南アルプス北沢峠テント・仙丈・甲斐駒 「FB山好き部隊」
- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,299m
- 下り
- 2,301m
コースタイム
- 山行
- 1:39
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 3:25
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 8:09
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 3:03
- 合計
- 9:30
天候 | 25日 晴れ 26日 快晴 のち晴れ 27日 快晴 のち晴れ、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
各コース特筆すべきことなし。 双児山より北沢峠への下りは、大変歩きやすい道。 |
その他周辺情報 | 26日のテント場、150張以上 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
以前から約束していた、Facebookグループ「山が好き」のイベントに参加するために、一日前に現地入り。
高速を甲府南で出て、ナビどおり奈良田に向かうが、結構時間がかかる。
ほぼ一時間かけて、真っ青な夏空の下、奈良田の駐車場に着くが、第二駐車場も半分以上埋まっている。
だれもいなかったバス待ち場にも、20人ほどの登山者が並ぶ頃、バスが来る。大きなザックを抱えた人ばかり、押し込まれたバスは満員。
広河原で乗り換え、またまたぎゅうぎゅうになって北沢峠に到着し、ようやく解放される。金曜日だが、駒仙小屋前のテント場の一段目はほぼテントで埋め尽くされ、晴れないことはないが窮屈な感じなので、ガラガラの二段目の通路わきに張る。
翌朝、未明から甲斐駒の摩利支天がくっきり見え始める。良い天気だ。
メンバーの到着を待つと、時刻は八時近くなる。出発したい気持ちを抑え、待つこと3時間余りで、一番のバスで到着し、テント設営を終えた先発隊を率いて早速テント場を後にする。
雲一つない青空。最高の夏山になりそう。
はしゃぐメンバーたちと、小仙丈尾根の登りをこなし、森林限界を超えると、一気に展望が広がる。甲斐駒、鋸岳の稜線から、栗沢の頭、アサヨ峰、鳳凰三山、富士山、そして北岳、間の岳、農鳥、さらには塩見岳、蝙蝠岳、赤石、荒川。。。などなど。
南アルプスの怒涛の山脈の姿に、しばらく遠ざかっていた、南特有の魅了がふつふつとよみがえってくる。また、南部のど真ん中が歩きたくなる。
雲がだんだん上がってくる中、少し心配したが、幸い雲も去り、大勢の登山者でにぎわう頂上を、青空と大展望のもとで、大喜びのメンバーたちと踏むことができた。
思い思いの記念撮影の後、仙丈小屋に下るが、その頃には雲に太陽は隠され、これまたいい雰囲気にもなる。しばしの休憩、生ビールの魅力に誘惑されるが、それに耐え、冷たい水場の水を味わってから、下山にかかる。しばらくで太陽の光を再び浴びるようになり、馬の背ヒュッテでは暑いくらい。
雪の詰まった藪沢を渡り、藪沢小屋を経て大滝の頭で小仙丈尾根に復帰、ゆきとは違って、今度はラストを締め、16時頃にテント場に帰着した。
最後まで積乱雲の発達もなく、穏やかで、素晴らしい夏山を全員が味わえてよかった。
次の朝は未明の3時15分に小屋前に集合。ご来光を迎えに、仙水峠に向かう。真っ暗な登山道、入山した日に偵察しておいてよかった。ヘッドライトだけでは立体感がなく、道もわかりにくいことがある。
4時過ぎに仙水峠に到着、薄明るくなった峠で、みんな日の出を待った。ちょうど正面の金峰山など奥秩父の山々から、太陽が顔を出すと、一斉の声が上がり、荘厳なご来光を思い思いにカメラに収める。
ここでテント場に引き返すメンバーも多く、残った14名で甲斐駒へと急登を登っていく。ここは一気に駒津峰に登り、短時間で甲斐駒をきわめる気持ちのいいルートだ。
朝日を浴びながら、気持ちよくテンポ良く一時間で駒津峰にあがる。
場所によって雲が巻いているものの、今日も大展望だ。
直登隊と巻き道隊にほぼ半々に他れたが、7時半ころには甲斐駒の頂上で全員集合。
真っ白な花崗岩の砂礫の甲斐駒は、こんな青空の下だと一層印象深い。
初めて黒戸尾根から上がってきた時、朝日に輝く真っ白な頂上に鮮烈な印象をもったことを思い出す。
先週も黒戸から登ってきているが、梅雨が明けただけあって、さらに大展望だ。
最後のピーク、写真をたくさん撮ったことだろう。例の岩の上、もう一度写真でチャレンジ。みんなにも真似され、ブームになった。
8時に頂上を後にし、全員で巻き道を下る。砂礫の道は一気に下れる。駒津峰への登り返しは意外と楽だったが、仙水峠への道を分け、双児山へのルートはジリジリの太陽を浴びると暑いことこの上もない。ここを登ってくる登山者と何人もすれ違ったが、いや、登りは大変だろう。
双児山には意外と早く着いたが、暑い、暑い。
ここからは樹林帯に入り、どんどん下っていく。めちゃくちゃ道がよく、走るように下って、先発五名は双児山から45分で北沢峠に着き、バス時刻を確認してテント場に戻る。このころは上空が雲に覆われ、雨の予感がしていたが、全員が下ってくる頃には、雲が少しずつ黒くなり、テント撤収の気が急いてきた。
着換え、荷物の整理、テント畳み、さきに行くと挨拶してテント場を後にする頃にはパラパラ降ってきた。
戸台口へ行くメンバーの乗ったバスを見送るころには、雨も本格的に降っていた。
25名の大部隊だったが、無事に終了。
ホッとして広河原行きのバスで山を下り、奈良田から車で、途中西山温泉のかけ流し湯に寄り、同級会メンバーの待つ河口湖へと向かった。
devilmanさん、おはようございます(^ ^)
いい天気ー!まっさおー、ドピーカン!快晴、のち晴れ、うんうん。
光の形で頂上の白も際だって、これぞ花崗岩の山だ☆
岩の写真、カッコいい♪
リベンジなりましたねー!
キバナシャクナゲも咲いて、ひときわアルプスらしいっ。
また、行きたくなっちゃいました。
お疲れさまでした^ ^
いい天気でめちゃくちゃ楽しそうですね。
今回のイベントも大成功ですね。
前日から、山に入っていたとは、さすが、すごいですね〜
ご一緒した時もよかったですが、梅雨明けのすぐ後で、一層の好天気でした。
また行きたくなるお気持ちもよくわかります。
今度は北岳などからめていきませんか。
そして塩見岳が見えていたので、南の方に行きたいですよね。
岩の上、流行らせてしまいました。危ないですけどね。
コメントありがとうございます。
いやー、本当に素晴らしい天気でしたよ。
初対面の方も多かったですが、とてもまじめで、そして楽しい方ばかりで、
まとめやすかったですね。
みんなに喜んでもらえてホッとしました。
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