【誰にも会わない三百名山】諏訪山 ~浜平からピストン~


- GPS
- 07:29
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,151m
- 下り
- 1,165m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・30台くらい停められそうな駐車場です ・一段下がった場所に簡易トイレが設置されています ・意外にも(?)携帯(au)は問題なく入ります |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山口~湯の沢の頭> ・最初は沢沿いを歩きますが、登山道はかなり荒れており、滑りやすい悪路です。ルートも分かりにくいので、目印テープを着実に追う必要があります ・沢から離れると歩きやすくなりますが、登山道が狭く、傾斜が付いている箇所が随所にあります。落ち葉に隠れた木の根が凶悪なので、バランスを崩さないよう注意 <湯の沢の頭~諏訪山(稜線歩き)> ・三笠山の手前からロープ、鎖、ハシゴがふんだんに出現します。三笠山を過ぎてすぐの岩場(下り)は、スタンスが乏しく、足の置場に迷いました。また、下りで使うとグラつくハシゴが1ヶ所あり、ヒヤッとしました。それ以外は落ち着いて対応すれば問題ないと思います。 ・岩場以外の稜線は、登りは問題ないですが、下りでは肢尾根と分岐する辺りでコースが分かりにくくなっています。誤った踏み跡を信用しないように注意 |
その他周辺情報 | <日帰り温泉> 浜平温泉 しおじの湯 600円 ・駐車場からほど近く、お値段も手ごろ(休憩室、食事処もあります) ・『メタけい酸含有量が温泉法の限界以上』という、よく分からない分類をされている温泉ですが、少し粘土質の匂いがする特徴的なお湯です ・廃業した「浜平鉱泉」の源泉を引湯しているそうです |
写真
感想
標高的には手ごろですが、なかなか足が向かなかった諏訪山(1549m)。
事前情報では、岩場の難易度が少し高めな他、登山道が荒れていて「迷いやすい」「滑りやすい」など、気軽に行きづらい感じでした。
この日の天気は一日中曇りでしたが、前日を含めて雨の心配が無さそうだったので、思いきって行ってみることにしました。
結果的には、何とかコケずに歩き切れましたが、精神的に疲れる山でした。山頂手前の岩場以外にも、バランスを崩すと危険な箇所が多く、落ち葉に隠れた木の根が非常に滑りやすいので、普段よりもかなり気を遣って歩きました。
また、沢沿いだけでなく、稜線も下りで使うとコースが分かりにくく、「コースミスをして戻る」ということが4~5回ありました。この時期は落ち葉でコースが隠されてしまうので、特に分かりづらいのかもしれません。
気軽に歩けるコースでないせいか、この日は日曜日で、紅葉も見ごろを迎えかけていましたが、他に登山者はいませんでした。
なお、諏訪山は別名を「カミヤツウチグラ」といい、諏訪神社の神体のようですが、前衛峰の三笠山は「ヤツウチグラ」と呼ばれ、『三笠山刀利天王』を祀る木祠が建立されています。三笠山刀利天王は『御嶽五座神』の一座であり、御嶽信仰が関係しているようで、古くからの信仰の山であることが伺えます。
また、諏訪山は「日本三百名山」「関東百名山」「ぐんま百名山」に選定されており、それなりにターゲットにする登山者は多そうですが、この寂れようはリピーターが少ないからかもしれません。
荒れた登山道はルーファイや歩行スキルの練習にはなるかもしれませんが、個人的には「また来よう」という気になりません。格式の高い山に相応しく、もう少しコースが整備されて欲しいと思います。
なお、この日はヤマレコのコースタイムより、そこそこ速く歩けてますが、ペースは「標準(以下)」になっています。ヤマレコの「ペース」は「山と高原地図」のコースタイムを基にしますが、登山道が荒れて当時のコースタイムが参考にならなくなっているので、計画を立てる際はご注意を。
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