その名の通り雨が降ってきました…雨飾山 【夏休み特別企画 青春18きっぷで行く日帰り登山ぁ
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,154m
- 下り
- 1,145m
コースタイム
天候 | 麓=晴れ〜中腹=曇り〜尾根脈→頂上=雨(泣) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:雨飾高原BT15:21---小谷村営バス---16:02南小谷駅16:30---JR大糸線---17:15信濃大町駅17:19---18:11松本駅18:37---20:26甲府駅20:37---21:25大月駅21:30---23:08新宿駅 運賃:青春18きっぷ1日分:2370円+立川まで別料金:470円+ムーンライト信州号指定席料金:520円=3360円 ※通常運賃:新宿〜南小谷往復:10800円 南小谷駅〜雨飾高原BT:小谷村営バス:片道840円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【雨飾高原BT〜雨飾山登山口(キャンプ場入口)】舗装された林道を行きます。BTからすぐに露天風呂、そして雨飾荘があります。 キャンプ場入口までは3.6KMと表示がありました。鎌滝との分岐を右折して進むと駐車場と休憩所、キャンプ場入口、登山道入口が現れます。 BTにもトイレあります。 【雨飾山登山口〜ブナ平】登山口から最初はやや下りながらのスタートです。木道や木の橋などが整備されており、快適なハイキングが楽しめます。 また、登山口から頂上までは400Mごとに〇/11の標識が点在し、登山道のどの辺りを歩いているのかを把握するのに役立ちます。2/11を越えると登りの階段、土嚢を積んだ階段、木の根っこの階段、岩の階段とバリュエーション豊富な階段を行きます。 ブナ平は5/11(この標識は確認できず)付近と思われます。 【ブナ平〜荒菅沢】比較的緩い登りからスタートし少しずつ高度を上げていきますが6/11を越える付近から荒菅沢に向けた激下りが始まります。ピストンの際には、帰路の登りになりますので踏ん張り所です。進むごとに沢の音がだんだん大きくなります。目の前が開ければ荒菅沢です。美味しい水をどうぞ! 【荒菅沢〜笹平】まずは樹林帯(草ぼうぼう)の登山道を進みます。踏まれているので迷うことはありませんが、私は下りの際に荒菅沢に出る寸前で、なぜか踏み跡に従い直進してしまい100M弱ロストするポカをやらかしました(汗) 下りの際は、きちんと対岸をみてマークや踏み跡のあるところで沢に出れば問題ありません。 登りはここからいよいよ斜度を増します。 粘土質なのか、黄色味がかった土を登りますのでところどころ滑りやすいようです。 傾斜のきついところはロープで補助してあります。 樹林帯を抜けると展望が開けてきます。岩やハシゴをガシガシと登って行きます。 9/11を越えると笹平です。 【笹平〜雨飾山頂】笹平から山頂までは平原を行きます。その名の通り笹に覆われた登山道です。途中雨飾温泉(梶山新湯)登山口分岐を示す道標があります。最終標識10/11を越えるともう山頂はすぐそこです! 双耳峰の向かって右側に5体の仏像、左側に山頂標や三角点があります。 全体的に危険個所はありませんが、黄色味がかった粘土質の道を下りるとき等はスリップ注意です。平坦部は水が溜まりやすいのかドロドロの箇所が多々あります。 |
その他周辺情報 | 雨飾高原BTのやや上部(徒歩10分以内)に露天風呂あり:こちらは費用はチップ制となっている模様 そしてさらに3分程度上部に雨飾荘があります。 日帰り入浴:700円(食事を注文すると350円に!!)宿泊も可 今回は時間の関係で700円で入浴のみ利用しました。湯はやや熱めでしたが、江戸っ子?の私にはちょうどよかったです(笑) 登山道入口に登山ポストあり |
写真
感想
青春18きっぷで行くコスパ追求型日帰り登山も今回で4回目
前回甲武信ヶ岳を比較的容易に登頂してしまったことを良いことに、さらに遠くへのプランを敢行。北アルプスの山々に目が向かいがちでしたが、JR大糸線を挟んだ向かい側に素敵な山があるではないか!その名も雨飾山。雨が降っても仕方がない。なぜなら名前が雨飾山だから(無視してくださいまし)
コスパ重視のため、青春18きっぷ一日分2370円でどれほどの運賃分のJR線に乗車するかも重視した今回のプラン。
運よくムーンライト信州の切符もゲットしたので、なるべく遠くまでという思惑も手伝いました。
ムーンライト信州は登山客をターゲットにした臨時列車との位置付けのようですが、実際には今回の場合は「夏休み最後の土曜日発」のためか、マニアの方が沢山いらっしゃって、その凄さを新宿駅、途中駅、白馬駅、南小谷駅と随所にパワーを発揮!
カメラの放列やら鉄道談義に大いに盛り上がってました。
白馬〜南小谷まで2両編成、南小谷から先は1両編成なので、先まで進む方は通勤電車のような旅行になりそうですね(汗)
さてさて、南小谷駅ですがこじんまりした良い駅です。待合室にお座敷があり気に入りました。泊まりたい!
小谷村営バスも山間部の道を、マラソンランナーのような速度で進行する姿も味があって良いです。
バス停から登山口入口までは4KM弱とのことですが、今回はあまり長さを感じませんでした。同じバスに乗車していらっしゃった神奈川から来たおじさんと少々お話
今回は、雨飾山→翌日妙高山→翌日火打山の登山スケジュールとのこと。まさか縦走?雨飾山→妙高山はJRで移動するとのこと。「ゆっくり行くのでお先にどうぞ」と言われ先を進みますが、この後このおじさんの底力を知ることになるとは…
登山口からスタートすると最初下ります。登るのに下りスタート?その分余計に登るのかと少々損した気分ですが、2/11までは心地の良い道が続きます。この登山道の特徴は11分割された区間で目安になる標があることです。4400Mと実際の地図上の距離よりも全区間が長いのは、斜面も含めた実測なのかもしれませんね?
2/11を越えると本格的な登りが始まります。心地の良いよく整備された登山道です。
ときどき粘土質の階段やぐちょぐちょの箇所もありますが、全般的に快適でした。5/11を見つけることができず、荒菅沢手前からの下り初めが6/11
行程としては半分越えですが、むしろここからが本番です。
荒菅沢と渡渉し樹林帯を登り始めたところ、さっきのキャンプ場までの道で「お先にどうぞ」とおっしゃったおじさんが背後から近づいてくるではありませんか!
驚きました!今回の参考でパスされた方は、後にも先にもこのおじさんでした。
昨日、本日で無事妙高も火打山も登頂されたことでしょう。
さてさて、こちらもがんばってがんばって登ります。8/11辺りから視界が開けます。傾斜もますます厳しくなりますが、登って登って笹平の手前でようやく最後の稜線を楽しむ展開に。
ガスで先が見えませんでしたが、構わず進みます。そしてやはり今回は、ポツポツとやって参りました。穂高岳以来の雨でございます。雨具を着込んで山頂へ。
先に石仏5体のある南峰をゲット、その後北峰に平行移動を致しました。
ガスガスの中の撮影、簡単な昼食を済ませ、帰りのバスの前に入浴したい一心で下山の途に就きます。途中、笹平の手前で山頂を振り返るとガスが切れてこちらからも山頂がきれいに見える状態になりました(泣)
ねばられた方はおめでとうございます!でもここから眺める山頂だって絵になりますよーだ(負け惜しみ…)
帰りこそ5/11を見つけるよう進んだつもりでしたが、6/11を越えてからは「早く温泉に浸かりたい」一心で進んだせいか、気がつけば2/11の看板でした。
また、道中、荒菅沢に出るところを間違えて踏み跡を進んで、植物帯を100M弱進入するポカもやらかしました(汗)
よく見ればすぐにわかるのでお気を付けくださいませ。
なにはともあれ無事帰還。どろどろが多いせいか、登山口の休憩所や雨飾荘の入口に靴洗浄のブラシ、水道が整備されているので帰りの電車も気持ちよく乗車する事ができました。今度もう少し時間があれば雨飾荘で、風呂&食事も楽しみたいと思います。
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