石割山
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- GPS
- 03:21
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 610m
- 下り
- 590m
コースタイム
- 山行
- 2:51
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 3:20
天候 | 霞みがかっていはいたが、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
石割神社の鳥居の先から続く403段の階段はトレーニングによさそう。石割山山頂近くの登りはなかなか急。そこからは、登山道が溝になっていて歩きにくい場所が多かったが、特に危険さはない。 |
写真
感想
「ごめん。大トラブルで明日明後日出勤せざるを得ない。本当に申し訳ない。」
この週末は、高校時代の同級生と谷川岳温泉Camp&Fieldでキャンプをし、翌日谷川岳に西黒尾根から登る予定だった。しかし、金曜日にいきなりキャンセルになった。そっち方面の天気はイマイチだったのと、先週の立山三山縦走のダメージが少しあったので、悩んだ挙げ句僕も1人で行くのは止めた。50%のキャンセル料を払い、キャンプ場をキャンセルした。
土曜日は久々にゆっくりと睡眠を確保し、たまっているYouTube動画の編集をした。ほぼ1年前の動画を見ると、懐かしくてそれはそれで悪くない。しかし、土曜日を無為に過ごすと、やはりムズムズが止まらない。予報を見ていると、どちらかと言うと南アルプスの天気が良さそうだ。「笊ヶ岳でも行くかな?」と思い、レコを検索すると、案の定、ちょっと頭のおかしい12時間山行のオンパレードだった。「予想通りやな…」。ちょっとそこまでのパワーはなかったので、もっと近場に目線を移した。
先日、赤城山大沼外輪山一周トレイルコースを楽しんだ。この「湖を見ながら山々をサイクル縦走」していくのが思ったより爽快だった。2匹目のドジョウという意味では榛名山も考えたが、やはりそっち方面の天気はあまり冴えない。「おっと、そういえば近くに湖いっぱいあるやん」と、まず山中湖が頭に浮かんだ。毎日往復4時間弱かけて東京まで通勤しているメリットだ。山中湖にも外輪山のようなものがあるかどうか調べると、「山中湖観光ガイド」のWebサイトに細かくハイキングコースの説明があった。石割山というのがあり、これはYAMAPにある謎の「花の百名山」にも登録されているようだ。さらに、「三国山・パノラマ台ハイキングコース」というのもあり、これは石割山と反対側の山中湖の下半分になるようだ。「これ、2ついっぺんにやるとちょうどいいかな?」と、YAMAPはコース外のルートを選びにくいので、ヤマレコでコースを作ってみた。「まあ、朝5時くらいにスタートすれば間に合うかな…」と、その時もう夜の11時を超えていたので、すぐにベッドに潜り込んだ。
4時に目覚ましをかけていたが、いつもと違って全く起きれなかった。そのまま9時までダラダラしてしまう。なんとか起き出し、どうしようかなと思いながらも、自宅から1時間半で着く近さがありがたい。「石割山コースだけにするか」と、9時半過ぎに自宅を出た。残念ながら、さすがに好天の日曜日だけあって、道路は渋滞気味だった。あまり意識していなかったが、途中までの道は西丹沢とルートが同じだった。いつもの西丹沢ビジターセンターに右に曲がる「清水橋」をまっすぐに行く。そこからぼちぼち道路は空き始める。しばらく気持ちのいいワインディングロードを行くと、前にも来て感動した場所にやって来た。辺り一面にすすきが咲きほこり、前方には山中湖が眼下に広がる。そして、その奥に巨大な富士山が聳え立つ。「なんじゃこの景色は!」。前に来た時にも感動したが、今回もそれに劣らずため息が漏れる。駐車場はいっぱいで、路肩にも車が溢れかえっていた。残念だがスルーして、「山中湖交流プラザ きらら」を目指す。石割山からも同じような景色が見えると期待したが、それは叶わなかった。
無事に山行を終え、きらら第2駐車場から帰路に着いた。もしあの場所(三国峠)が空いていて、富士山がキレイならちょっとゆっくりしていこうと車を走らせていた。登山道が終了し、山中湖の湖畔に出てロードをランできらら第2駐車場に戻っている時には、もう富士山には分厚い雲がかかっていた。やはり、三国峠にきた時もそれは変わっていないようだった。下の狭い方の駐車場には少し空きがあったが、相変わらず人は多かった。路肩にも車が止まり、何かトラブルがあったのかパトカーも出動していた。しかし、上の広いアスファルトの駐車場はガラガラになっていたので、急ハンドルでそこに入って車を止めた。一旦外に出て、YAMAPを起動してみた。するとそこは三国山の登山口にもなっていた。往復でゆっくり歩いても1時間くらいで戻ってこれそうだった。その時4時頃だったので、ヘッデンなしでピストンできる。かなり迷ったが、富士山もあの様子だし、渋滞が育つのも怖かったので、今日は帰ることにした。「まあ近いし、また来よう」
そこからの帰りは、なぜが物凄く眺望がよかった。今日の山行では見えなかったスケールの大きい山々が目に入る。車を運転しているので、何の山かは調べられなかったが、明らかにアルプス級の巨大さだった。特に、鹿島槍ヶ岳の両耳を伸ばしたような山が一際異彩を放っていた。「なんや…あの山は。三国山に登ったら見えたんかな…」とまた後悔する。やはり「迷ったら寄ってみる・登ってみる」は登山の鉄則のようだ。
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