カナダ・Mt. Assiniboine 3618m
- GPS
- 56:00
- 距離
- 55.5km
- 登り
- 2,346m
- 下り
- 2,346m
コースタイム
08:25 Mt. Shark Parking
09:10 Trail Center Junction
11:20 McBride's Camp
13:50 Assiniboine Pass 14:00
18:10 Hind Hut
7/23(曇のち晴)
05:00 Hind Hut
05:45 取付き
07:00 Red Band
08:05 Assiniboine山頂 08:25
09:40 Red Band
12:00 Hind Hut
7/24(曇のち雨)
06:00 Hind Hut
08:35 Assiniboine Lodge 08:55
09:45 Wonder Pass
15:00 Mt. Shark Parking
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
Big Sisterなどに一緒に登ったY君のお誘いでアシニボインに登ってきました。この山はアプローチが長いので、どこから入るからがキーでしたが、迷った挙句 Mt. Sharkから入山することに。アプローチの選択肢は二つでした。
1.今回のSharkから
2.British Columbia州側から
1.は、小屋までの距離が30キロくらいある。2.は、半分くらいの距離で行けるのだが、道中に氷河がある。2.の短い距離が魅力的でしたが、氷河を歩いた経験がないこと、車での移動が長いことから、1.を選択。
1.の場合でもヘリを使えば、片道150ドル(1万5千円くらい)で入下山が可能ですが、お互い体力だけはあるので、選択肢には入りませんでした。小屋には、マット、食器、ガス、ガスコンロ、トイレなどが完備されており、荷物は多少なくて済みましたが、それでも30キロ弱の歩きはそこそこ疲れます。共同装備は、僕が食料、パートナーのY君はロープと多少のガチャ類を持っていました。Y君の方が明らかに重そう。
アプローチの核心は、Lake Magogを過ぎて、氷河帯まで高度を上げるトラバース道
「Gmoser's Highway」。岩稜帯の細いバンドをハラハラしながらトラバースして進んでいきます。また、二箇所5.5くらいの登りがあります。小屋には、カナダの山岳ガイドが二名+ゲスト二名がいました。ルートの正しい位置、ルートの状況(積雪、ロープの使用、支点など)などを聞いて準備万端。19時過ぎには床に就きました。
当日は4時起き、5時出発。最初はガレ場の登りが続きます。あっという間に核心のRed Bandに着きましたが、Y君がスルスルと登ってしまったので、こちらも仕方なくソロで行きます。このあたりは、雲の中で、あまり高度感がありませんでした。その後、稜線に出て、少し怖い箇所もありましたが、結局ロープは使わず。
頂上に立ったのが8時過ぎ。山頂でしばらく過ごしていると、雲が晴れ、下界が見渡せました。素晴らしい景色でしたが、一眼が故障したため、携帯カメラしかなく、とっても残念。30分ほど休んで下山を開始。登りで怖い箇所がいくつかあったので、下りは懸垂下降を繰り返して下りました。懸垂支点は30メートルおきにあるので、あまり心配はいりません。
下山後、時間があったので、その日のうちに安全圏(Lake Magog)まで下りてしまいたかったのですが、小屋の予約を二日分していたので、そのままステイ。置いてあるトランプでポーカーをして過ごしました。
最終日、懸垂下降を二回してHighwayを通過。Highwayは、入口を間違えると大変なので、ルーファイに気を付ける必要があります。Sharkへは、行きと違うルート(Wonder Pass)にて帰りました。
とりあえず、無事登頂、下山に乾杯!
コメント
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Geldfelsさん、初めまして。
今年のというか、登られた時の雪の付き方が、あまり多くなくてラッキーでしたね。ガスが晴れて山頂からのパノラマが見られたのも羨ましい限りです。
その時の雪の付き方や気象条件によって異なりますが、ベストコンディション下での、カナダ人男性の平均タイムが8時間ですから。7時間で往復は超早い!
私は2005年の8月上旬に登りましたが、雪が多く、急雪壁をダブルアックスで登りました。頂上も厚い雪に覆われていました。おまけに、山頂にだけ雲がまとわりつき、展望無し。登っている時に見た朝焼けと、下る時に見えたレイク・メゴックの青さが印象的でした。
私は、往復共にヘリを使って体力温存をはかりましたが、ヘリから見るアッシニボインも素敵でした。
私は、この2年後に、Mtロブソンをやり、さらに、Mtアルバーターにも登りたいと計画しましたが怪我で断念。そうこうしているうちに、年齢的に無理になってしまいました。
カナダの山は、美しい! お若い内に、たくさん挑戦されて下さい。
mizuki
Mizukiさん、初めまして!
コメントありがとうございます。
日本人でアシニボインに登られた方は少ないと聞いておりましたが、
女性だとさらに少なそうですね!
田部井さんが登ったと聞いたことがあります。
が、谷口ケイさんみたいな人もいるので、
女とか男とか関係ないですかねw
しかもダブルアックスですか、すごいですね!
雪があると緊張感もだいぶ増すことでしょう。
我々は本当に恵まれてました。
正直、Gmoser's Highwayが一番怖かったですw
特にトラバースをする時、ハラハラしました。。。
登頂後、小屋でビール飲んで休んでいるときも、
「下山でまたあそこを通過するのか」と考えてましたからね。
ロブソン、アルバータも登りたいです。
特にアルバータのように、Japanese Routeがある山は是非にも!
身体に気を付けながら、山を続けたいと思います。
カナダの山、最高です
もちろん、日本の山も
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