30 北寒江山
9:53 9:56 寒江山
10:03 10:04 南寒江山
10:48 11:14 竜門山避難小屋
11:33 竜門山
12:46 12:52 西朝日岳
13:47 13:48 中岳
13:57 金玉水
14:15 大朝日岳山頂避難小屋

3日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 1:13
• 合計: 10:23

距離 22.3km 登り 985m 下り 2,491m

5:12 大朝日岳山頂避難小屋
5:26 5:50 大朝日岳
6:43 6:55 平岩山
7:12 平岩山南西尾根水場
7:33 北大玉山
8:28 8:37 大玉山
9:12 赤鼻水場
9:34 9:35 赤鼻
11:01 11:02 分岐
11:13 11:30 祝瓶山
11:37 11:43 分岐
11:54 11:55 一の塔
12:54 12:55 鈴手の水
12:55 鈴出の水
13:48 大石沢小屋
13:57 13:58 大石橋
15:35 ゴール地点

天候

3日間ずっと快晴。気温高い

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

////　行き　////
JR白新線快速　新潟 05:02 - 村上 05:57（乗換）
　　　　↓
JR羽越線普通　村上 06:00 - 鶴岡 07:38　2,640円
　　　　↓
庄内交通329系統　鶴岡駅前��のりば 07:43 - 朝日庁舎前 08:21　790円　平日ダイヤ
https://www.shonaikotsu.jp/local_bus/t13_ochiai.html
　　　　↓
朝日地域市営バス　朝日庁舎前 08:37 - 大鳥口 09:09　500円　平日のみ
https://www.city.tsuruoka.lg.jp/shisei/shiyakusyo/infomation/asahi/askikaku-sieibasu.html

////　帰り　////
小国町営バス北部線　五味沢 16:41 - 小国駅 17:16　200円　毎日運行
http://www.town.oguni.yamagata.jp/life/life/road/bus/north.html
五味沢バス停　https://goo.gl/maps/kBHonqy1b81b25XV9
　　　　↓
JR米坂線代行バス　小国駅 17:35 - 坂町駅 18:49（乗換）
https://www.jreast.co.jp/press/2022/niigata/20220819_ni02.pdf
　　　　↓
JR羽越線普通　坂町 19:04 - 新潟 20:19
　　　　↓
JR上越新幹線とき（東京行）
えちごワンデーパス1,570円＋新幹線特急券＋小千谷以遠の乗車券
https://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2499

※行きアクセス
新潟駅にて前泊。例年だと泡滝ダムまで登山者向け乗合タクシーが運行されるが、今年はないため入山は平日縛りで11km徒歩。
全国旅行支援　新潟版
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kankokikaku/0516147.html

※帰りのログ
五味沢バス停より2km手前で親切な地元ヤマッパーの方々にお声がけ頂き、小国駅まで乗せて頂きましたmm（徒歩以外のGPSログは切ってます）

※帰り東京方面
えちごワンデーパスを小国駅から使い、新潟駅では新潟〜降車駅の新幹線特急券と小千谷〜降車駅の乗車券を別々に購入。自動改札機に3枚重ねて入れます。

※車利用なら
写真に上げましたが、JR坂町駅にパーク&ライド駐車場あり。坂町（荒川胎内IC）までは車で行って、坂町駅をベースに羽越線・米坂線どちらもアクセス出来ます。

コース状況／危険箇所等

七ツ滝沢橋は沢を渡渉する計画でしたが、既にほぼ完成した様子で工事の方々にお声がけ頂き渡橋。感謝。写真にも上げましたが10/8には補修完了とのことです。

泡滝ダムへも一般車通行可能。大鳥池への登山道は所々出水の痕があるものの、よく歩かれており問題なし。オツボ峰〜大朝日岳の主脈についてもコース的には緩やかで初級ハイキング。但し距離は表銀座と同じ位あって長いです。

蛇引尾根分岐〜大玉山〜赤鼻の区間が難路。刈り払いはされてますが外傾気味のトラバースが連続し、ザレ通過でヤブを束ねて掴んだり、泥で滑る急登があります。祝瓶山への登り返しを含めて越後三山の後半くらい堪えました。

祝瓶山の鈴振尾根は中級ハイク。危険箇所はないですが上部が細尾根で段差のある登り。

・紅葉の色づき
縦走した全区間中、オツボ峰〜以東岳にかけての西面の絨毯が一番鮮やかでした。西面が東面より1週間ほど早く進んでいる印象。

写真

9/29 20:55

時速240kmで居酒屋直行

9/29 22:34

緑川 x 秋刀魚。まいう〜〜

9/29 23:02

財布用ショック吸収材

9/30 0:15

セルフ式入山祝い。山行分も確保

9/30 4:54

寝坊するところだったw

9/30 6:07

車窓からは日本海が広がる

9/30 6:25

笹川流れをコトコト走る電車旅

9/30 7:43

鶴岡駅�Ｈ崗茲蠑譴�ら

9/30 8:37

さらに朝日庁舎でワゴンバスに乗り換え

9/30 10:09

泡滝ダムへ11km徒歩。4.5kmくらいで未舗装に

9/30 10:45

綺麗な赤川を眺めつつ

9/30 11:27

駐車場が見えた。結構車いて大半が釣師とのこと

9/30 12:06

大鳥池への登山道は2-3箇所ガレあり

9/30 12:19

大半はこのような歩きやすい道だった

9/30 12:32

あのブナの枝、どうやって引っかかったか不思議

9/30 13:09

七ツ滝沢橋。工事は10/7迄

9/30 13:11

有難うございます

9/30 13:39

七曲は湧水が豊富。手前で体長1.5m程のクマに挨拶

9/30 14:20

襲われんで良かった。無事大鳥小屋に到着

9/30 14:37

2Fはポカポカの畳敷き。4名で広々快適だった

9/30 15:30

大鳥池の水面。キラキラ太陽が反射する

9/30 15:36

アングラーの聖地。神秘的だった

9/30 15:44

えいひれとか色々

9/30 16:04

潜水艦はいなかった（笑）でも小魚は沢山群れていた

9/30 17:19

夕焼けに染まる以東岳

9/30 19:06

19時の空は人工衛星が多い

10/1 4:59

翌朝。紅葉のヘッデンライトアップ

10/1 5:18

オツボ峰西面は茶色が少ない

10/1 5:20

以東岳に続く道

10/1 5:25

月山のシルエット

10/1 5:26

遠い山域だけど、行く甲斐は十分あり過ぎる

10/1 5:38

奥羽山脈から日の出。蔵王〜船形の間から昇った

10/1 5:45

凄い。紅葉絨毯が燃える

10/1 5:45

燃える絨毯の先に長大な朝日連峰

10/1 6:05

彼方の大朝日岳。表銀座の燕〜槍と同距離

10/1 6:19

以東岳山頂へ

10/1 6:24

斜面いっぱいにモコモコの紅葉絨毯

10/1 6:30

神秘的な大鳥池と絶妙マッチ

10/1 6:37

今日1日この稜線を歩く

10/1 6:54

初めての以東岳登頂

10/1 7:05

逆光。でも光線の当たり具合が良い

10/1 7:16

朝イチ石川の方とスライド。のち祝瓶で再会

10/1 7:24

花崗岩質。白いザレが景色に変化を添える

10/1 7:32

キツネ色の草原と以東岳

10/1 8:04

狐穴小屋へ

10/1 8:11

中先峰を越えて振り返る

10/1 8:39

狐穴。泊まってみたい

10/1 8:42

出た。ハクサンイチゲ x 紅葉コラボ

10/1 9:00

三方境もすごかった

10/1 9:32

三面コースの相模山

10/1 9:32

寒江山とこれから向かう稜線

10/1 10:05

寒江山〜竜門は標高差150くらいアップダウン

10/1 10:44

竜門小屋。小屋前まで引水されており、ここで水確保

10/1 11:24

竜門の登り。素晴らしいけど水と酒でバテた

10/1 11:32

紅葉絨毯のスケールが桁違い

10/1 11:40

右手に三面コースの尾根を望みながら

10/1 11:41

西朝日岳への稜線を行く

10/1 12:04

これ以上堪能できないくらい紅葉盛り

10/1 12:12

やっと大朝日が近づいた

10/1 12:12

紅葉の向こうに山形盆地と奥羽山脈

10/1 12:57

西朝日からまた130mほど上下。酒が重い…

10/1 12:59

端正な山容してる。肩に大朝日小屋

10/1 13:43

西朝日を振り返って

10/1 13:56

あと少し。自滅寸前

10/1 15:03

お疲れさまー。このために担いできたw

10/1 15:51

オクラとかパプリカとかヒヨコ豆とか好き放題に入れる

10/1 16:00

柑橘系絞るとトルコ風。クスクスは飽きない

10/1 17:12

大朝日小屋からの夕日

10/1 17:13

秋の日没

10/1 17:13

美しい

10/1 17:14

日本海に落ちていく

10/1 17:42

予想通り小屋は超満員。テント不可なので仕方ない

10/2 5:12

翌朝

10/2 5:12

大朝日山頂で御来光を待つ

10/2 5:32

笹谷峠の横から昇ってきた

10/2 5:33

風があるけど、マジックアワーに人は集う

10/2 5:46

うっすらと影大朝日が見えた

10/2 5:47

最高

10/2 5:47

時が止まる

10/2 5:48

今日歩く稜線。素晴らしい

10/2 5:50

大朝日をあとに。ザレを下る

10/2 6:00

東北のマッターホルンへ。折り重なる縦走路

10/2 6:07

平岩山へ。朝の稜線を歩く

10/2 6:19

近づいてきた。初夏ウスユキソウが咲く所

10/2 6:32

振り返った大朝日

10/2 6:52

平岩山山頂より。ここから眺める大朝日が良い

10/2 6:52

行き先。北大玉山、大玉山と続き

10/2 6:52

その後ろに祝瓶。とてつもなく遠く感じる

10/2 6:56

いつまでも眺めていたい

10/2 7:04

平岩山は秋も別天地だった

10/2 7:07

祝瓶へ向かう道

10/2 7:09

The 縦走路って雰囲気

10/2 7:29

大朝日が遠くなってゆく

10/2 7:37

低山でも雪食地形の山ひだ。急峻で滑落は出来ない

10/2 8:50

大玉山前後の外傾ザレ。滑りそうなら藪を手づかみで

10/2 8:58

祝瓶山、圧巻。こんな貫禄のある山が三百名山とは

10/2 9:01

これ東北アルプスで良いと思う

10/2 10:09

標高1400の低山稜線で450急登。なんてこった

10/2 10:25

祝瓶山。壁のように立ちはだかる

10/2 11:06

肩にザックデポして頂上へ

10/2 11:13

祝瓶山、ラストピーク登頂

10/2 11:32

来し方。左端の奥が以東岳

10/2 11:52

鈴振尾根を下る

10/2 13:21

樹林帯へ。暑さは本当に大の苦手。滝汗止まらず

10/2 13:57

大石吊橋を渡る

10/2 14:47

五味沢バス停まで10km徒歩

10/2 15:10

アスファルトの照り返しが酷かった

10/2 15:19

若干熱中症かも

10/2 15:19

幻覚と思ったら違った。彩雲が出てきて励まされる

10/2 15:27

残2km歩いていたその時、山頂でお会いしたご夫婦が車で通りかかった。感謝ですmm

10/2 15:59

小国駅。6月飯豊山行で米坂線に乗った記憶と、災害で止まってしまった今…

10/2 16:36

新潟交通が代行輸送の役目をしている。坂町へ

10/2 18:30

坂町駅にパーク＆ライド駐車場があった

10/2 18:34

羽越線で新潟駅へ

10/2 20:41

改札出れるので王将ラーメン

10/2 21:24

小国はフリーパス適用内

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark III Canon

装備

個人装備

檸檬堂 鬼レモン350ml x 2 キリン 一番搾り350ml キリン 一番搾り500ml 麒麟山 伝統辛口500ml お冷や500ml アクエリアス900ml えいひれ 干しホタル 塩 オクラ ナス パプリカ ヒヨコ豆 青みかん ドライフルーツ クスクス クミンパウダー オニオンペースト 渡渉グッズ

備考

重すぎた

感想

taksizm

紅葉絶景の朝日連峰。

6月に蛇引尾根から大朝日に行って以来縦走を狙ってましたが、吊橋崩壊の次に豪雨そして台風が襲った2022年夏。稜線の紅葉が始まり、今一度調べ直したらラストチャンスに気づき、金曜有休が取れたので電車バスで行ってきました。

初日11kmの林道歩きと、酒を2Lと生野菜詰めたのが効いて2日目の竜門登り返しでダウンしてしまい、後半はグダグダペースですが呑んで食って重量減らして何とか歩き通しました。笑

でも辛さを忘れる一面の紅葉と、一期一会であっても厚い人情の機微に触れる山行でした。言葉にはし難いのですが、公共交通機関を使って縦走することで、得たものが色々あったなぁと振り返って思います。旅が好き、という自分の原点に帰った気がしました。

コメント

shibawannko

taksizmさん、こんばんは。
ニアミス...ではなかったですが、同じ山域でしたね。
竜門山あたりや祝瓶山あたりの紅葉は凄いんじゃないかと思って山頂から眺めていましたが、本当にすごいですね！さらに遅い下山になっても竜門山までは行けばよかったかと。行けなかった区間の絶景紅葉を拝見させていただきました。
公共交通機関に弱くてすぐ車に頼ってしまいますが、いつの日か縦走してみたいと思いました。

taksizm

shibawannkoさん、
ちょうど私が祝瓶から眺めてた時に大朝日いたのですね！長距離の遠征お疲れさまでした。

いつもながら複数の山域に行かれてレコ詳細に記され、とても参考になります。色づきは年によってだったり数日の差や光線具合でも変わるので、紅葉って難しいと思います。でも焼石や和賀岳を見ると東北の山々自体、紅葉規模が凄く大きいってのに納得ですね。花と紅葉は東北だなあと。

飯豊朝日は大きく穏やかですが、やはり難所は公共交通機関と思います。私も車派なので今回の林道歩きは見積りが甘く、行き帰り歩くと日帰りロングよりもクタクタでした