伊豆山稜線歩道(金冠山〜達磨山〜仁科峠展望台)
- GPS
- 22:22
- 距離
- 36.3km
- 登り
- 1,926m
- 下り
- 1,924m
コースタイム
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 8:55
天候 | 晴れ、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
修善寺から12km(標高700m)程バス通りを上がる。 途中にだるま山高原レストハウスがあり、トイレなどはここで済ませる |
コース状況/ 危険箇所等 |
・トイレ だるま山高原展望台にあった。他はなし。 ・展望〇 金冠山、達磨山、古稀山、魂の山、宇久須峠手前〜仁科峠展望台 ・休憩〇 東屋があるのは、土肥駐車場、船原峠、宇久須峠 ベンチは船原峠〜魂の山の間のほとんどの峠や山に存在する。 --- ・戸田峠〜金冠山 途中まで舗装路。木の階段の最短ルートか、後ろの展望スポットを回るルートの2通りがある。 ・戸田峠〜達磨山 小達磨山まで長い階段を上る。 一旦車道に出て見晴らしの良い階段を登る。 ・達磨山〜古稀山 こちらも車道に出るなどして見晴らしの良い階段を登る。 ・古稀山〜伽藍山 刈り込まれた笹の道を下り、車道を数百m進んだ先の路肩のようなところに伽藍山山頂標識がある。 ・伽藍山〜土肥駐車場〜船原峠 樹林帯を下った後、土肥駐車場を経由し、長い下りの車道を歩く。 2か所ショートカットあり。 ・船原峠〜魂の山 ずっと樹林帯。すぐそばの車道は緩やかな坂なのに対し、樹林帯は細かいアップダウンが連続する。 展望は魂の山でやっと富士山が見える他はなし。 ・魂の山〜宇久須峠〜風早峠〜仁科峠展望台 樹林を抜けた後はカヤトの見晴らしの良い稜線。 遮るものがないので、風も凄いことがある。 |
写真
装備
個人装備 |
調理器具
ライター
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
|
---|---|
共同装備 |
調理器具
ライター
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
|
感想
伊豆山稜線歩道。
インスタやにっぽん百名山などで見て以前から行ってみたいと思っていたのですが、
全長42kmもあり、縦走途中の地点からの公共交通機関のアクセスが難しいことから敬遠していました。
しかしピストンならば行けるかも。
見晴らしの良いところは金冠山、達磨山、仁科峠と聞いていたので、
金冠山から開始し、仁科峠までで折り返すこととしました。
調べてみたらそれでも距離が長く、日帰りは困難なため宇久須峠で仮眠をとって車道を歩いて帰ろうという我ながら無茶な工程です。
天気は予報通り晴れ&強風でした。
強風はキツイけど、ガスガスよりはましです。
聞きしに勝る整備が行き届いた綺麗な登山道と富士山のコラボは圧巻の一言。
稜線では金冠山が一番富士山に近いので、最初にクライマックスを迎えてしまったのはどうなのかという疑問もありますが、いい景色は最初に取りに行かないとガスるのをさんざん経験しているので仕方がない。
(ただこの日はずっと晴れてましたが)
金冠山からは富士山を始め、御浜岬や沼津アルプス、愛鷹山、淡島など海岸線の絶景スポットが目白押し。
簡単に登れるし、コスパが良すぎて後々の縦走のモチベーションに影響しそうなほどでした。
続く達磨山、古稀山も。
車道が見えるのは若干興ざめしてしまう部分はありますが、
計算されたように配置された山々は見事なものでした。
ただ稜線上でずっと強風が吹き荒れる音を聞いてると気分的に不安になってしまったので、後半樹林帯に入ったときは正直ホッとしました。
船原峠を過ぎたあたりからはハイカーさんはほとんど見なくなり、代わりにトレランの方々が多くなりました。
一日で踏破してるのでしょうか。
頭が下がります。
魂の山まで着くと久しぶりの富士山とご対面。
この数時間で富士山頂の雪はかなり溶けたように感じました。
この時期ならではなのかもしれません。
宇久須峠に近づくと吹きっさらしの状況で体が吹き飛ばされそうなくらいの暴風でした。
宇久須峠はテン泊できそうなくらい広々としてましたが、
風よけがほぼないのでこういう日は厳しそうです。
自分も仮眠に利用しましたが、案の定一睡もできなかったです。
車道に面した仁科峠も同様で、風よけは難しそうでした。
仁科峠展望台は仁科峠から少し上がった場所にあります。
ここも風は強かったですが、展望は抜群で夕日を見るにももってこいな場所でした。
駿河湾越しに沈む太陽や、歩いてきた稜線のアーベントロート。
苦労した甲斐があったというものです。
その後も深夜まで月明かりがまぶしくて、ヘッドライトも必要ないくらいなのはありがたかったです。
月が沈んだ後は星がたくさん出て、流れ星も5,6回見ました。
ただ天の川は肉眼では見えませんでした。
この時期は隠れているのかな。
そして車道をピストン。
昼間は走り屋さんが多かったですが、幸い深夜は1台も通りません。
とはいえもし走ってきたらひかれかねないので路肩を歩きましたが、長い長い。
景色が景色だけに進んでるのかどうかすらわからない。
でも登山道を行くよりは恐ろしいくらい短縮できました。
おかげで日の出は達磨山で見る事ができ、
今回も満足な山行となりました。
手軽に景色を堪能するには、戸田峠かだるま山高原レストハウスから金冠山、達磨山、古稀山あたりまでを往復するのが良いかと思います。
または大曲茶屋までバスで行って、船原峠経由で金冠山とかですかね。
仁科峠は車でも行けますし(登山者にあるまじき発言)
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