【クズバ山・剱岳眺望の絶景地】急登・おまけに中山

2022年10月09日(日) [日帰り]

• GPS: 05:50
• 距離: 8.3km
• 登り: 1,216m
• 下り: 1,213m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:35
• 休憩: 2:12
• 合計: 5:47

距離 8.3km 登り 1,216m 下り 1,217m

6:33 中山東小糸谷登山口
7:02 7:03 鞍部
8:32 10:32 クズバ山
11:36 鞍部
11:45 11:55 中山
12:00 12:01 鞍部
12:20 中山東小糸谷登山口

通常は山頂まで2時間半から3時間かかると思います

天候

高ぐもり　下山後午後から雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

クズバ山最短コースの東小糸谷登山口付近には駐車スペースが数台分ありますが、早月川にかかる木製の橋は車で渡れるものの橋手前から砂利道となるため、心配な方は少し馬場島寄りの舗装路の路肩にある駐車スペースに駐めた方がいいでしょう。小糸谷登山口には標識はなく、橋を渡ってすぐの駐車スペースを右に入る登山道があります。
中山経由で馬場島へ下山する場合は、馬場島に近い駐車スペースに駐めた方て歩いたほうが無難かもしれません。

コース状況／危険箇所等

クズバ山・中山分岐までは徒渉三回の整備された登山道。この日はまだ木橋が架かっていましたが、まもなく橋は外されます。川幅は狭く、足場の土のうは残してくれるので例年木橋がなくなっても渡れています。クズバ山登山道は木の根が多い急登が続きます。僧ヶ岳の東又コースが過去イチの急登でしたが、ここはそれを凌ぐものがありました。とくに下山時は木の根で足を滑らさないように細心の注意を払う必要があります。除草はキッチリされており、滑りやすいところにはロープが設置されています。

その他周辺情報

馬場島荘の手打ち蕎麦13時までの提供ですが、到着の少し前に売り切れてしまいました。伊折集落にある剱いおりの郷の手打ち蕎麦定食をいただきました。
馬場島荘ではシャワーを借りることができますが、いつもは上市のゆのみこ温泉か大岩の湯に入ります。この日は下山が早かったので、ひさしぶりに魚津の金太郎温泉（通常3時間コース大人1,050円ですが、JAFカードかETCカードを見せると850円になります）に入りました。硫黄泉と塩化物泉の混合した珍しい温泉だそうです。

写真

10/9 5:29

上市を過ぎたあたりで白み始めた空に剱岳のシルエットが美しく際立っていました

10/9 5:43

そうこうしているうちに、朝焼けタイム

10/9 6:00

伊折橋からの早月川と剱岳

10/9 6:32

クズバ山最短ルートの小糸谷口から
登山口に標識ありません
木の枕木を並べて鉄板を渡した早月川の橋を渡ってすぐの駐車スペースから登山道が始まります

10/9 6:33

小糸谷ルートは沢沿いに登っていくため、少しお花が見られます
アキギリ、秋はシソ科のお花が多い

10/9 6:34

ハクサンカメバヒキオコシ

10/9 6:34

ハクサンカメバヒキオコシもカメバヒキオコシも、葉の先端に中央裂片というくびれがありますが、ハクサンカメバヒキオコシは中央列片が太く鋸歯があり、カメバヒキオコシは中央裂片が細く鋸歯がない。これは鋸歯があります

10/9 6:36

徒渉は三回
まもなく木橋が外されますが、沢幅は広くなく、足場の土のうが残されるので、例年橋がなくても問題なく渡れています。

10/9 6:46

沢沿いにはトチノキが生えています

10/9 7:03

30分で中山・クズバ山分岐

10/9 7:04

立山杉の門
この左側に岩の上に立つ大きな立山杉があるのですが、往路はヤブで見落としました

10/9 7:09

10/9 7:13

急登です
序盤は丸太階段で整備されているところもあります

10/9 7:21

木の根がビッシリ
下山時はとくに滑りやすいので注意

10/9 7:24

除草はキッチリされていますが、とにかく急登が続きます

10/9 7:34

夫婦杉

10/9 7:46

ナナカマドの色づきはこれから

10/9 7:54

真っ先に色づくオオカメノキ

10/9 7:58

大猫山、釜谷山、猫又山

10/9 7:59

アカミノイヌツゲ

10/9 7:59

ホツツジ

10/9 8:02

色づきはじめのナナカマド

10/9 8:03

末端から紅葉するのね

10/9 8:03

紅葉の最盛期は来週かな

10/9 8:05

ブナの落葉

10/9 8:06

朝日に透けるブナの黄葉

10/9 8:09

剱岳早月尾根

10/9 8:12

おっぱいキノコ
本名クチベニタケ

10/9 8:17

紅葉は1〜2週間後かな

10/9 8:20

急なところや滑りやすいところにはロープが張られています

10/9 8:21

マイヅルソウの実

10/9 8:45

登山口から2時間でクズバ山山頂
あ〜しんどかった
もちろん山頂からは剱親分ドーン！！

10/9 10:06

クズバ山の山頂標識
コレ、担いでみたかったんだよね

10/9 10:06

コレ撮るのにポーズが決まらなくて自撮りテイク60してます

10/9 9:44

立山がきのうの雪で真っ白！！

10/9 10:28

立山と奥大日岳

10/9 10:27

中大日岳〜大日小屋〜大日岳

10/9 10:27

剱岳は早月小屋のあたりが紅葉しているようです

10/9 10:29

立山も弥陀ヶ原あたりがよさそうかな？

10/9 10:18

大猫山、釜谷山、猫又山

10/9 10:24

早月川と富山湾

10/9 10:13

下山しまーす

10/9 10:32

ミネカエデもボチボチ紅葉

10/9 10:36

ジェットコースター下山

10/9 10:39

剱岳とナナカマド

10/9 11:02

ダケカンバの白

10/9 11:06

ゴロゴロのロープ場

10/9 11:13

根っこだらけ

10/9 11:29

枯れ葉ロード

10/9 11:30

10/9 11:33

ユキザサの実

10/9 11:34

立山杉の門に戻ってきました

10/9 11:35

立山杉の門を少し過ぎたところ右側を見ると大岩の上にそびえ立つ巨大な立山杉がいます

10/9 11:52

おまけに大賑わいの中山へ寄り道
こちらも剱岳バッチリ見えます

10/9 12:11

馬場島に下りると林道歩きが長いので車の置いてある小糸谷口へ下山

10/9 12:16

アキノチョウジ

10/9 12:18

シシウド

10/9 13:26

おつかれ山でした

10/9 14:03

馬場島荘の手打ちそばは間一髪で売り切れでしたが、帰り道の剱いおりの郷でありつけました

10/9 15:56

下山が早かったので魚津の金太郎温泉に寄り道♨

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

SO-52A Sony

装備

個人装備

メリノ長袖アンダー メリノパンツ 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 ハイドレーション ヘッドランプ ファーストエイドキット 日本手拭い 保険証 携帯 時計 ストック カメラ サーモス500ml

感想

tom32

登ったことのある山友さんが口をそろえて「二度と登りたくない」という急登
どんなものか怖いもの見たさで
はい、たしかに急です。過去イチの急登は僧ヶ岳東又ルートでしたが、ここはそれを凌ぐものがあります
午後から天気が崩れそうだったので明るくなった6時半東小糸谷登山口スタート、山頂8時半。
山頂ではほぼ同時刻に登ってきた石川の方が食事をされ始めたので、なんとなくつられてお昼にと持ってきたいなり寿司とラーメンを食べ、あとから登ってきた富山のグループの方たちとお話ししたり、第一ミッションの山頂標識でいろんなポーズで自撮りしてたら山頂に2時間もいてしまいました
下山はツルツル木の根地獄を慎重に下り、分岐から第二ミッションの中山にも寄り道
中山からは馬場島へは下山せず車のおいてある東小糸谷口へ
そんなこんなで馬場島荘にたどり着いたのは12時半、第三ミッションの馬場島荘の手打ち蕎麦は残念ながらタッチの差で売り切れでしたので、200円のコーラを買って帰路へ。
途中、往路見かけた剱いおりの郷に手打ち蕎麦ののぼりがたっていたので、これ幸いと入店、手打ち蕎麦定食、山菜の天ぷらもついてて美味でした。ご主人ともいろいろお話しできて、和製キウイフルーツのさるなしの実も食べてみ〜っていただいて、お口すっきり。
まだ時間が早かったので、いつもの上市のゆのみこ温泉ではなく、魚津の金太郎温泉へ。ひさしぶりのキョーレツな硫黄泉に浸かって体中硫黄の匂いを染みこませて癒やされてまいりました