八幡平


- GPS
- 03:10
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 234m
- 下り
- 413m
天候 | 1日目 快晴、2日目 晴・曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
●八幡平登山
山頂バスセンターはそれなりに人と車がいて賑わっている。有料駐車場に車を止め、早速登山の準備にかかった。
実は登山コースはまだ未定である。茶臼岳まで行きたいが体力と最終バスの時刻により柔軟に決定する。取合えず観光案内所にて茶臼口のバス時刻について問合せをしたが、事前にインターネットで調べた通り最終は14:10である。
コースタイム通りに歩けば30分前に到着する時間である。ただ最終バスなので乗り遅れは許されない。
頂上までの登山道?は観光地よろしく整備された道である。鏡沼・メガネ沼を通り緩やかな道を登るとすぐに山頂である。呆気ないというより気が抜ける登頂である。
山頂には木製の見晴台があるがここに登っても見晴らしはあまり良くない。しらけ気味に写真を撮った。
そうそう、この山頂ではドイツ人と思しき日本語が流暢な外人さんに写真を撮ってもらった。なかなか上手で感激ものである。
山頂から整備された道を5分も歩くと、ガマ沼そして八幡沼の畔にでる。ここからは、沼と草紅葉の湿原パノラマが広がる。穏やかな尾瀬を連想させ、遠景に次の目標の源太森・茶臼岳そして目標ではないが岩手山が控える。
しばらく歩くと湿原に入り平坦な木道を歩行する。人も少なく気持ちのいいハイキングコースである。
湿原が終わり源太分けを通り越し、しばらく低木の道を歩くと左に源太森の標識が現れ坂を登れば360度視界がひらけた源太森頂上につく。
ここからの遠景は優れものである。今来た八幡平・湿原が一望でき、それなりに登山の快感にひたれる。
来た道に戻り次は黒谷地湿原に向かう。途中安比高原への分かれ道に出合い一瞬迷ったが黒谷地方面を選択で問題なかった。安比への道は地図に出てないし、茶臼岳・黒谷地方面と書くべきだと思う。黒谷地方面に行くとアスピーテラインの黒谷地停留所に行く道かとも思った。
道は低木の林に石を運び撒いて作った道で整備はされているが歩きにくい。特に昨日の台風の雨で沢状になっているところも多かった。
黒谷地湿原には見晴台があり一休みである。草紅葉に浮かぶ円形の沼が疲れを癒してくれる。
ここでコースの分かれ道である。
問題は、私の右足親指ツメと左足ヒザの状態と最終バスの時刻である。足は少し痛みがあり、特に茶臼からの下り時谷川岳の時のようにビッコ状態になりバスに間に合わない心配がある。
試算するとコースタイム通りの歩行で1時間ぐらい余裕がある。茶臼頂上で休憩しても、何とかなりそう。
特に、この初級コースで中断するのは後味が悪い。との思いで茶臼に向かった。
ここからはそれなりの上り坂が続く。初級レベルだが沢状の道が歩きづらい。程なく、茶臼小屋(現在改装中)の脇にでる。時間的にはコースタイム通りである。ここから右に折れると山頂に続く。休むことなく山頂に向かう。ここもそれなりの上り坂で10分ほどで頂上に到着した。山頂には茶臼小屋工事現場の人達が5・6人いてチョット場違いであったが、想像以上に雄大な遠景が望めた。360度とは言えないが、270度はひらけている。飛び出した岩場(チョットびびる)からは下界の色づいた山肌・アスピーテラインと岩手山・右にはstart地点の頂上バスセンターとモッコ岳・遠景には秋田駒ケ岳・鳥海山を見ることができる。
茶臼岳に登って大正解であった。今回の登山の30%の楽しみがあった。
20分ぐらい遅れて、中高年女性グループも到着した。聞くと同じバスで帰路につくとのことである。60歳ぐらいに見えるが皆元気で羨ましい、私もあの年でも山登りをしていたいものである・・
問題の下りを控えているので、早めに下山に入った。
茶臼山荘以降バス停までは、結構急な下り坂が続く。時間通りに茶臼口バス停に到着した。
下山の途中、紅葉5分の山肌が広がり思わず歓声を上げた。今回一番の紅葉である。ガスも晴れ岩手山もきれいに大きく見えた。
バス待ちの間自分の登山靴を見ると、ソールが剥がれてパクパクしている。さすが安物、登山中に剥がれなかったのが幸運である。
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