【東濃】岩村城址(713m)と城下町散策
- GPS
- 03:24
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 218m
- 下り
- 225m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
NHKの大河ドラマで一躍有名になった岩村城。戦乱の世に翻弄されながらも庶民を守った、女城主「おつや」の善政が伝わる。
ここは、恵那山の展望地。恵那山の手前には橋ヶ谷山・焼山・ロクロ天井の前衛の山並み。視線を右に振ると三森山が大きい。
恵那山の左奥に見えるのが中央アルプス。木曽駒や空木岳の主峰や、南駒ヶ岳・糸瀬山が見えてる!
そんな静心(しずごころ)たっぷりの地が、運命の激動に揉まれたなんて、皮肉なものだ。城跡を歩いて、西の展望をながめる。能郷白山と屏風山が目に飛び込んできた。小津三山に荒島岳に越美国境の山々。
下山にかかると、御嶽が見えるポイントがある。ぴたっと足が止まる。右に奥三界山、左が小秀山。立ち去りがたい気分に見切りをつけて、再び歩き出す。
資料館をのぞいてから城下町歩き。これまた味がある。岩村駅まで歩き、カステラや、からすみ、トマト、五平餅・・・とグルメ歩き。どうやら4時にはお店は閉まるようで、残念ながら、うどんは食べられなかった。
ならば、と立ち寄った「道の駅ラフォーレ」も食事は2:30オーダーストップと知って、打ちのめされる。ま、人生そんなこともある。
道の駅いなぶに立ち寄ってから東栄町へ。中設楽の花まつりだ。コロナで非公開や中止、という地区もあったが、中設楽や月、河内などは実施を表明していた。
19:30に神楽が始まった。舞の開始が深夜0時前。最初に登場したのが、「一番大事な鬼」、猿田彦だった。
子どもたちの「花の舞」はいつ見てもかわいいらしい。父方、母方の地縁で地区をかけ持ちする子どもや大人もいる。舞も違うし、大変だと思う。小学校も一学年たった25人だ。地域を出て行った若者が祭りのために戻って来ていて、熱いかけ声を飛ばす。舞いも歌も囃子も、身体にとっぷりしみ込んでいるんだ。
名古屋から東栄町に引っ越してきた女性がいた。親子ともども花まつりにガッツリ。聞けば、彼女は、名古屋で東栄町出身の男性との出会いがあり、結婚。しかも東栄町にUターンするミラクル。
外国からの方が熱心に祭りを見ていた。声をかけると、オランダ人だったが、ノルウェイで日本語を教えている。EUは自由な移動が出来るんだ。試験を終えての休暇で、日本を訪問中。全国を旅がてら、花まつりを見に来ていた。彼の目に、花祭りは一体どう映っているんだろう。
夜は更けていく。
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