箱根山
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 22m
- 下り
- 17m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
長かった田舎暮らしで、すっかり足腰が弱くなった家内を、どうにか山へ連れて行こうと、ハイキングからリハビリしている。6月の最後の日曜日に出かける予定だったが、数日前に家内が足に豆を作ってしまい、ようやく7月中旬の実現にこぎつけることができた。休みのとれた日曜日を利用して、家内と二人で都内の箱根山へと出かけた。
早朝の都営大江戸線の東新宿駅で降りると、今回もまた24時間営業のマクドナルドへと駆け込む。今回は、家内が「ビッグブレックファストセット」で、私は「ソーセージマフィンセット」である。二人のセットを比べて見ると、内容が同じに見えてしまうのは私だけだろうか?目玉焼きをスクランブルエッグにして、パーツをバラバラにして供したのがビッグブレックファストセットのような気がする。パーツは同じでも、ジャムやスパイスを付けて、フォークやナイフで食べるだけで、雰囲気は大きく変わるものだと、妙に感心してしまう。
食事が終われば、いよいよ登山の開始である。といっても、まずはマクドナルドの隣の広場へ向かう。新宿イーストサイドスクエアのサンクンガーデンだ。「サンクンガーデン」というのは、直訳すると「沈んだ庭」という意味から、「地下に設けられた開放的な公園」と思ってもらえれば良いだろう。都内にもサンクンガーデンは多く、有名なのは東京オペラシティだ。早朝なので、警備のおじさんしかおらず、寂しい公園と化している。
都営大江戸線の地下道を利用して、国道302号線を横断し、路地を伝って北上する。このあたりは、まだまだ昭和の雰囲気が漂っている。すぐに、大久保通りにぶつかり、横断歩道を渡ると、戸山公園の入口だ。巨大な桜の木が生い茂る静かな公園の中を歩く。少し蒸し暑く、夏の朝を感じさせる。まもなく「箱根山登山口」と書かれた標識にぶつかる。さて、本格的な登山の開始だ。途中の遊歩道では、近所の人たちがラジオ体操に興じている。その中を一歩々々踏みしめながら、登山道を登っていく。なんて、思っているまもなく、いきなり山頂だ。箱根山の山頂は直径5mくらいの円形の広場になっている。新宿副都心の高層ビルが一望できる。この箱根山というのは、築山といわれる人造の山だ。江戸時代に尾張藩が東海道の小田原宿を模した回遊式の庭園の一部が残ったものらしい。戸山公園サービスセンターに行けば、登頂の証明証がもらえるようだ。
箱根山を後にして、新宿方面へと向かう。途中で、小泉八雲記念公園に寄るが、あいにくと朝が早すぎて、開園前であった。フェンス越しにギリシャ風の庭園を眺めながら細い路地を通り過ぎる。小泉八雲は、ギリシャ出身なので、ギリシャ風なのだろう。晩年は、この地で過ごしたので、記念公園が作られたようだ。
路地をたくみに伝いながら、新大久保駅方面へと向かう。家内が、「異国の土地みたい!」と感嘆の声を上げる。コリアンタウンだ。韓国料理のお店が当然多いが、東南アジアの国々のお店もあり、なかなか賑やかだ。近くの公園で休憩をとっていると、韓国の人たちが韓国風の体操を始めだし、しばし不思議な演舞に釘付けとなる。ようやく、体操も終わり、帰りの総武線大久保駅へと向かった。
以上
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