篠井山登山口P→月夜の段分岐→篠井山→篠井山登山口P
- GPS
- 04:45
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,003m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
月夜の段分岐方面のルートは特に危険箇所はないが標識はない。 |
写真
感想
この日は好天の予報だったので、色々と行き先を模索していたところ、Sさんから週末の予定確認の連絡があった。膝の具合が悪いので軽いところでどうかということらしい。せっかくの好天なので軽いところで終わるのも勿体ないが、一人で遠出して交通費がかさむのも痛いので、ちょっと遠出して軽めな山二座、Sさんには二座目は温泉で時間を潰してもらうということで提案、了承を得た。目的地は遠出して行くにはちょっと物足りなそうな山梨百名山の二座、篠井山と白鳥山とした。
一座目の篠井山はピストンルートがメジャーのようだが、周回ルートもそれなりに歩かれているようだったので、月夜の段分岐経由で周回とする。駐車場の眼の前の分岐からゲート方向に入ってすこし舗装道を歩き、右手の斜面に取り付く。道なき道という感じの急斜面だが、ヤブはなく歩きにくいということはない。ときおり均された林業用の作業道と交差しながら尾根伝いに高度を上げていく。特に眺望もなく地味な歩きが続き、月夜の段分岐では木々の合間から十枚山や下十枚山などがほんの少し覗く。この前後から林相が変わり、色鮮やかな広葉樹が日に照らされて美しい。登山口には山梨の森100選的なものに選ばれているようなことが書かれていたが、いい時期に来たのかもしれない。
誰にも会わない静かな山歩きは続き、成島分岐で初めて登山者に遭遇。山頂に向かおうとすると反対側に少し歩いたところに展望地(行者平展望台)があるという案内があったので踵を返して展望台に向かう。そこからは眼の前の天子山地はもちろん富士山もバッチリ拝むことができた。なかなか見ることのない大沢崩れに同行のSさんも大興奮。後で山頂に行ったときに知ったのだが、この展望台と途中の満願寺跡は令和3年に伐採されて新たに眺望スポットになったらしい。
しばらく景色を堪能して山頂方向に向かうと徐々に人気が多くなってくる。登山者だけでなく、途中の神社では子供も含む地元の方々が年に一度の大掃除(?)で社の補修等をされているようだった。整備された登山道も含め、地元民に愛される山であることを非常に感じさせられる良い山だった。
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