剣尾山〜深山〜舩谷山
- GPS
- 07:07
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 999m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:08
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)るり渓温泉シャトルバスで能勢電鉄・日生中央駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■行者山登山口〜剣尾山はよく整備されています。 ■横尾山〜府道731号への尾根は京都大阪府境で踏み跡は薄くテープやリボンも僅かしかありませんが赤い境界杭が密に打たれていて目印になります。小ピークから下りに転じる時が迷いやすいので方角に注意。大阪府側はおおむね植林帯なので、左手に食害除けプラチューブのついた若木を見ながら歩けば大きく道を外すことはないかと。府境尾根から府道731号に出る際、荒廃しているものの明瞭な道があったので土ヶ畑(どんがはた)の方に降りかけてしまい、崩落地をへつるようなロープ場を通過しました(往復で2回も!)。道を間違えなければ危険箇所はありません。 ■深山登山口〜深山もよく整備されています。 ■深山〜舩谷山は多少踏み跡の薄い区間がありました。 |
その他周辺情報 | るり渓山郷の駅(月火休、平日は料金を払えば登山目的の駐車OK)、るり渓温泉があります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
|
---|
感想
大阪50山にも入っている深山と、京都大阪兵庫の三府県境・舩谷山は気になっていたのですがアクセスが悪く思案していたところ、近くのるり渓温泉を利用すれば日生中央駅か園部駅までのシャトルバスに乗れることを知りました。ところがその後のコロナ禍で温泉や銭湯はちょっと、という気分になって先延ばしにしていました。だいぶ落ち着いてきたし、でもこれからまた感染者数が増えそうだし、最近急に寒くなって温泉は気持ち良さそうだし、ということでこの機を逃さずようやく実現しました。
帰りはそのシャトルバスを使うとして、行きは当初猪名川の大野山からつなぐつもりだったところ柏原バス停が廃止されていることが判明。他のバス停は出発が遅くなるし、大野山の見どころ岩めぐりコースを歩こうとするとピストンになってますます時間がかかるし、ということで他の人のレコをいろいろ調べた結果、剣尾山から京都大阪府境を北上して、兵庫県との三府県境に至る、というルートに決めました。大野山は今度、高岳や牛ノ子山、滝王山、三草山と一緒に歩こうと思います。
山下駅から7:40発の能勢町宿野行きの阪急バスに乗車。平日だと7:00発の便があります。登山口に近い能勢の郷行きのバスは1日2便しかなく出発が1時間遅いので30分余計に歩いても能勢町宿野行きに乗って森上BSか山辺口BSで降りた方が時間が長く使える…と書こうとしたら能勢の郷行きバスは2021年3月末で廃止されていました。ホント阪急はバス減らしてますね。
バスにはハイカーらしい乗客は私の他には1人だけ。そのお一人も平野口で降りられました。三草山でしょうか。
というわけで登りはじめましたが、唯一の公共アクセスに私一人だけだっただけあって、よく整備された登山道なのに人は少なかったです。もったいない。剣尾山まで1人追い越して1人すれ違っただけでした。剣尾山頂上からの展望独り占めです。頂上で休止中に北側から3人組とすれ違い、ついで横尾山で小休止中に1人追いついてこられました。府境尾根は当然のように無人。2回ほどわりと間近で鹿と遭遇し一目散に逃げていきました。人馴れしたところがなく、歩く人が少ないことが察せられます。
深山の登山道に入ってからは一転して人が増えます。頂上までの登りと休んでいる間に20人ほどと遭遇しました。やや軽装の人が多い印象で、昼過ぎに降りてこられるところから推しても、大方はるり渓温泉の客ではないかと思われます。標高は800mないものの、高木がなく、周囲も低い山ばかりなので展望は最高でした。
舩谷山への道は、深山の近くが整備されているだけで、なだらかで歩きやすいもののあまりルートがはっきりしない道でした。府境尾根に雰囲気は近いですね。往復誰にも会いませんでした。ここまでの途中「熊かな?」と思う糞と足跡を見たこともあって、熊鈴をことさら鳴らして「森のくまさん」を歌いながら歩きました。確信が持てないので、詳しい方はぜひコメントで教えてください。
登山口まで降りてくると小さい道の駅を発見。せっかくなのでお土産に鹿肉ジャーキーと九条ネギ入り佃煮を購入。買い物袋は有料無料問わずつかないそうです。そうか、ここは亀岡市ですね。どちらかにちょっと行くと能勢町か南丹市なのですが。まあ、ハイカーなので袋はたくさん持っていますから大丈夫です。
15時ごろるり渓温泉に到着。このまま通り過ぎてしばらく歩けば景勝るり渓なのですが、温泉にゆっくり浸かりたいので今回はパス。露天風呂あり、サウナあり、25mプールありのなかなか充実した施設です。プールはしっかり泳ぐ人用のレーンもあり、思わず昔取った杵柄で数百mですが泳いでしまいました。
帰りは18時20分発のシャトルバスで日生中央駅へ。山行の帰りの足にシャトルバスを選ぶ時は「乗り切れなかったらどうしよう」といつも心配するのですが、私の他には老婦人の2人組だけでした。乗れるにしてもあまり混雑していたら時節柄感染症が…(温泉や更衣室を使っている時点で何をか言わんやですが)という不安もいくらかありましたが取り越し苦労でした。みんな自家用車のようですね。
結果的に時間にも結構余裕があることが判りましたし、また来るときにはるり渓にも立ち寄りたいですね。当初のプラン通り大野山からでも行けそうですし、往復ともシャトルバスでのんびり掃雲峰ピストンもいいかもしれません。いろいろアレンジが考えられます。とにかく剣尾山〜深山は丹波高地中心に展望がよく、未踏の山をたくさん眺められたので、こことは絡められない遠くの山も含めて今後の意欲が湧いてきました。深山お薦めです。
最後に、謎の糞と足跡?についてご意見のある方がいらっしゃいましたらぜひコメントください。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
例のブツは馬糞と蹄跡ですね、
10/30にも見かけました。
近くに「遊馬ランドグラスホッパー大阪深山」があって
あの辺りは馬でのトレッキングやってますね
馬の道の看板があちこちに掲げられていますよ。
コメントありがとうございます。
他の人のレコにも馬と遭遇した、というのがありました。知らずに出会ったらびっくりするでしょうね。小さい頃地方競馬場の近くに住んでいたのですが、朝早く普通の道を厩務員?調教師?の人が馬を引いて歩くのに時おり出くわしたのを思い出しました。すれ違う時「馬の後ろで騒いだらダメだよ。蹴られて死ぬよ」と言われたものです…おおらかな時代でした。馬糞を見かけたことはなかったのでちゃんと始末していたのだと思います。
看板は全く気がつきませんでした。不注意ですね。
ともかく疑問が晴れてすっきりしました! ありがとうございます。
往復で2回…同じですw
コメントありがとうございます。
あれは騙されますよね… 地形図を確認すれば最後まで尾根を行くのは気づいたはずなのですが、マークと登山道があまりにも明瞭だったため自信満々で進んでしまいました…
レコ拝見してきました。ほぼ同じコースを歩かれてますね。私の時より紅葉が進んで綺麗ですね。それにしても健脚でいらっしゃる! おつかれさまでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する