摩耶山 倉沢口(御宝前コース〜中道コース)
- GPS
- 06:54
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 928m
- 下り
- 918m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:54
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急坂にロープやハシゴが整備されている。トラバースは高度感があり緊張する。過去に死亡事故も起きているので慎重に行動したい。 |
写真
感想
摩耶山には今まで4回登った。その内3回は西側の越沢からのコースで、東側の倉沢からは1度だけだ。1984.8.26に摩耶沢の沢登りで御宝前コースに合流し、山頂を経由して中道コースを下山したもので、それ以来30年ぶりになる。
山形を出て、山形北ICから月山ICまで高速を使い、月山道を経て下名川で左折して大鳥池に向かう道に入り、倉沢集落の摩耶山への案内板から右折して、林道を登山口まで入る。登山口には10台くらいは駐車できそうだ。コンビニで買ってきた朝食を食べてから出発。
登山口から沢の上流に向かう登山道に入り、なだらかに山腹を登るとブナの木がある「御払所」から尾根になる。ブナ林の中、一の休・二の休と進み、最初のロープを越えた三の休にはコースの略図が表示してあり、山頂部が見える。ここからは急坂になり、ロープやハシゴが続く。慶月坂を経て、御宝前コースと中道コースの分岐に出る。最初の休憩。
分岐からすぐにハシゴを下り、さらに足場の悪い下りで摩耶沢に出る。沢を下らないようにテープが渡してある。ここから少しの区間、沢登りだ。濡れた岩は滑りやすく注意を要する。さらに急坂の登りになり、岩が積み重なった「御蔵神洞」にでる。この上ではハシゴの下が固定されていなくて不安定な登りや、岩場のトラバースもあり「結神」を経てソリクラコースの合流点に着く。御宝前分岐には、山頂まで90分と書いてあったが、ここまですでに90分かかっているのに、さらに山頂まで60分と表示されている。歳のせいか自分のペースも遅くなったものだ。
なおも急坂が続き「ブナ休場」で一息つける。まだロープに頼っての登りが続き、地図の道よりかなり上部でソリクラの岩壁のトラバースになる。トラバースを終えるとまたロープに頼っての登りでようやく山頂の稜線に出て、越沢からの道を合わせて間もなく山頂に着く。鳥海、月山は雲の中だが、周囲を見渡して昼食にする。食事中に一人が登って来た。自分と同じコースということだ。写真を取りあう。南に鉾ヶ峰・槍ヶ峰が見えるが、山頂に標識では、中の峰・奥摩耶山となっていた。
頂上のすぐ南の「倉沢下山口」標識から東に下り、間もなく「鉾ヶ峰」との鞍部だ。鉾ヶ峰にも踏み跡があり、登りたいと思ったが、天気が下り坂のようなので諦めて下る。ここで山頂で会った方に追い越された。崩れやすい小沢をロープに頼って下り、山腹へのトラバースを経て登り、尾根に出る。少し先の尾根筋に「賀須伊峰」の標識があり、その先で左に下るようだが、直進する切り開きがあるので少し登る。山頂部が見えるだけで行き止まりだ。戻ってロープをつかんでの下りを経てまた尾根に戻ると前方に岩場があり、「掛図岩」だ。岩を越えて左の山腹に下りまた尾根に戻る。雨が降り出して来た。最初は気にしないで歩いていたが、だんだん強い雨になりソリクラコースの分岐で雨具をつける。雨にかすんでいるが、北側の岩壁に登ったコースが見える。雨はだんだん激しくなり、雷も鳴りだした。樹林帯に入ったので大丈夫だろうと下り続け、御宝前コース分岐で登りのコースに合流する。慶月坂、三の休、二の休、一の休と急いで下り続け、登山口に戻る。
登り、下りともコースは整備されていて迷う心配はないが、ロープやハシゴに頼る急坂や岩場のトラバースなどがあり難路といえるだろう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する