北アルプス 新穂高温泉~双六~槍ヶ岳 ~唯一の晴れ間を楽しむ~


- GPS
- 56:00
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 2,704m
- 下り
- 2,692m
コースタイム
10:15 新穂高温泉 無料駐車場・出発
11:56 わさび平小屋
13:35 秩父沢
14:05 イタドリヶ原
14:50 シシウドヶ原
15:34 鏡平山荘
16:38 弓折乗越
16:56 花見平
17:38 双六小屋・テント泊
【2日目】
6:24 双六小屋 テント地・出発
6:52 樅沢岳
7:27 硫黄乗越
10:14 槍ヶ岳山荘・テント泊
【3日目】
6:23 槍ヶ岳山荘テント地・出発
6:30 飛騨乗越
8:17 槍平小屋
10:29 白沢谷出合
12:22 新穂高温泉 無料駐車場・到着
天候 | 初日・雨のち晴れ 2日目・晴れ 3日目・曇/雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
午前5:30ごろ到着でしたが、新穂高温泉・無料駐車場はすでに一杯。 鍋平駐車場に移動後、雨の状況見つつ時間が経過。 午前9:30過ぎ、再び新穂高温泉・無料駐車場へ移動すると、 下山された方の駐車空きスペースがあり、駐車できることに。 鍋平駐車場からの往復歩きがなくなり、良い判断となり助かりました!! ログは、手打ちです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【新穂高温泉~小池新道~鏡平山荘~双六小屋~西鎌尾根~槍ヶ岳】 整備されたルートと鮮明な道で、迷いなく安心。 【槍ヶ岳~槍平小屋~新穂高温泉】 ごろ石の連続。 雨のこの日は、滑りやすく注意して歩く。 沢を横切る箇所があり、増水時は危険。 道は明瞭で、安心です。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
今回は、中学2の息子同行の計画です。
最近クラブ活動が忙しく、山同行はご無沙汰でしたが、
「槍ヶ岳に登りたい!」・・・息子のリクエストがありました。
彼は山荘から槍の頂まで、鎖と鉄梯子がある岩場の急登の存在を知りません。
なんとなく説明はしましたが、あまり恐怖感の想像出来なかった様で、
気が変わらぬうちに実行する事に。
初日・8/12
8月に入ってから、どこもかしこも雨続きの悪天の毎日。
曇りのち雨予報でしたが、新穂高温泉到着のAM5:30からすでに、
結構な降りっぷりでした。
鍋平駐車場にて仮眠やら、予定の変更模索しながら雨の上がるのを待ちましたが、
予定の双六小屋を目指すには、AM10:00までの出発がリミット。
前日からの登山者が下山してるであろう頃合いを見計らって、
新穂高温泉無料駐車場へ移動。難なく駐車出来ました。(下山時、楽確保!!)
結局10:00過ぎごろ、雨止まない中の出発となりました。
息子のザックカバーを忘れたため、ロープウェー駅売店でゴミ袋を頂き代用することに。
これがなかなか!、下山まで役立ってくれました。
わさび平小屋に到着する頃から、雨の降り方も弱まり、
秩父沢に着く頃にはすっかり止んでくれ、鏡平小屋以降は素晴らしい好天に変化!
素晴らしい眺めを楽しむ事が出来ました。
出発時の暗く嫌な重いテンションは、すっかりどこかへ消えてしまいました。
やや陽も傾きかけた夕刻、遠くに見える色取り取りの沢山のテントと双六小屋の姿。
そして奥にそびえ立つ鷲羽岳の景色は・・・、素晴らしいの一言。
2日目・8/13
夜中に目が覚めると、テント内が大変明るくて???。
シェラフから抜け出し、外を見てみると・・・大きなまん丸お月さん。
月光によって周りのテントが照らされ、静寂な夜の時間を刻むテン場でしたが、
地球以外の星に自分が居る様な錯覚を感じ、不思議な情景を見る事ができました。
そして陽の光眩しい、素晴らしい朝を迎える事が出来ました。
左俣谷へと切れ落ちた絶景。槍~穂高へ続く稜線のシルエット。
樅沢岳からの眺めは最高です。
風が少し強く、途中アウター着込んだり脱いだり。写真撮影も沢山しながらボチボチ進みます。
目指す槍の姿を見ながら進む西鎌尾根のルートが、こんなに素晴らしいものとは思いませんでした。
お勧めです、このルート。
ただ尾根ルート後半の千丈乗越からの岩場登りは、大変素敵な急登と岩&ザレ場で、
体力必要です。
他の方々も、この辺りの登り時だけ景色を楽しまず、
ひたすら無言で歩かれてました。
3日目・8/14
夜2時ごろは、雲なく星も見えてましたが、
出発時はすっかりガスと強風、そして雨も加わり素敵な悪天状態。
前日十分景色を楽しんだので、ガスで真っ白なこの日は、滑って怪我なく下山する事に集中。
時折雨は止みましたが、かえって止むと暑くなるので、
降って濡れた状態の方が涼しく快適に下山できました。
正直、新穂高温泉までの道のりは、大変長くて疲れました。
特に下山ルートは終止濡れた石上歩きが続き、大変危険で神経的にも「ぐったり」感いっぱいの感想。
ただ息子は頑張って、文句言わずに歩いてくれました。
中2になると、少しは精神的にも成長したんだなとお父ちゃんは気づきました。
そうそう1下山途中、元オリンピック・クロカン選手 荻原次晴さんがいました。
某国営放送(昔こんな言い方、よくしましたね)の番組収録で、
若い女性ガイドの方も出演されてました。
*GPSの電池切れが道中続出。
このためログがいい状態で取れず、手打ちにて掲載してます。
まるっきり同じコースで行ってきました。
西鎌尾根は素晴らしかったです。
北アルプス2番目の山です。
槍の山頂から小屋が見えていますが、私の登った時は
ガスで小槍が精いっぱい・・・それでも感動したのを覚えています。
今月中にはどこか登りたいと計画中です(天気が心配です)
danpeiさん、こんばんは~
そうですか!同じルート、歩かれてましたか。
ええ景色と稜線の眺め、そしてだんだん近づく槍の姿・・・。
ホント良い尾根ですよね。
当時槍直下の急登は、どうでした?
一気に体力消耗しますよね。
たとえガスで眺めは見えなくても、この山は特別で、
頂に立つと感激も一入です。
さて今月は、どこぞのお山を計画してはるんでしょうか?
気になりますね~
今回はpopoi君の発案で槍ヶ岳ですよね。
そして最終日の6時間かけての悪天候の中での下山で、息子さんの成長に気付かれた。ええ山行でしたね
popoi君 次はお父ちゃんにどこ連れて行ってもらおうか
metsさん、こんばんは~
今回どうゆうことか?でしたが、popoi11君突如のリクエストでした。
まさか高所恐怖症の彼から、槍の名が出るとは・・・。
下山後またまた今回も、山はしばらく遠慮したいという感想だそうです。
2日目。高度感満点の槍のテン場は一晩中強風が吹き、
popoi11君は眠れない夜を過ごしました。
彼にとって、一生忘れることのできない夜になったようです。
下山時、重い荷物を担ぐ父ちゃんを気遣ってくれました。
次回は気遣い無用、重い荷物を担いでもらいます。
私ももう4年前かな?
新穂高温泉から双六岳までピストンしたことがあります。
このルートからみえる槍は雄大でいつかは西鎌尾根を歩いてみたいと思いました。
今回は槍の山頂ではぜんぜん写真を撮ってないんですね。
やはり、人気の槍なので梯子とか登るのは待ちありで渋滞とかありましたか?
それと、確か荻原次晴さんって双子で弟でしたよね。
どうして、弟さんのほうだとわかったんですか?
昨年に大日小屋でばったり会って以来の息子さんですが
後ろ姿だけですがけっこう大きくなられたんじゃないでしょうか?
orisさん、こんばんは~
西鎌尾根・・・おすすめです!是非、計画してくださいね。
私も2年前、逆回りのルートを計画、悪天予報で槍から西鎌尾根を断念して、
南岳新道で下山しました。
今回は、その時のリベンジも含んだ計画となりました。
山頂では祠込の写真数枚撮りましたが、景色は撮らずです。
他の方に頼まれ何度もシャッター押しましたが・・・
槍の渋滞・・・
高所の苦手な方でも頂は目指したい!・・・気持ちは凄く理解できるので、
梯子や鎖場での慎重な行動は、グッと堪えて我慢するしかないです。
次晴さんだと分かったのは、数日前に番宣を観てたからですよ。
あの後、ええ撮影できたのかが気になります。
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