相沢奥壁 大氷柱
- GPS
- 08:20
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 753m
- 下り
- 963m
コースタイム
天候 | 終日快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
写真
装備
個人装備 |
60m8.0ダブル2本
21スクリュー1本
17スクリュー8本
13スクリュー3本
180スリング1本
120スリング3本
ノミック
ダート
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感想
時期的に少し早いかと思っていたが直近のSMSから相沢奥壁の氷結状態が良好だという情報を得た。
そうなれば登攀意欲が沸くのは山屋としては当然。2023年山始めとして相沢奥壁 大氷柱へ氷を楽しみに行ってきました。
正月休み終盤と有って混雑が予想される中、相沢登山口へアクセス。ただでさえ狭かった登山口の駐車スペースは工事関係の資材等により僅か数台の駐車可能スペースへ縮小されていた。 しかし駐車スペースより混雑を予想していたにも、先行するパーティーは無かった。嬉しい事だが何故か拍子抜けする。
すっかり日が昇ったと言え早朝よりアプローチ開始。全く積雪の無い一般道を辿り足を進め一般道離脱地点へ。
数年前には無かった氷瀑群へは表札が設置され、これも氷瀑ツアーの流行りが出来たという時代の流れかと実感。
一般道を離脱したと言え、一般道と遜色ない踏み跡を辿り大氷柱へ。
厳冬期としては比較的、他のエリアよりは暖かく感じ積雪の少ないアプローチに突如として現れる大氷柱は何度訪れてもインパクトの有る存在。
取り付きより望む大氷柱は登攀には問題なく育つ。部分的にはシャワーを浴びるラインが有るが登攀には問題は無い。
準備を整え登攀開始。
【相沢奥壁 大氷柱】
弱点を突き右端のフェース状から高度を上げる。下部は末広となっており中央には流水が有った為、柔らかい氷と思いきや登攀したラインはパリパリの氷。暖斜面だが鱗の様に剥がれる氷に若干、緊張を抱きながら高度を上げる。
中間部より氷は立ち核心へ。弱点である右端にラインを取り上部へ抜ける。中間部を抜ければ徐々に傾斜も落ちレストポイントも現れる気も緩むが慎重に高度を上げ大立木にて終了点作成。
この時点で後続パーティーは大所帯の一組のみ。
更に後続はエイプリルフールへ移動した為、ほぼ貸し切りの大氷柱へトップロープを張り各々、初氷を楽しむことが出来ました。
当初混雑が予想され1〜2本の登攀しか出来ないと思っての山行でしたが、ほぼ貸し切り状態の大氷柱に各々パンプするまで登り込み、2023年良いスタートを切れる山行となりました。
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