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Yamareco

記録ID: 4800654
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

【誰にも会わない三百名山】諏訪山 ~浜平からピストン~

2022年10月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:29
距離
10.9km
登り
1,151m
下り
1,165m
MarkerMarker
1 km
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:13
休憩
1:11
合計
7:24
距離 10.9km 登り 1,165m 下り 1,167m
7:04
99
8:43
74
9:57
10:18
23
10:41
10:51
32
11:23
11:58
63
13:01
82
14:23
14:28
0
14:28
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
浜平駐車場(無料)に駐車
・30台くらい停められそうな駐車場です
・一段下がった場所に簡易トイレが設置されています
・意外にも(?)携帯(au)は問題なく入ります
コース状況/
危険箇所等
<登山口~湯の沢の頭>
・最初は沢沿いを歩きますが、登山道はかなり荒れており、滑りやすい悪路です。ルートも分かりにくいので、目印テープを着実に追う必要があります
・沢から離れると歩きやすくなりますが、登山道が狭く、傾斜が付いている箇所が随所にあります。落ち葉に隠れた木の根が凶悪なので、バランスを崩さないよう注意

<湯の沢の頭~諏訪山(稜線歩き)>
・三笠山の手前からロープ、鎖、ハシゴがふんだんに出現します。三笠山を過ぎてすぐの岩場(下り)は、スタンスが乏しく、足の置場に迷いました。また、下りで使うとグラつくハシゴが1ヶ所あり、ヒヤッとしました。それ以外は落ち着いて対応すれば問題ないと思います。
・岩場以外の稜線は、登りは問題ないですが、下りでは肢尾根と分岐する辺りでコースが分かりにくくなっています。誤った踏み跡を信用しないように注意
その他周辺情報 <日帰り温泉>
浜平温泉 しおじの湯 600円
・駐車場からほど近く、お値段も手ごろ(休憩室、食事処もあります)
・『メタけい酸含有量が温泉法の限界以上』という、よく分からない分類をされている温泉ですが、少し粘土質の匂いがする特徴的なお湯です
・廃業した「浜平鉱泉」の源泉を引湯しているそうです
浜平駐車場に駐車。30台くらい停められそうな駐車場ですが、7時前の時点で他に1台も停まっていません。
2022年10月16日 06:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 6:59
浜平駐車場に駐車。30台くらい停められそうな駐車場ですが、7時前の時点で他に1台も停まっていません。
この日の予報は曇りですが、雨の心配は無さそうです。
2022年10月16日 07:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 7:00
この日の予報は曇りですが、雨の心配は無さそうです。
駐車場から1段下がった場所に簡易トイレが設置されています。
2022年10月16日 07:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/16 7:02
駐車場から1段下がった場所に簡易トイレが設置されています。
いきなり橋が崩壊しています。浅瀬を渡りましょう。
2022年10月16日 07:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
3
10/16 7:03
いきなり橋が崩壊しています。浅瀬を渡りましょう。
諏訪山まで5,476m。数字が細かい…。
2022年10月16日 14:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/16 14:23
諏訪山まで5,476m。数字が細かい…。
登山道が崩落しています。割と危険な箇所なので、ロープでも欲しいところ。
2022年10月16日 07:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 7:20
登山道が崩落しています。割と危険な箇所なので、ロープでも欲しいところ。
最初は沢沿いの道を行きますが、かなり荒れています。右上にピンクテープが見切れているように、これでもコース上です。
2022年10月16日 07:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 7:28
最初は沢沿いの道を行きますが、かなり荒れています。右上にピンクテープが見切れているように、これでもコース上です。
この橋はまだ渡れますが、橋のない箇所でも何度も渡渉を繰り返します。増水時は注意。
2022年10月16日 07:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 7:25
この橋はまだ渡れますが、橋のない箇所でも何度も渡渉を繰り返します。増水時は注意。
この橋は完全に崩壊しています。浅瀬へ迂回します。
2022年10月16日 07:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 7:41
この橋は完全に崩壊しています。浅瀬へ迂回します。
沢から離れて土の道になると少しホッとしますが、道幅が狭く、木の根が滑るので、余り気は抜けません。
2022年10月16日 07:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/16 7:55
沢から離れて土の道になると少しホッとしますが、道幅が狭く、木の根が滑るので、余り気は抜けません。
湯の沢の頭に到着。ここで楢原方面からの登山道と合流します。(楢原ルートも悪路とか)
2022年10月16日 13:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 13:01
湯の沢の頭に到着。ここで楢原方面からの登山道と合流します。(楢原ルートも悪路とか)
湯の沢の頭からは稜線歩き。軽いアップダウンを繰り返しますが、これまでより歩きやすい道です。(なお、下りは迷いやすい)
2022年10月16日 08:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/16 8:43
湯の沢の頭からは稜線歩き。軽いアップダウンを繰り返しますが、これまでより歩きやすい道です。(なお、下りは迷いやすい)
三笠山の手前から、ロープ、鎖、ハシゴがふんだんに出現しますが、大方は落ち着いて歩けば大丈夫です。
2022年10月16日 09:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 9:33
三笠山の手前から、ロープ、鎖、ハシゴがふんだんに出現しますが、大方は落ち着いて歩けば大丈夫です。
標高1300m付近から紅葉が見られるようになります。
2022年10月16日 09:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/16 9:39
標高1300m付近から紅葉が見られるようになります。
三笠山の山頂までもう一息。
2022年10月16日 09:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 9:46
三笠山の山頂までもう一息。
三笠山(ヤツウチグラ)に到着。山頂には、『三笠山刀利天王』を祀る木祠が建立されています。
2022年10月16日 10:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
10/16 10:04
三笠山(ヤツウチグラ)に到着。山頂には、『三笠山刀利天王』を祀る木祠が建立されています。
晴れていれば見晴らしが良いらしいですが、この日は一面の曇り空。
2022年10月16日 10:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 10:07
晴れていれば見晴らしが良いらしいですが、この日は一面の曇り空。
しかし、紅葉は割と見ごろです。苦労して登った甲斐がありました。
2022年10月16日 10:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 10:07
しかし、紅葉は割と見ごろです。苦労して登った甲斐がありました。
諏訪山に向かいます。諏訪山山頂までは723m。やはり数字が細かい。
2022年10月16日 10:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 10:06
諏訪山に向かいます。諏訪山山頂までは723m。やはり数字が細かい。
三笠山を過ぎてすぐの岩場(下り)がこのコースの核心部でしょう。足掛かりが少ないので、途中で足の置場に迷いました。
2022年10月16日 10:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 10:15
三笠山を過ぎてすぐの岩場(下り)がこのコースの核心部でしょう。足掛かりが少ないので、途中で足の置場に迷いました。
下りた後に上を見上げます。斜度は70度くらいでしょうか?
2022年10月16日 10:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 10:18
下りた後に上を見上げます。斜度は70度くらいでしょうか?
核心部を過ぎると、もう岩場はありません。20分ほどで諏訪山(カミヤツウチグラ)の山頂に到着です。
2022年10月16日 10:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 10:41
核心部を過ぎると、もう岩場はありません。20分ほどで諏訪山(カミヤツウチグラ)の山頂に到着です。
諏訪山の山頂は狭く、見晴らしはありませんが…。
2022年10月16日 10:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 10:41
諏訪山の山頂は狭く、見晴らしはありませんが…。
紅葉は割とキレイです。
2022年10月16日 10:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 10:43
紅葉は割とキレイです。
少し休憩したら戻ります。
2022年10月16日 10:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/16 10:43
少し休憩したら戻ります。
再び核心部。登りで使う分には、それ程問題ありません。
2022年10月16日 11:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 11:18
再び核心部。登りで使う分には、それ程問題ありません。
三笠山に戻って来ました。
2022年10月16日 11:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 11:24
三笠山に戻って来ました。
紅葉を見ながらお昼休憩。山頂は狭いですが、諏訪山より開放的で気分が良い。
2022年10月16日 11:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 11:46
紅葉を見ながらお昼休憩。山頂は狭いですが、諏訪山より開放的で気分が良い。
それ程疲労はないので、集中力が切れない内に下山開始。
2022年10月16日 10:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/16 10:07
それ程疲労はないので、集中力が切れない内に下山開始。
下りで使うとグラつくハシゴ。少しヒヤッとしました。
2022年10月16日 11:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 11:51
下りで使うとグラつくハシゴ。少しヒヤッとしました。
ガスが出てきました。この尾根道は下りで使うとコースが分かりづらく、4~5回はルートをミスりました。
2022年10月16日 12:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/16 12:38
ガスが出てきました。この尾根道は下りで使うとコースが分かりづらく、4~5回はルートをミスりました。
急な下りと滑りやすい岩。雨の日は歩きたくないコースです。
2022年10月16日 13:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 13:34
急な下りと滑りやすい岩。雨の日は歩きたくないコースです。
嫌~な沢沿いの道に戻って来ました。最後まで集中力を切らさないように…。
2022年10月16日 13:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 13:42
嫌~な沢沿いの道に戻って来ました。最後まで集中力を切らさないように…。
往きも通りましたが、帰りの方が気を遣う不安定な木段。
2022年10月16日 13:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 13:52
往きも通りましたが、帰りの方が気を遣う不安定な木段。
これくらいの荒れ方ならまだマシな方。
2022年10月16日 13:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/16 13:57
これくらいの荒れ方ならまだマシな方。
登山口付近にある廃屋。寂れた雰囲気が増します。
2022年10月16日 14:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/16 14:18
登山口付近にある廃屋。寂れた雰囲気が増します。
1996年に廃業した「浜平鉱泉」の建物跡。源泉は今では「しおじの湯」で利用されています。
2022年10月16日 14:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/16 14:21
1996年に廃業した「浜平鉱泉」の建物跡。源泉は今では「しおじの湯」で利用されています。
駐車場手前の鳥居。行きは気付きませんでしたが、「虎王神社」と書かれています。「諏訪神社」ではないんですね。この辺りの関係性は分かりにくい…。
2022年10月16日 14:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/16 14:25
駐車場手前の鳥居。行きは気付きませんでしたが、「虎王神社」と書かれています。「諏訪神社」ではないんですね。この辺りの関係性は分かりにくい…。
駐車場に戻って来ました。やはり他に車は1台もありません。
この日に登ったのは自分だけだったようです。
2022年10月16日 14:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
10/16 14:27
駐車場に戻って来ました。やはり他に車は1台もありません。
この日に登ったのは自分だけだったようです。
撮影機器:

感想

標高的には手ごろですが、なかなか足が向かなかった諏訪山(1549m)。
事前情報では、岩場の難易度が少し高めな他、登山道が荒れていて「迷いやすい」「滑りやすい」など、気軽に行きづらい感じでした。
この日の天気は一日中曇りでしたが、前日を含めて雨の心配が無さそうだったので、思いきって行ってみることにしました。

結果的には、何とかコケずに歩き切れましたが、精神的に疲れる山でした。山頂手前の岩場以外にも、バランスを崩すと危険な箇所が多く、落ち葉に隠れた木の根が非常に滑りやすいので、普段よりもかなり気を遣って歩きました。
また、沢沿いだけでなく、稜線も下りで使うとコースが分かりにくく、「コースミスをして戻る」ということが4~5回ありました。この時期は落ち葉でコースが隠されてしまうので、特に分かりづらいのかもしれません。
気軽に歩けるコースでないせいか、この日は日曜日で、紅葉も見ごろを迎えかけていましたが、他に登山者はいませんでした。

なお、諏訪山は別名を「カミヤツウチグラ」といい、諏訪神社の神体のようですが、前衛峰の三笠山は「ヤツウチグラ」と呼ばれ、『三笠山刀利天王』を祀る木祠が建立されています。三笠山刀利天王は『御嶽五座神』の一座であり、御嶽信仰が関係しているようで、古くからの信仰の山であることが伺えます。

また、諏訪山は「日本三百名山」「関東百名山」「ぐんま百名山」に選定されており、それなりにターゲットにする登山者は多そうですが、この寂れようはリピーターが少ないからかもしれません。
荒れた登山道はルーファイや歩行スキルの練習にはなるかもしれませんが、個人的には「また来よう」という気になりません。格式の高い山に相応しく、もう少しコースが整備されて欲しいと思います。

なお、この日はヤマレコのコースタイムより、そこそこ速く歩けてますが、ペースは「標準(以下)」になっています。ヤマレコの「ペース」は「山と高原地図」のコースタイムを基にしますが、登山道が荒れて当時のコースタイムが参考にならなくなっているので、計画を立てる際はご注意を。

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ハイキング 関東 [日帰り]
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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