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Yamareco

記録ID: 489399
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

クズバ山−今夏一番の暑さでヘロヘロ

2014年07月26日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.4km
登り
1,067m
下り
1,064m

コースタイム

日帰り
山行
6:31
休憩
1:16
合計
7:47
9:40
45
東小糸谷登山口
10:25
0:00
174
中山分岐(鞍部)
13:19
14:35
129
16:44
0:00
43
中山分岐(鞍部)
17:27
ゴール地点
昼食以外まとまった休憩はとらなかったものの、ところどころ立ち休みあり。
天候 晴れ(猛暑)
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・国道8号北馬場または北陸道立山ICから県道46号経由333号で馬場島へ
・馬場島荘、剱岳登山口を通り過ぎ舗装が切れても直進すると橋があるので、渡ったところで数台駐車可能。舗装が切れる前にも数台駐車できるスペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
【東小糸谷登山口〜中山分岐(鞍部)】
緩やかな歩きやすい登山道です。歩き始めて15分くらいのところまで水場が何箇所か(渡渉箇所)はありますがそれ以降はなし。
【中山分岐〜クズバ山頂】
最初は普通の登山道ですが、だんだん急登になり小ピークが3つほどあります。最初のピークあたりですでにかなりの疲労感を覚えました(暑さのせいと思いたい)。
よく登山道を作ったなと思えるようなけっこうタフな道でした。
ピーク手前の登山道が崩落している箇所と、そこを越えたところにある急坂がいちばんの難所かもしれません。下り時は後ろ向きでないと危ない感じです。
その他周辺情報 下山後は馬場島荘のお風呂(¥500)
こじんまりした普通のお風呂ですがこざっぱりとしてきれいです。
レストランもありますがすでにクローズでした(お風呂のクローズ時間もあるようです)。他の人のヤマレコでは山菜天ぷらそばがお勧めとか(時期的にはもう少し前ですね)
登山口から見たクズバ山
2014年07月26日 17:32撮影 by  DSC-W630, SONY
7/26 17:32
登山口から見たクズバ山
途中で見えた猫又山とブナクラ峠。赤谷山は木の陰。
2014年07月26日 11:28撮影 by  DSC-W630, SONY
1
7/26 11:28
途中で見えた猫又山とブナクラ峠。赤谷山は木の陰。
登山道が崩落しているところ。ここをクリアすると次の写真の急坂が出現。
2014年07月26日 14:53撮影 by  DSC-W630, SONY
2
7/26 14:53
登山道が崩落しているところ。ここをクリアすると次の写真の急坂が出現。
とっても急なんですが写真では伝わらないかも。
前の写真とここが一番の難所かも。
2014年07月26日 14:51撮影 by  DSC-W630, SONY
2
7/26 14:51
とっても急なんですが写真では伝わらないかも。
前の写真とここが一番の難所かも。
クズバ山の山頂。とんぼがいっぱい飛んでました。
下山する時にはまわりはガス。
2014年07月26日 14:37撮影 by  DSC-W630, SONY
7/26 14:37
クズバ山の山頂。とんぼがいっぱい飛んでました。
下山する時にはまわりはガス。
山頂よりの釼御前(だったと思います)
2014年07月26日 13:18撮影 by  DSLR-A100, SONY
2
7/26 13:18
山頂よりの釼御前(だったと思います)
山頂から右を見ると大日岳
2014年07月26日 13:18撮影 by  DSLR-A100, SONY
2
7/26 13:18
山頂から右を見ると大日岳
正面は奥大日岳
2014年07月26日 13:18撮影 by  DSLR-A100, SONY
4
7/26 13:18
正面は奥大日岳
左を見れば剱なのですが山頂は雲の中。
別山尾根(右)と早月尾根の合流点(分岐)が見えます。随分待ちましたが、雲が切れずに残念。
2014年07月26日 13:20撮影 by  DSC-W630, SONY
1
7/26 13:20
左を見れば剱なのですが山頂は雲の中。
別山尾根(右)と早月尾根の合流点(分岐)が見えます。随分待ちましたが、雲が切れずに残念。
馬場島荘からの山景。
左から白萩山、赤ハゲ、白ハゲ、大窓、大窓を上がったところが池の平山。
2014年07月26日 18:14撮影 by  DSLR-A100, SONY
7/26 18:14
馬場島荘からの山景。
左から白萩山、赤ハゲ、白ハゲ、大窓、大窓を上がったところが池の平山。
撮影機器:

感想

剱を眺めるには最高だと思い、人があまり行かないクズバ山へ行ってきましたが、景色を見る余裕もなく、熱中症手前(たぶん)までいったヘロヘロの山行でした。

標高差は1000mあるとはいえ、2000mに満たない山なので掛かっても3時間で登れるだろうとタカをくくったのがそもそもの間違い。
富山では今年一番の暑さ(38度)の日(7月26日)に(これは後で知った)、気温が急激に上がり始めて14時までは熱中症を発症しやすいという10時前(いつも山頂で昼食というスタイルなので)から登り始めるというアホさが第二の間違い。
本当は早朝からブナクラ谷〜赤谷山へ行く予定を、夜更かし&寝坊のためクズバ山に変更したのですが、やはり山は早立ちに限る。

ゆっくりペースで歩き始めて30分もたたないうちに、なんか妙に疲労感を覚え、胃のあたりがなんか気持ち悪くなり、予定を中山に変更しようかと思ったほど。
ノーストックのせいで疲れたのかと思い、ストックを使い出したら割と楽になったのでそのまま予定通りクズバ山へ。
急登と聞いてはいましたが、分岐からしばらくはさほどのこともなく普通の登山道で、これが急登なら世の中急登だらけだ、と思いつつ登り続けるといつの間にかやたら急坂(段差の大きいところ)が増え、最初のピークに達するころ(残念ながら分岐からの時間がわかりません)には暑さのせいもあってかなりの疲労感。

やっとのことで頂上について、まずは湯を沸かしてドリップでコーヒーを飲んでいると、なんかジワジワ、ジンジンと頬のあたりに血が流れるのを感じ、食欲もないしなんか変だなと思いつつ、いつまでも呼吸が落ち着かないこともあって横になると今度は全身というか体の隅々に血がジンジンと流れていくのが感じられました。
酸素不足を補うためか、体温を下げるために血が急速度で流れているのだろうと思い、気持ち悪さとか、しびれや頭痛などはなかったのですが、これが熱中症の始まりなのかと感じ、このまま倒れたらだれも見つけてくれないよなぁ(あまり人は登らない山なので)と思いつつ、20分ほど横になったら幸いにも呼吸も落ち着いてきて、モノも食べられそうな感じになったので用意していた昼食を半分だけ食べて下山。

下山もすんなりとはいかず、後ろ向きで降りたり、4,5回尻餅ついたり、途中で新品のストックの先が抜けてなくなったり、水が途切れて水場までの1時間ほどは水無クン状態だったりで、下り始めて1時間後から中山分岐の鞍部までは遭難モードの足取りで、2年前に剱岳早月尾根を日帰りした時のような感じで超ヘロヘロでした。

先日の長距離長時間山行(ケーブカー、バスを使わずに立山駅から室堂まで歩き)でも筋肉痛はなかったのに、今回は2日ほど階段の昇降に苦労した。これは登山道に段差の大きいところが多かったためと思われます。
今年一番の暑さとは言え、もう一時間早く、いや、そもそももっと涼しいうちに出発していたら暑さに体が慣れる時間があっただろうし、そんなに疲れることもなかったのだろうと思います。
2000m級以下の夏山は昼頃までに下りてくるくらいの行程でちょうどいいのかもしれません。

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