東北遠征(乳頭山避難小屋+α、森吉山避難小屋、八幡平・源太森・茶臼岳、源太ケ岳)


- GPS
- 20:37
- 距離
- 39.8km
- 登り
- 2,387m
- 下り
- 3,038m
コースタイム
- 山行
- 3:37
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 5:11
- 山行
- 1:51
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 2:46
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:55
天候 | コース状況に記載 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<20日木曜日 移動日> chikau、shinmonは高岡に集合、磐越道経由でいわて花巻空港まで車で移動。空路のAchihiさんをピックアップ。 花巻東高校のメジャーリーガーモニュメントを観覧して水沢温泉まで車で移動した。 田沢湖畔のグランマートで買い出し。他にコンビニ数軒あり。 夕食は田沢湖温泉駅最寄りの函館赤ちょうちんで。普通の居酒屋さん。 田沢湖温泉駅(秋田新幹線駅)付近は18時で閉まる店が多いので注意。ただし夕食難民になってもコンビニがある。 露天風呂水沢温泉で素泊まり(4770円)2泊。全ての自炊道具が揃っている湯治の宿。軽食自販機もある。そもそも温泉自体が最高。リピートしたい。 <21日金曜日 乳頭山> 3日間ほど降り続いた雪でラッセルが予想された。森林限界より上はホワイトアウトであろうと予想した。 乳頭山に登り、田代平の視界を確認してから山行継続を決定する予定とした。予備プランは樹林内でほぼ完結する荷葉岳。 宿から乳頭温泉まで車で移動。15分。 湿雪降雪、森林限界より上はホワイトアウトで10m/s弱の風。3日ほど降り続いた雪で新雪ラッセル。概ねブーツラッセル。 夕方から雨になりどんどん溶けた。 大釜温泉横の林道から入る。 孫六温泉に続く川沿いの道(遊歩道風かつ温泉配管管理用)で除雪されているが、斜面上の雪庇崩落が怖くて河原側を歩いた。 孫六温泉を過ぎて尾根に取り付く。小ピークを右から巻き、田代平に出た。 田代平は樹々が少なく、尚且つホワイトアウト。気がつくと左に進んでしまい(shinmon)、GPSを確認して戻った。 ちょうど後続二人組が避難小屋に向かっていたのでありがたくトレースを追った。 コミュニケーションをとり5人でピークを目指したが、強風・斜面氷化で断念。引き返して小屋内で休憩・補給。 お二人とお話ししたところ長野の山スキーヤーで、ヤマレコでお互いを認知していたこともあり話が盛り上がった。 滑走に特に支障なし。所々膝パウダー。登り返しもカニでわずかであった。 下山後、鶴の湯で入浴。700円。 夕食は田沢湖温泉駅前のみちのくさんできりたんぽ定食・稲庭うどんを食した。 <22日土曜日 森吉山> 朝から標高1200mくらいまで雨と予想した。山スキーにならないのでショートコースであり尚且つ避難小屋でまったりできそうなコースとして森吉山とした。視界がなければピークは断念する予定。 宿から森吉阿仁スキー場へ車で移動。1.5時間。 ゲレンデボトムから雨、ゲレンデトップから上はホワイトアウトで10-15m/sの風。湿雪モナカ。 森吉阿仁スキー場ゲレンデボトムから小雨。ゴンドラで上がる途中からホワイトアウト。10-15m/sの風。視界がない。 雪面は小雨で重くなっていた。 ゴンドラ片道1400円。登山届けと下山報告を求められた。実施。 避難小屋までポールが立っていて目視確認しつつ歩いた。 小屋周辺にはプチモンスターあり。 避難小屋のスキー場側は窓が見えるが下部が埋まっている。慎重に掘り出して中に入った。窓周り・周囲の雪も含めてきれいにお掃除。 持ち上げたきりたんぽ鍋でプチ宴会。 シールのまま引き返してルートの屈曲点の小ピークで滑走モードとした。難しい重雪を滑ってゲレンデトップまでたどり着いた。そのままホワイトアウトのゲレンデを滑走して終了。 ゴンドラ駅のアイドル、秋田犬の北斗くんは必見。ただし愛想はない。 ゴンドラ駅にはしっかり令和化アップデートされた商品が多数あった。 全員でステッカーを買った。ヘルメットやスキーに貼ろう。 下山後、阿仁マタギ駅近くの打当温泉マタギの湯とその横のマタギ資料館に行った。併せて800円。 道の駅にも寄ってみる。お土産など購入。 そのまま八幡平温泉に移動。昨年も来ているachihiさん情報で、ぴょんぴょん舎に入った。焼肉・冷麺摂取した。付近のcoopで買い出し。 八幡平温泉のゲストハウスやすもりで素泊まり(4975円)2泊。 インバウンドはあまり受け入れない方針とのこと。ご主人さんは気さくに色々相談に乗ってくれた。八幡平温泉が引かれている。家族風呂可能。カップルなどにおすすめか。 <23日日曜日 八幡平> ピーカン予報。前夜の相談で御在所から入山し八幡平を目指すこととした。 登山口まで車で移動。20分。移動中から道路には15cmの降雪あり。 晴れ、稜線・台地は5m/s、茶臼岳ピークは10m/sの風。軽い新雪が20cmあり、行きは快適なラッセル。帰りはモナカ。 取り付きのパーキングは除雪されていなかったが、入り口を除雪して入って車で均した。降雪15cmほどあり。 発電施設横から入り左に進み旧スキー場斜面から台地に入った。 ここまでおよそくるぶし-ブーツラッセル。 その先はアップダウンのある台地を黙々と歩いた。くるぶしラッセルから徐々に氷化クラストに変わっていった。 八幡平の小屋は薪ストーブもあり快適そう(入らず)。 源太森・茶臼岳ピーク周りは凍結・クラスト・バリズボハイマツなどシールでは歩きにくい。 茶臼岳避難小屋は入れそうになかった。 旧ゲレンデまではトレースを使って効率よく移動。旧ゲレンデ以下はモナカ祭りの修行滑走となった。 下山後、一旦宿に戻り、最寄りの八幡平温泉森之湯で入浴。600円。 国道沿いのむら重さんで定食を食す。量多し。昨日のcoopで再度買い出し。 <24日月曜日 源太ケ岳> 朝からピーカン予報。achihiさんの飛行機搭乗時間から逆算し、ショートコースとして源太ケ岳を選んだ。 宿から松川温泉峡雲荘まで車で移動。15分。 晴れ、稜線は10m/sの風。稜線から東斜面はクラストした斜面に新雪が乗っているが重い。樹林帯から下は新雪・クラスト・モナカ・湿雪・ストップスノーなどいろいろ出てきて修行。 登山用パーキングが松川温泉峡雲荘の上にあり。そこから徒歩200mほどでゲート・林道がある。しばし林道を歩く。橋を一つ越えてから取り付きになる。 昨日までのトレースあり。しかし樹林内はほとんど直登できるような雪面でラッセルはほとんどなかった。各自登りやすいところを適当に登った。 ピークの東面はクラストした部分が多数あり、稜線台地に上がると氷化カリカリだらけ。樹氷周りでシールを剥いで滑走へ。クラスト面は慎重に横滑りしてこなした。 樹林内はありとあらゆる悪雪か出てきて修行となった。林道は軽い手漕ぎ程度でボブスレーとなった。 下山後松川温泉峡雲荘(秘湯の会会員)に入浴。700円。 入浴中に地元の方から情報を得て盛岡市内の直利庵に行き、そばをいただいた。 いわて花巻空港でachihiさんを見送り、北陸の二人は車で帰宅した。 |
その他周辺情報 | コース状況に記載 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ピック付ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
ゴーグル
クトー
アイゼン
火器
バッテリー
下降器
カラビナ2枚
スリング2本
ロープ15m
|
---|---|
共同装備 |
無線機2台
|
感想
長い間行きたかった東北ヤマスキーツアー、しんもんさんとAchihiさんに同行していただき、ついに行くことができた。
山行計画の基本はしんもんさんが考えてくれて、天気予報を参考にして直前に三人で行くコースを選定。結果として四日間、天候の制限があったりする中でベストな山のチョイスになったと思う。
山行初日、乳頭山は登頂がかなわなかったが、避難小屋で出会いがあり、嬉しかった。シーズンラストになるだろう樹林帯の新雪滑走も良かった。
山行二日目はどこも天気予報が悪かったがその中でベストの選択をし、行きたかった森吉山に行った。外はホワイトアウトだが、避難小屋できりたんぽを食べ、これまた思い出に残る山行となった。
山行三日目の八幡平は天気が良く、山頂台地の樹氷モンスター群がすごくて、人生初の体験。ロングコースで多少疲れたが、それに余りある経験ができた。
最終日は制限時間の中これまたベストチョイスの源太ヶ岳。モンスター群と岩手山の展望を楽しんだ。カチカチ斜面と爆風にあおられて怯む私だったが、滑走ルートなど皆といろいろ話をして山行の幅が広がった。
夜も毎晩地元の食材とお酒を頂き、行きたかった秘湯に浸かり、素晴らしい山仲間と語らい、至福の時間を過ごすことができた。
今回は生涯思い出に残る素晴らしいツアーになった。やはり東北最高!同行のお二人には大感謝です。ありがとうございました。
客観的情報はすべてコース状況に記載されているので、本当に感想を。長文失礼。
1日目
運転は長く遠かったけれども自分の中の地図が広がった。東北は広い遠い。
道中ずっとchikauさんとお話。お姉ちゃんの話から音楽や教育、日本の未来・政治の話まで話題は尽きない。根が真っ当な二人なので9割がたは間違いなくホントーに真面目な話ばかりなのだが、睡魔が襲ってきそうになるとお姉ちゃんネタがぶっこまれて目が覚める。素晴らしい。
achihiさんが合流してからはトーンダウンし、好壮年を装ってみるがすぐにボロがでる。我々より強力な諸先輩方とよく行動しているachihiさんは、免疫がとても強いのでまるで聞こえなかったように上手にスルーしてくれる。ありがとう。
宿に着くと降雪していたので明日の雪は良さそうだとワクワクする。ホワイトアウトしなければいいが…
最寄りの居酒屋は宿泊客向けで外部からの客はハードルが高いようだ。駅近くの居酒屋で乾杯。ジャンケンはchikauさんが負けてドライバー。
帰って入った温泉が最高。
2日目
起きてすぐに入浴。最高。
朝から降雪。乳頭温泉に車で入ると更にゴンゴン降っている。これはパウダー!
頼む雲の上に出るか高曇りを…
あえなく撃沈。The WhiteOut。田代平でワンデリングを誘発したのは私です。すいません…
長野のyoutuberさんとヤマレコでも有名な女史(前は大崩山でお会いした)と出会った。こんな遠くで… 日本は狭く山スキーヤーの世界は狭い(笑)、出てくる名前は知ってる人ばかり。
女史は前回お会いしたときよりもまろやかになって更に美魔女と化していた。youtuberさんは手練れとお見受けした。我々の足並みやスキー技量まで見抜いたかのように寄り添っていただいた。ありがとうございました。
一応ピークを目指してみるもののやっぱり爆風カチカチ山なのですぐに撤退。
小屋に戻って談笑。
滑走は深すぎて板が走らない。こんな最高のコンディションでほぼ直滑降をかましている自分(の体重)が悲しい。トップが刺さって一回転を披露してしまった。なんで太板でなくうろこ板を持ってきたのか。激しく後悔した。
下山後に入った鶴の湯は有名で素敵な温泉であった。映える。
若奥様とその家族が固まって入っていて、微妙に緊張しつつ入った。何を喋ったか覚えていない。そそくさと上がり、内湯で温まって頭を冷やした。
夜に田沢湖温泉駅前の食堂で食事をした。ジャンケンはachihiさんが負けてドライバー。きりたんぽもうどんもうまし。
ウェアのモンベル率の高い若者が8人くらい入ってきて食事を頼んでいた。山⁈
新幹線駅見学に行くと彼らのものと思われるスキー縦走用装備がデポしてあった。
ピカピカのスキーケースにザック。装備もまだ未使用な感じだったのでこれから入山なのだろう。
さて、どこに向かうのか?
大白森の稜線か秋田駒の稜線か。抜けるのは八幡平かそれとも安比まで?
若いってのはいいなぁと話ながら宿に戻った。
帰ってまた入浴。最高。
3日目
起きてすぐ入浴。最高。
今日は雨予報なので、昨夜の買い出しでは避難小屋での宴会に備えた。
ゲレンデまでの移動は遠いが、森吉山には来てみたかったので構わない。土地勘を養おう。
ゲレンデボトムは予報よりは控えめな小雨。しかしゲレンデトップに上がるとホワイトアウト。視界が全く無いものの赤旗だけを頼りに小屋までたどり着いた。誰も真剣に先に進もうとは言わない。心は一つだ。
小屋に入り、きりたんぽを食べてバター餅を食べてとても満足した。きれいに掃除して退出。
慎重にゲレンデトップに戻り、ゲレンデを滑走して終了。
下山して秋田犬北斗くんを構うが、一切相手にしてくれない。
ルーフボックスの開閉音はお気に召さないようで盛大に吠えられた。我々に反応してくれたのはその2回だけ。
マタギ資料館に向かった。興味深い。とても知識欲が満たされた。
今日は八幡平温泉の宿に向かうので長いドライブになった。運転を交代していただき感謝。途中で焼き肉冷麺をいただく。とても美味しゅうございました。
今日はジャンケンせずに私がドライバー。これでイーブン。明日の夜こそが真の勝負となる。勝ち越したい。
移動中にcoopで買い出しする。その前後はなぜか70‐80年代の洋楽が話題になり、生まれてもいないachihiさんをそっちのけにして蘊蓄の応酬になった。。
「僕らが若い時は携帯もなければメールも無ければSNSも無かったから音楽にハマるしか無かったんだよー」
見事におじさん達をスルーしてくれてありがとう。コメントできないよね。
宿舎で入浴。温泉が引かれていて贅沢である。
歓談室で飲酒しつつ翌日の計画を立てる。間違いなくピーカンなのでBIGな山行にしたい。ビデオ編集は中途半端に終わる。
4日目
朝は温泉に入れない。残念。
昨夜の雨は山では雪で、明け方から快晴で放射冷却、一日ピーカン。
移動中から標高を上げるにつれて雪が深くなっていく。15cmほどはあったろうか。
駐車スペースにたどり着いたが、除雪車が作った小さな壁があったので手作業で除雪して中に入る。車を前後左右に何度も行き来させて下を均した。
準備をしていると3台入ってきた。久留米に旭川ナンバーなど。みんな更に遠くから来ている。変態の集まりだな。
きっと今年のラストラッセルなので、先頭はなかなか譲らない。
恵比寿森下を巻くところではどうにも我慢ができなくなり先行暴走。トレースを作った。久しぶりに真面目にトレースを引いた。
その後、疲れてしまったのでしばらく後方で気配を潜める。
湿原からの登り返しでは溶岩溝のような地形のそばに入り込んでしまった。地図をちゃんと見たのかと自問自答した。背中に冷たい視線を感じてました。
案の定、溶岩溝横のトレースは帰りに却下され、恵比寿森下の巻きトレースは何とか滑走のお許しをいただいた。
樹氷原はすばらしかった。各々が見えたモンスターを口にしてみる。ドラえもんにドレスを着た女の子にティラノサウルスに…
八幡平にたどり着くと大深温泉からのツボ足登山者が4人見えた。
個人的にはスキーで百名山を踏めて嬉しい。夏に来たらただ踏むだけになっただろう。共に歩いた仲間に感謝のグータッチ。
帰りの時間の計算ができたので行きにスルーした源太森と茶臼岳に寄っていく。
踏めて良かった。
2日目はうろこ板を呪ったが、今日はうろこ板の日。八幡平ピークでシールを剥がしてからは終始張り返しなく行動可能だった。こういうツアーでは最高の動画だわ。
この日はテレマーカーになろうとちょっぴり思った。年に数回かかる病気で、揃える道具の総額を見てすぐに完治する。
下山後は温泉に入り国道沿いの食堂に入った。
最終日のジャンケンでドライバーとなったのはchikauさんであった。申し訳ありませんがビールをいただきます。achihiさんはコップ冷や酒です。さすがです。
帰って翌日も快晴であることを確認して就寝。ビデオ編集したいが睡魔に負ける。
5日目
朝は温泉に入れない。残念。
しっかりパッキングして出発。
Googleさんに任せたら登山口を間違えて5分くらい迷走してしまった。
入浴予定の温泉間近の駐車場に停めた。
準備をしていたらハードシェルパンツの股の部分が4cmほど裂けているのに気付いた。
あー裂けてるわーと嘆いていたらachihiさんが、「初日から気づいてましたけど言いませんでした」と。そこはスルーしなくてもよろしい、言ってよー。「ふふふふ」
板を担いで林道へ向かった。道路はかちかちに氷が張っていて緊張した。
ゲート前で板を履いて林道へ入る。昨日のものであろうトレースはバッチリ。
取り付きを地図で確認して間違いない。斜面の雪も程よく締まっていてほとんど直登可能だった。サクサク進んでピーク斜面の前に立った。
左側の僅かな樹林を繋いだら直登できるように見え、協議してそちらに進んだ。登るにつれてカチカチクラスト面が出てきて、たまらずクトーを装着。ずり落ちても何事もないのだが緊張しながら登った。
最後は氷の上を歩くような斜面を登り標柱前に出た。絶景かな。
写真を撮影して満足しどこで滑走モードにしようか思案していたら、chikauさんがここはピークではないと言う。どうも奥の少し高いところが本当のピークらしい。
気を入れ直して本当のピークに向かい、再度集合。今回の遠征のフィナーレ。
二人に握手を求めた。4つの山行、ありがとうございました。
少し協議をして、少し戻ったところにあるモンスター横でシールを剥いだ。
標柱下まで氷のような斜面を横滑りで慎重に進み、何と滑走できそうだと確信したので先に斜面に入った。
あとは硬いクラスト面を避けるように滑走して樹林に戻った。下半分はゲレンデかと思う快適さだった。今日はうろこも太板も関係ないや。
満足して樹林を進むが打ちのめされる。重雪・モナカ・バリバリ・カチカチ。もうなんでもありの斜面に閉口した。ひたすら標高を下げる作業になった。これも山スキー。
林道に着地したらあとはボブスレーでゲートに到着した。
峡雲荘は秘湯の湯の会員様であった。混浴露天には若奥様は居らず一安心。気にせず自由に入れる露天を満喫した。
風呂内でchikauさんが見事なコミュニケーション能力を発揮して地元民からおいしい蕎麦屋情報を仕入れてくれた。そこで盛岡市内のその店に向かった。昼時だったからかものすごい人の数だった。美味しくいただいた。わんこそばはしてないらしく残念であった。
achihiさんを花巻空港に送り届けてお別れ。また2週後には別の温泉で華麗にスルーをかましてくれるはずだ。
帰りの車中も真面目な二人は政治について語りあい、お姉ちゃんネタのジャブを挟みつつ帰った。
大人の楽しみを共有できる仲間に心の底から感謝。ありがとうございました。
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