名草山、妹背山、鏡山、奠供山(紀三井寺〜和歌浦口BS)【和歌山県】
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- GPS
- 03:20
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 260m
- 下り
- 254m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:21
和歌山 1055 = 紀三井寺 1101
▲魯ぅングコースタイム
紀三井寺駅 1103 ― 紀三井寺門前入口 1110 ― 楼門(結縁坂下) 1112 ― 仏堂 1116 ― 紀三井寺参詣 1118/1132― 多宝塔、三社権現 1134/1137 ― 奥弁財天 1140 ― 上部の林道状の道 1147 ― 内原からの道と合流点 1150 ― 山頂への近道分岐 1155 ― 名草山 1158/1207 ― 一本松広場 1222 ― 高皇神社 1229 ― 正行寺 1232 ― 紀三井寺北一番踏切 1237 ― 県立大学附属病院 1244 ― つや橋 1257 ― 妹背山前の断橋 1259 ― 妹背山 1305 ― 玉津島神社参詣 1310/1317 ― 鏡山 1320 ― 鏡山入口 1323 ― 奠供山 1327/1331 ― 玉津島神社 1336 ― 紀州天満宮前 1345 ― 紀州東照宮参詣 1346/1414 ―和歌浦口バス停 1424
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和歌浦口 1433 = 和歌山駅 1449(5分程度の遅れ)
●行動時間(◆
3:21
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(和歌山=<JR紀勢本線>=紀三井寺) 紀三井寺駅―紀三井寺―名草山―妹背山―玉津島神社―鏡山―奠供山―紀州東照宮―和歌浦口BS (和歌浦口BS=<和歌山バス>=和歌山) ●登山口へのアクセス ○紀三井寺 ・JR紀勢本線(きのくに線)の普通列車で行く。和歌山から二駅。普通列車は2本/1h ・お寺の麓にはコインパーキングもある ○和歌浦 ・今回は和歌浦口からのバスを利用したが、付近には複数のバス停があり、時間によっては別のバス停からのものが早いこともある。和歌山駅まで約20分、和歌山市駅まで約20分。いずれも320円 ・和歌浦近辺には駐車場も多数。価格も多様 (いずれの記述も2023.1現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース状況 ○紀三井寺〜名草山〜三葛〜正行寺 ・紀三井寺の本堂より上段にある多宝塔や三社権現の南から山へと続く道がある。それに入り奥弁財天へと登る。その南側から更に山へと続く道を登っていくと上部の林道状の道へと出る。それをたどっていくとやがて山頂部 ・山頂から北へと続く道は「山頂道」と名付けられており、稜線沿いに「はさみ池」まで続いているようだ。途中の一本松広場で左折して細道を降りると高皇神社を経て正行寺へと降り立つ ○正行寺〜玉津島神社〜和歌浦 ・舗装路を行く。正行寺から通称「国体道路」に出るまでは三葛の狭い街路が続く ○妹背山、鏡山、奠供山 ・いずれも石段を登っていく。標高が20mにも満たない“山”であり、さして難しくはない (いずれの記述も2023.1現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・コンビニエンスストアは、国道42号や国体道路沿いにある。紀三井寺駅近辺には、知られたパン屋さんが複数ある ・食べる処はこのエリアには複数ある。国体道路沿い、国道沿い、和歌浦地区や漁港周辺には多数 ●日帰り温泉 ・雑賀崎にある「萬波」「シーサイド観潮」「双子島荘」などには日帰り入浴サービスがある ・紀三井寺には「花の湯」がある (いずれの記述も2023.1現在) |
写真
【奠供山にて】
感想
初詣を兼ねて紀三井寺、和歌浦へ。せっかくの機会なので、名草山から玉津島神社周りの小山にも行ってみよう。昨日太ももが張るほどだったので、迎酒ならぬ迎山のようなものだ。迎春にはちょうどよいかもしれない。
紀三井寺駅で降りると、初詣と思しき方々が駅からちらほら。思っていたほどには多くはないが、門前に至ると別方面からの合流もある。楼門をくぐり結縁坂にかかると、階段が埋まるほどの賑わいになった。本堂前に出ると、行列はあまり長くはなさそうだ。
15分あまりでお詣りとお守り購入を済ませて上部へと向かう。多宝塔、三社権現にもお詣りし、いざ名草山へ。案内標示はないものの、さらに上へと続く道が一本しかないのでそれを登る。三社権現の右手の入口から、いかにも古びた石段を登っていく。
やがて廃れた奥弁財天のお堂前に出て、道はさらに奥へと続く。奥弁財天は廃れてはいるが正月飾りは新しい。誰かが世話をしてはいるようだ。
急斜面を登っていくと、上部の林道のような道に出た。クルマ通りはないようだが、幅が十分にあるゆったりとした道を進む。
この辺りまで来ると眺望もあって天下の名勝片男波が一望できるようになる。
内原方面からの道を合わせ、さらに登っていくと、山頂への近道が分かれる。そちらへと進み、やがて、海側の大展望が広がるころに山頂に到着。
それにしてもここの展望はすばらしい。和歌山市から雑賀崎を経て片男波、さらにはマリーナ、藤白山脈などが遮るものなく連なっている。
一息ついて、三葛方面へと下降。こちらの道には「山頂道」との名前が付けられているようだ。
途中の「朝日ヶ丘」という新興住宅街のような展望台からも片男波や雑賀崎が臨めるが、ここからは紀三井寺駅も見えているのでうまくいけば列車の写真も撮れそうだ。あいにく今日は10分待っても列車がなさそうなので諦めて先へ。そういえば、昨年は至る所で列車がやってきたのだが、今年はタイミングが合わないのであろうか。
歩き易そうなその道を進むと「一本松広場」と名付けられた休憩所に到着。低山だけに、地元には愛着のある人たちが多いのであろう。休憩所や眺望の整備がよくなされている。広場からは山頂道を外れて左折、細道で正行寺方面へと進む。
今日一番の山道っぽい山道を行くと、小さな神社が現れる。高皇神社とある。こちらにもお詣りをして先へ。そこからは神社への参道なのか、下のお寺の墓地道なのか、キチンと造られた石段を降りていくと正行寺の脇に降り立った。
そこからは舗装路歩きとなる。しばらくは三葛の狭い街路を抜けて行く。クルマも通らない細さだ。やっと県道に出る頃、地元のおばあさんから声をかけられた。天候を会話するが、そう言われて空を見ると、確かに黒っぽい雲が広がり始めている。まぁ、この先はいつでも途中で止められるのだから、心配することもなかろうと、先を急ぐ。
病院脇を抜け、和歌川の下降を渡って和歌浦へと進む。海沿いを歩き、玉津島神社の前に妹背山へ。
三断橋と呼ばれる400年の歴史を背負う橋を渡り、島へ。海側に回り込むと石段がある。それを登るとすぐに山頂。山頂からは片男波がその美しい姿をもっともきれいに見せている。
戻って玉津島神社へ。ここもまだ参詣ラッシュにはほど遠いようで、ほんの数分でお詣りを済ませた。
そののち鏡山へと登る。山頂からは、先ほどの妹背山と共に名草山を正面視することができる。名草山もここから見るとシンメトリーな山容が美しい。
続いて奠供山へ。もう一度玉津島へとお詣りするかのように戻り、境内の右端から奠供山へ。ほかの2山よりは長い石段を登っていくと、雑賀崎、片男波、名草山がそれぞれに眺められる。歴史を現す碑も建ち、かつて聖武天皇に愛でられた土地であり、徳川時代に整備されたことがよくわかる。
降りて和歌浦を目指す。降りて来ると、玉津島神社の行列が一気に長くなっている。この調子だと東照宮も心配になる。せっせと歩いて行くも、案の定、東照宮の行列は長い石段の途中まで延びていた。
それでも30分程度でお詣りを済ませ、バス停へ。見れば先ほどよりも駐車待ちの渋滞はひどくなっている。この時期はクルマで来るものではない。
今年は人出が戻っているのであろうか。三社詣でもできたことだし、どうか少しでも世の中の活動が活発になればと祈らずにはいられなかった。
よい年になってほしい。
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