荒船山
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- GPS
- 04:17
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 733m
- 下り
- 743m
コースタイム
- 山行
- 3:37
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:17
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8時の段階で10台程度。出発の準備中に立て続けに3台。 下山時にはあふれて路駐が何台か。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に危険箇所はありません。 一杯水から上は岩場でそこそこの急坂ですが、危険箇所と言うほどでもないと思います。 経塚山の山頂直下もやや急坂。こちらも危険とは言えない。 他は本当に歩きやすい散歩道。 |
写真
かつて牧場だった丘は、コスモスに埋め尽くされている。
100万円超の望遠レンズをぶら下げたカメラマンが列をなしている。ムカつく(そんな高価なレンズは買えない者の妬み)。
ちなみに、ノビタキがいるんだとか。
感想
遠くから眺め「変な形の山だな。今度登ってみたいな」と以前から思っていた山。
どピーカンの初秋、そして体力の戻りきっていない中年夫婦である我々が、目的地に荒船山を選んだことは大正解だった。
スタートから1時間半ほどで「登山」は終了。崖の上から絶景を眺めたあとは、遠くから眺めたカタチのとおり、フラット。ひたすら平坦な散歩道。
道は明るい森の中をずっと進むので、本当に気持ちが良い。
どこまでも歩いて行けそうな気持ちにはなるけれど、眺望がまったくないので、若干飽きてくる。飽きてきた頃に山頂。山頂直下はやや急坂。そこまでひたすらフラットだったので、けっこうな急坂に感じるけれど、それほどでもないんだろう。
山頂も眺望なし。
山頂には「経塚山」という名前が付いている。「荒船山」じゃないのか。この辺の理屈はどうなっているんだろう?
巨岩、奇岩が好きなぼくとしては、その点でも満足度は高かった。
本日はトリカブトの花がきれいだったけれど、クリンソウの群生地もあるようで、そんな季節でも素晴らしいと思う。もちろん、本日よりもう少し秋が進んで、紅葉してくればそれも素晴らしいはず。
どなたにもいつでもオススメの山。すれ違った方の平均年齢はやや高めだった気がします。
下山後に、クルマならすぐ近くの、内山牧場に立ち寄ることをオススメします。
ここからは荒船山がどどーんと見える。
そして、現在はかつて牧場だった斜面がコスモスで埋め尽くされていて、大絶景。
ここに立ち寄るだけで、荒船山登山の満足度が2倍にアップです。
で、改めて荒船山を内山牧場から眺めて思うのだけれど、そのカタチは、船と言うよりクジラに見える。
荒船山は佐久市の山だが、そこからほど近い(佐久穂町を挟んでもう一つ先の)小海町には、「鯨の夫婦」という民話がある。「まんが日本昔ばなし」にも採用されたその話は、「小海」という地名を海と勘違いしたクジラが千曲川(信濃川)を遡上してきたが(勘違いだと知ったので)引き返した、という物語。
荒船山をクジラに見立てたからこそできあがった物語だろうと思う。
あのカタチ、あの場所。間違いないでしょ。
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