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Yamareco

記録ID: 485923
全員に公開
アルパインクライミング
北アメリカ

カナダ・Mt. Assiniboine 3618m

2014年07月22日(火) ~ 2014年07月24日(木)
 - 拍手
Tomahawk その他1人
GPS
56:00
距離
55.5km
登り
2,346m
下り
2,346m

コースタイム

7/22(晴)
08:25 Mt. Shark Parking
09:10 Trail Center Junction
11:20 McBride's Camp
13:50 Assiniboine Pass 14:00
18:10 Hind Hut

7/23(曇のち晴)
05:00 Hind Hut
05:45 取付き
07:00 Red Band
08:05 Assiniboine山頂 08:25
09:40 Red Band
12:00 Hind Hut

7/24(曇のち雨)
06:00 Hind Hut
08:35 Assiniboine Lodge 08:55
09:45 Wonder Pass
15:00 Mt. Shark Parking
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
二週間前のアシニボインと
今回のルート
2014年07月10日 20:49撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4
7/10 20:49
二週間前のアシニボインと
今回のルート
Cone Mountain
2014年07月22日 09:11撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
2
7/22 9:11
Cone Mountain
草原に出た
ここはグリズリーの生息域
2014年07月22日 11:22撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/22 11:22
草原に出た
ここはグリズリーの生息域
レンジャー小屋
2014年07月22日 11:22撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/22 11:22
レンジャー小屋
先住民風
2014年07月22日 11:23撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/22 11:23
先住民風
雷鳥を発見
2014年07月22日 12:21撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/22 12:21
雷鳥を発見
峠からアシニボインが
2014年07月22日 14:01撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
2
7/22 14:01
峠からアシニボインが
草原を行きます
2014年07月22日 14:05撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/22 14:05
草原を行きます
Lake Magogより
もう少しです
2014年07月22日 15:01撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
3
7/22 15:01
Lake Magogより
もう少しです
ここから岩場スタート
2014年07月22日 16:29撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/22 16:29
ここから岩場スタート
恐いトラバースあり
2014年07月22日 16:41撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
2
7/22 16:41
恐いトラバースあり
残雪も少し
2014年07月22日 16:44撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/22 16:44
残雪も少し
カニのハサミ
2014年07月22日 16:55撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
2
7/22 16:55
カニのハサミ
景色は良い
2014年07月22日 17:08撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
2
7/22 17:08
景色は良い
ようやく突破
2014年07月22日 17:48撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
2
7/22 17:48
ようやく突破
小屋に着きました!
2014年07月22日 18:11撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/22 18:11
小屋に着きました!
この日は良く見えていた
2014年07月22日 18:19撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
2
7/22 18:19
この日は良く見えていた
翌朝、アタック開始!
2014年07月23日 05:33撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/23 5:33
翌朝、アタック開始!
朝焼けがキレイでした
2014年07月23日 05:44撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/23 5:44
朝焼けがキレイでした
核心部のRed Bandを通過
2014年07月23日 07:06撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/23 7:06
核心部のRed Bandを通過
登攀中
ロープは使わなかった
1
登攀中
ロープは使わなかった
稜線に出た
2014年07月23日 07:56撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/23 7:56
稜線に出た
頂上に着きました!
2014年07月23日 08:15撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
3
7/23 8:15
頂上に着きました!
するとガスが晴れた!
2014年07月23日 08:15撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/23 8:15
するとガスが晴れた!
記録を残していく
2014年07月23日 08:15撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/23 8:15
記録を残していく
頂上写真
なんだこれw
1
頂上写真
なんだこれw
下ります
2014年07月23日 08:27撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/23 8:27
下ります
ガスが晴れると怖い
2014年07月23日 08:28撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/23 8:28
ガスが晴れると怖い
安全策をとり、懸垂下降
2014年07月23日 08:36撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/23 8:36
安全策をとり、懸垂下降
懸垂下降1
2014年07月23日 09:23撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
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7/23 9:23
懸垂下降1
懸垂下降2
2014年07月23日 09:34撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/23 9:34
懸垂下降2
まだまだ高い
2014年07月23日 09:38撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/23 9:38
まだまだ高い
懸垂支点多数
2014年07月23日 09:47撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/23 9:47
懸垂支点多数
氷河が見えます
2014年07月23日 09:47撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/23 9:47
氷河が見えます
横は絶壁
2014年07月23日 09:51撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
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7/23 9:51
横は絶壁
振り返る
2014年07月23日 09:51撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/23 9:51
振り返る
懸垂下降3
景色がすごい
2014年07月23日 09:51撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/23 9:51
景色がすごい
Red Bandも越えた
2014年07月23日 10:39撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/23 10:39
Red Bandも越えた
クレバスが大きい
2014年07月23日 10:55撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/23 10:55
クレバスが大きい
12時前、これから登るパーティがいました
日が長いですからね
2014年07月23日 11:35撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/23 11:35
12時前、これから登るパーティがいました
日が長いですからね
ふぅ
2014年07月23日 11:39撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/23 11:39
ふぅ
氷河よこの残雪を下ります
2014年07月23日 11:45撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/23 11:45
氷河よこの残雪を下ります
気持ちがいい
2014年07月23日 11:52撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
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7/23 11:52
気持ちがいい
乾杯!
2014年07月23日 12:17撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
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7/23 12:17
乾杯!
小屋にオーウェルの「動物農場」がありました
小屋にオーウェルの「動物農場」がありました
食器類
2014年07月23日 13:56撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/23 13:56
食器類
絶景を見ながら
2014年07月23日 13:56撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/23 13:56
絶景を見ながら
ポーカーに興じます
左のカードはチップ代わり
2014年07月23日 17:51撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/23 17:51
ポーカーに興じます
左のカードはチップ代わり
翌日、最終日!
下山します。
2014年07月24日 06:05撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/24 6:05
翌日、最終日!
下山します。
Y君がルートを見つけてくれた
2014年07月24日 06:20撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/24 6:20
Y君がルートを見つけてくれた
氷河に別れを告げ
2014年07月24日 06:27撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/24 6:27
氷河に別れを告げ
一回目の懸垂
2014年07月24日 06:40撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/24 6:40
一回目の懸垂
カニのハサミを通過
2014年07月24日 06:59撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/24 6:59
カニのハサミを通過
二回目の懸垂
2014年07月24日 07:04撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/24 7:04
二回目の懸垂
Y君はどこでしょう
2014年07月24日 07:22撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/24 7:22
Y君はどこでしょう
あと一回懸垂をして終り
2014年07月24日 07:32撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/24 7:32
あと一回懸垂をして終り
ふぅ
2014年07月24日 08:27撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/24 8:27
ふぅ
ロッジに着きました!
お仕事中の先輩Tさんに出会う
2014年07月24日 08:33撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/24 8:33
ロッジに着きました!
お仕事中の先輩Tさんに出会う
帰りはWonder Pass経由
2014年07月24日 09:51撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
2
7/24 9:51
帰りはWonder Pass経由
湖がキレイでした
この後雨にふられる
2014年07月24日 10:06撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
1
7/24 10:06
湖がキレイでした
この後雨にふられる
ここまでくればあと少し!
2014年07月24日 13:03撮影 by  ONE TOUCH 6012A , TCT
7/24 13:03
ここまでくればあと少し!

感想

Big Sisterなどに一緒に登ったY君のお誘いでアシニボインに登ってきました。この山はアプローチが長いので、どこから入るからがキーでしたが、迷った挙句 Mt. Sharkから入山することに。アプローチの選択肢は二つでした。

1.今回のSharkから
2.British Columbia州側から

1.は、小屋までの距離が30キロくらいある。2.は、半分くらいの距離で行けるのだが、道中に氷河がある。2.の短い距離が魅力的でしたが、氷河を歩いた経験がないこと、車での移動が長いことから、1.を選択。

1.の場合でもヘリを使えば、片道150ドル(1万5千円くらい)で入下山が可能ですが、お互い体力だけはあるので、選択肢には入りませんでした。小屋には、マット、食器、ガス、ガスコンロ、トイレなどが完備されており、荷物は多少なくて済みましたが、それでも30キロ弱の歩きはそこそこ疲れます。共同装備は、僕が食料、パートナーのY君はロープと多少のガチャ類を持っていました。Y君の方が明らかに重そう。

アプローチの核心は、Lake Magogを過ぎて、氷河帯まで高度を上げるトラバース道
「Gmoser's Highway」。岩稜帯の細いバンドをハラハラしながらトラバースして進んでいきます。また、二箇所5.5くらいの登りがあります。小屋には、カナダの山岳ガイドが二名+ゲスト二名がいました。ルートの正しい位置、ルートの状況(積雪、ロープの使用、支点など)などを聞いて準備万端。19時過ぎには床に就きました。

当日は4時起き、5時出発。最初はガレ場の登りが続きます。あっという間に核心のRed Bandに着きましたが、Y君がスルスルと登ってしまったので、こちらも仕方なくソロで行きます。このあたりは、雲の中で、あまり高度感がありませんでした。その後、稜線に出て、少し怖い箇所もありましたが、結局ロープは使わず。

頂上に立ったのが8時過ぎ。山頂でしばらく過ごしていると、雲が晴れ、下界が見渡せました。素晴らしい景色でしたが、一眼が故障したため、携帯カメラしかなく、とっても残念。30分ほど休んで下山を開始。登りで怖い箇所がいくつかあったので、下りは懸垂下降を繰り返して下りました。懸垂支点は30メートルおきにあるので、あまり心配はいりません。

下山後、時間があったので、その日のうちに安全圏(Lake Magog)まで下りてしまいたかったのですが、小屋の予約を二日分していたので、そのままステイ。置いてあるトランプでポーカーをして過ごしました。

最終日、懸垂下降を二回してHighwayを通過。Highwayは、入口を間違えると大変なので、ルーファイに気を付ける必要があります。Sharkへは、行きと違うルート(Wonder Pass)にて帰りました。

とりあえず、無事登頂、下山に乾杯!

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コメント

Gmoser's Highway は、恐ろしいかった!
Geldfelsさん、初めまして。
今年のというか、登られた時の雪の付き方が、あまり多くなくてラッキーでしたね。ガスが晴れて山頂からのパノラマが見られたのも羨ましい限りです。
その時の雪の付き方や気象条件によって異なりますが、ベストコンディション下での、カナダ人男性の平均タイムが8時間ですから。7時間で往復は超早い! 

私は2005年の8月上旬に登りましたが、雪が多く、急雪壁をダブルアックスで登りました。頂上も厚い雪に覆われていました。おまけに、山頂にだけ雲がまとわりつき、展望無し。登っている時に見た朝焼けと、下る時に見えたレイク・メゴックの青さが印象的でした。
 私は、往復共にヘリを使って体力温存をはかりましたが、ヘリから見るアッシニボインも素敵でした。
 私は、この2年後に、Mtロブソンをやり、さらに、Mtアルバーターにも登りたいと計画しましたが怪我で断念。そうこうしているうちに、年齢的に無理になってしまいました。

カナダの山は、美しい! お若い内に、たくさん挑戦されて下さい。
                                                              mizuki
2014/7/29 8:09
Re: Gmoser's Highway は、恐ろしいかった!
Mizukiさん、初めまして!
コメントありがとうございます。

日本人でアシニボインに登られた方は少ないと聞いておりましたが、
女性だとさらに少なそうですね!
田部井さんが登ったと聞いたことがあります。
が、谷口ケイさんみたいな人もいるので、
女とか男とか関係ないですかねw

しかもダブルアックスですか、すごいですね!
雪があると緊張感もだいぶ増すことでしょう。
我々は本当に恵まれてました。

正直、Gmoser's Highwayが一番怖かったですw
特にトラバースをする時、ハラハラしました。。。
登頂後、小屋でビール飲んで休んでいるときも、
「下山でまたあそこを通過するのか」と考えてましたからね。

ロブソン、アルバータも登りたいです。
特にアルバータのように、Japanese Routeがある山は是非にも!

身体に気を付けながら、山を続けたいと思います。
カナダの山、最高です
もちろん、日本の山も
2014/7/29 15:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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