【奥多摩】高水三山縦走 〜軍畑駅から沢井駅へ〜
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- GPS
- 03:53
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 889m
- 下り
- 897m
コースタイム
- 山行
- 3:13
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:44
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されています。岩茸石山の惣岳山方面への山頂直下は落葉ですべりやすくなっていました |
写真
感想
2週間ぶりの18きっぷ山行で、奥多摩の高水三山に行ってきました。前回(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4996318.html) 同様、今回も『機動戦士ガンダム 水星の魔女』をリアルタイム視聴したいので、夕方5時までに帰宅できるところにしなければなりません。奥多摩の日の出山、丹沢の大野山(共に登頂済)などが候補に上がりましたが、最終的には未踏だった高水三山を選びました。この高水三山、前回の石老山と同様、尾崎喜八のエッセイ「春の丘陵」(『山の絵本』所収)で紹介されている低山となります。市販のガイドブックでは軍畑駅から歩き始めて御岳駅に下るコース(あるいはその逆コース)が一般的ですが、今回は「春の丘陵」の記述に倣って、御岳駅ではなく沢井駅の方へ下山する行程を取りました。どちらに下っても所要時間はほとんど変わらないようです。慣らし履きのために、前日に購入したスカルパの冬靴を履いて出発です。
【軍畑駅〜高水山】
駅を出てしばらくは車道歩きです。大沢川沿いの道を道標に従ってさかのぼって行き、登山口から植林帯の登りに入ります。丁目石を横目に歩きやすい道の中を高度を上げていくと、やがて常福院に到着です。手短に参拝を済ませ、お堂の裏手の斜面を登れば高水山の山頂です。山頂手前の東屋周辺では南面の展望が、山頂では北面の展望が僅かにあります。北東方面の樹間から筑波山が視界に入りました。地元の山でも頻繁に目にしていますが、奥多摩から筑波山が見えるとは思っていなかったので意外なところでの再会(?)に驚きでした。
【岩茸石山】
高水山から岩茸石山までは快適な尾根歩きとなります。展望はあまりありませんが、緩やかなアップダウンの道が続き、最後に急登をひと登りした先が岩茸石山の山頂です。ここは三山縦走路中でもっともすぐれた展望地で、関東平野から南の大岳山方面、北の奥武蔵の山々までを一望できます。通過した高水山の向こうには針のようなスカイツリーも認めることができました。お昼には大分早い時間でしたが、多くのハイカーの休憩で賑わっていました。一息ついていきたいところですが、今日は先を急ぐことにします。
【惣岳山】
岩茸石山から惣岳山への下りは落ち葉で滑りやすくなっていたので慎重に下っていきました。しばらく平坦な植林帯の道が続きますが、やがて動物除けのネットで覆われた伐採地に出ます。南面の展望にすぐれ、都心の超高層をしっかり視認できました。展望を楽しみながら進み、岩稜を登り詰めた先が惣岳山の山頂です。山頂は樹林の中の広場になっています。囲いに覆われた青渭神社の奥ノ宮があり、地元の子供会でしょうか、清掃登山らしい子供たちの声で賑わっていました。
【沢井駅へ】
三つのピークを踏破したところで下山開始です。山頂から少し下ったところにある井戸のある分岐を右に進み、尾根に沿って植林帯を南下します。途中、ヘアピンの屈曲点で直進してしまいそうなところが一ヶ所だけありますが、そこをやり過ごせば、やがて十字路の分岐に至ります。右に進めば丹縄の集落、直進すれば御岳駅、左折すれば青渭神社の里宮を経て「沢井駅と御岳駅の中間の街道」へ続く道です。尾崎の記録に従い進路を左に取れば、まもなく里の舗装路に出ます。あとは山里の道をブラブラ進めば、沢井駅に到着です。
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