石割山〜大平山【ご機嫌な縦走】
- GPS
- 05:22
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 544m
- 下り
- 548m
コースタイム
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:富士山駅 17:57発 富士急行⇨大月 18:42着 大月 19:08発 あずさ50号⇨新宿 20:10着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
明快な道で迷う心配はなし。一部ぬかるんだ箇所はロープが整備されています。 富士山駅までの車道は交通量多くガードレールのない箇所が長く続くため、細心の注意を(そもそもそんな帰り方するの私たちくらいでしょうか‥) |
その他周辺情報 | カフェ「天野屋山中湖三号店」 営業時間 7:00〜9:00(L.O.8:30) 11:00〜16:30(L.O.16:00) 火曜日定休 ★農家直営のお店。鹿肉のロースト丼や卵かけご飯が売りのようです。 |
写真
感想
同行人と私が敬愛する登山YouTuberの「極上兄さん」
彼が年末年始にアップした動画で取り上げていたコースを歩いてみよう、ということでバスタ新宿から高速バスに乗り込みました。
富士五湖方面のバスは早い段階で左手に富士山が大きく見えて、今日の山行への期待を膨らませます。
山中湖平野バス停からしばらく舗装路歩き。お不動さまの鳥居が見えたら左折‥なのですが、話に夢中になり行き過ぎてしまう。
引き返してさらに歩けばようやく登山口。左手のお手洗いに立ち寄った後、石割神社の鳥居をくぐります。
(この舗装路歩きが地図上全行程の3割ほどを占めていたかと思います)
鳥居から始まる階段がとにかく長い。階段だけで標高の半分近くを稼げるので楽といえば楽、なのですが息が上がります。
逆に、このコースできついのは階段だけ、とも言えます。
富士見平で息を整え、すでに暑くなったのでミドルを脱いで、ちょっといい歌舞伎揚をばりばりかじったら再出発。
左手の富士山は頭にうっすら雲を巻きつけていますが、冬枯れの木々のおかげで展望は明るく、気持ちよく歩けます。
やがて唐突に大きな岩が目に飛び込んできます。太い注連縄が印象的。お社にご挨拶した後、ザックをベンチに置いて岩の割れ目を通り抜けます。
いつもタニタの体組成計に手厳しい数字を突き付けられている同行人も難なく通ることができました。
余談ですが、これを書いている先ほども彼は体組成計に向かって「数字だけで俺を判断するなタニタ野郎」と罵ってました‥困ったものです。
(タニタの方ごめんなさい。私は全幅の信頼を寄せてます)
時計回りに三回通り抜けると運が開ける‥なんでも神頼みな私は勢い込んで回りますが、およそ信心から遠い同行人は一回だけ。
つきあい悪いなぁ、と一人で回ろうとしたら、岩の隙間でカップルが仲睦まじく自撮りしていたので待機。ご利益とかどうでもいいと思った瞬間です。
気を取り直して(?)熊笹に囲まれた道を登っていきます。熊笹ロード好き、もっと歩きたいと思ったところで石割山山頂に到着。
可愛いてるてる坊主がお出迎え。富士山が見えるよう晴れてね!の気持ちからでしょうか。
山頂は広いですが、ベンチ等はなく人も多いため、食事場所に少し迷います。
時間によっては、この先の平尾山や大平山(ベンチあり)の方が休憩に向いているかもしれません。
モンベルのタタミパッドを敷いてカップ麺タイムです。
お腹が満足したところで、平尾山に向かいます。
途中までぬかるみが続きます。どろどろ道を下りるの苦手‥ロープを掴みながらのろのろ進みます。なお山頂から見た際、二十曲峠に続く北斜面は雪が残っていました。
ぬかるみ道を抜けたら快調。ご褒美的な熊笹道が続きます。やがて植生が芒に変わってきたところで、平尾山到着。
見晴らしが良く、空は突き抜けるように青い。爽快以外の言葉が見つかりません。
前方に富士を見据えて、芒に囲まれたなだらかな階段を降りる気持ちよさといったら。
左手に輝く湖面を見やりながら、どこまでも歩いていけそうな道を進めば大平山です。
ここで東海自然歩道を進むのも良さそうでしたが、この時点では私たちは平野バス停に戻る予定でした。この時点では‥そのため河口湖に南下。
下山しながらネット検索するも、平野バス停からの高速バスはどの時間も完売。時間を置いて(キャンセルが出たのか)空席表示されたところで購入を試みるも、決済間際で「座席がありません」の表示。
連休なか日の高速バスを甘く見てました。
仕方ない、他の帰り方を模索しよう‥目についたカフェに入ります。とっても美味しいコッフル(ワッフルとは似て非なるもの)を食べて気持ちも丸くなったところで、富士回遊も完売だし、なんかもう富士山駅まで歩いても良くない?大月からあずさで帰ろうよ、と相成りました。
プラス11km、山行距離より長い!でもそのおかげで、太陽が富士山の後ろに沈みゆく様子、刻一刻と変わる景色を堪能することができました。杓子山のアーベンロートも見事でした。
すっかり暗くなった、人が通ることを想定していない車道を同行人のヘッデン頼りに歩きます。クローバーマークの車にぶつけられそうになったり(‥)時折やけになって走り出したりもして。
とほほな状況でも、楽しいからよし!と思える帰り道でした。
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