金峰山


- GPS
- 05:40
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 477m
- 下り
- 473m
コースタイム
天候 | 1日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
●登山
朝日の中金峰山に向かって登山開始。寒さと風の強さは大いに問題だが、天気は快晴。気分は弾み気味である。
朝日岳までは樹木帯の尾根を歩行する。結構UPDOWNがあり、その間に3つぐらいのピークがあった。朝日岳の頂上手前になると急に森林限界となりガレ場の展望台に到着する。
そこには5人ぐらいの先客がいて、観望にふけっている。
景色は最高である。今までの山行の中でも遠景の素晴らしさは一番かもしれない。(万座・草津白根といい勝負かな)
朝日岳から金峰山までは大きく登り返す。せっかく登ったのに・・・とikuが嘆く。
本当に今まで登った分を降りるような急降下して、再び登り、鉄山を巻いて(壊れた標識がある)潅木地帯の尾根を歩くと金峰山の頂上付近に飛び出す。
頂上はかなり広くなだらかな地形をしている。2600mでこの広場はなかなかのものである。
広場を歩く要領で花崗岩が積みあがった山頂本部へと続く。
山頂部には標識があり、すでに多くの人が休憩を取っていた。何時もの記念写真をとり、岩のよじ登って本当の山頂に着く。景色は抜群!!!。360度全く雲はなし。空を飛んでいるような気分である。しかし、大岩のガレ場で足元はおぼつかない。風も強く這いずり回るように移動した。
山頂の先にはまた広場があり、有名な五丈岩が威厳を持って立っている。想像以上に大きく立派なのには驚いた。何でこんな山頂にこんなに大きなものが在るのか不思議。それも、手前の広場とは明らかに異次元なオブジェである。まるで宇宙人が来て、何かの目的で作ったとでも思えるほどである。
山頂側かわ見ると積み木のように大岩が重なっているが、反対側に回ると様相が大きく異なる。
それはそれは、今にも崩れそうな、薄く・傾き・ひびが走り・アンパランスな岩隗である。
益々、五丈岩の存在が不思議かつ神秘的に思えてきた。
この後ろからの様子を見たら、とてもビビッテ岩に登る気にはなれない・・。と言いつつ、本日は風が強く、金峰山の頂上でもビビッテいた位で、元々引き気味であった。
食事timeとなったが、五丈岩のそばは今にも岩が落ちてきそうで怖いので離れた、でも南アルプスが良く見える岩場を確保して食べた。
頂上には名残惜しくなかなか下山する気になれないが・・、これが「時が止まった」と言うのか・・・、人も増えてきたし、帰路の心配もあるので、歩き出した。
本当に素晴らしいゾクゾクする風景である。もう二度とこんなに素晴らしい景色は見られないのでないかと思うぐらいである。
ウン、ここにも登山の本能をくすぐる魅力があると確信!。
しかし、さすがに百名山、嵐の朝の当日と言うのに人が来る事来る事・・。
下山時、時々見える南アルプス北岳は雲に隠れだした。全体的にも雲が後ろから迫ってきたようで、結局最高の天気状態に金峰山山頂に居た事になる。何度も言うが、すばらしい!
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