【火打岳】砂利押沢ルートで冒険気分
- GPS
- 08:44
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,108m
- 下り
- 1,106m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
※過去ログ
分かってました、素晴らしい眺望が期待できない天気であることは。
でも良いんです。砂利押沢ルートを歩くのが今日の目的。
しかしYAMAPにこのルートが登録されていないとは・・・。
ヤマレコの方にはあったので念のためそちらの地図もダウンロードしておいた。
砂利押沢ルートで登って、火打新道で降りてくる周回ルート。
■砂利押沢ルート
砂利押沢口は、火打新道入口の吊り橋から、林道と神室山への登山道を使って徒歩30分くらい。
土内川を渡渉。大雨の後や雪解けのシーズンは避けた方が良い。
その後も砂利押沢を何度も渡るので、今日ボクが履いて行った水陸両用シューズ(かどうかは判らないけど)が良い。ハイカットでゴアテックスの本格的な登山靴は向かないと思う。
スパイク長靴が良いとも聞いたけど、ボクは苦手なんだよね。
穏やかなのは最初だけで、まずはロープに頼りながらのスリリングなトラバースが続く。
そのあとは砂利押沢沿いの沢登り気分が味わえるルート。まぁ、滝はないけど。
前半はこれでもかってくらいのピンクテープやマーキングで迷うことはないけど、後半になるとマーキングが減り、ちょっと迷いやすい場所もあるので注意。
砂利押沢から離れると急登が始まる。ロープがあるので助かるけど、結構スリリングなところもあり。
そこを登ると吊り橋のところの看板に「テントサイト」と書かれているテン場。
確かに安心できる場所。近くに水場もある。
ただ、ここから縦走路まで標高差100m。しかも急登。
エマージェンシーで利用するにはちょっと適さないかな。計画的に使う場所ですね。
ここは、神室山の避難小屋で一泊して、杢蔵山まで縦走する場合に使うには良い場所だと思う。
■縦走路〜頂上
切り立った道。みちのくのアルプスと言われるだけありますね。
東側に足を滑らせたらお終いです(笑)
八森山から槍ヶ先までの縦走路もそうだったけど、結構アップダウンがあるから体力を使う。
しかも、火打岳の手前のピークに登るところがもうヒヤヒヤ。
四輪駆動でしがみつくように登った。他人には見せられないなぁ(笑)
頂上は思ったよりも広くてのんびりできる。
だけど、頂上から少し槍ヶ先の方に行ったところにキジ打ちした人、ブツは埋めてくれ。
■火打新道
こちらは歩く人が多い上に、しっかり整備もされていて歩きやすい。
頂上からはまずつづら折りで下って、西火打岳に少し登り返し。
しかしこの西火打岳。本当の頂上への道はないのね。
ピークから少し下の登山道に「西火打岳」って書いてある。
これはちょっと残念。ピークから火打岳が見えると思ったんだけどなぁ。
そこからはなかなか膝にくる道を下っていく。オジさんには厳しいよー。
杉と松の林まで来るとしばらく散歩道。
そして標高差の残り200mくらいになると、ずーっとロープが張ってある急坂を下る。
下り切ったところに書いてあったけど、これが一ノ坂なのね。
下りはロープがあったから楽、までは言わないけど助かりました。
オジさんの膝に優しい。
だけど、登りはキツイだろうねー。この坂を登り切るのに45分だそうです。
坂を下り切ったらあとはもうすぐ。
10分くらいで吊り橋に着く。
とにかく歩きごたえのある周回コースだった。
砂利押沢ルートは、思ったよりも整備されていた。
そして全コース、マーキングや刈り払いが行き届いている。
これはホント、頭が下がります。
こっちがヒーヒー言ってるのに草を刈りながら歩くんだもんなぁ。
ロープの数もかなり多かったです。
まぁ、それだけ厳しいコースなんだけどね。
今度は天気の良い日に新倉見口から槍ヶ先を登って縦走路で目指してみよう。
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