唐松岳


- GPS
- 07:10
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 930m
- 下り
- 2,053m
コースタイム
天候 | 風は比較的穏やか。ガスが抜けそうで抜けない。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
個人装備 |
予備手袋
防寒着
ビーコン
スコップ
ゾンデ
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
スタティックロープ15m
安全環付カラビナ4つ
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感想
この日は最近よく遊んでもらうカーンとフリーライダーのYさん、コロラドから来たティムとアマルと八方池山荘に集まった。カーン、Yさん、私は天候を見て行けそうならCルンゼ、ティムとアマルはアイゼンを持ってないので早々にミックスを滑るとのことだった。
歩き始めようというところでみもりさん、むぎのさんと会う。カーンが知り合いで私は初対面だった。2人とも装備があるので一緒に5人で山頂方面を目指すことにした。
2361を過ぎても風は穏やかで、尾根は雪付きがよく歩きやすかった。丸山の少し先で2人組のスノーボーダーとバーツについて少し話をした。山頂からカエラズ方面への稜線は見えないままだったが、唐松沢本谷は雪も視界的にも滑れそうだった。少し休んでから好転を信じて進むことにする。山頂からはdのドロップポイントも見えなかったが、すぐ近くのはずなので見に行くことになった。下って少し経った頃、みもりさんがルートが西に逸れていることに気づいてくれた。私たちは西に伸びる尾根に乗っており、戻ってdのドロップポイントあたりにつく。視界は悪いがうっすらクラックのようなものが見え、斜面の真ん中にある尾根の雪付きが悪い気がした。本谷ドロップポイントに戻ると2周目を登ってきたティムとアマルがいた。彼らはカフェでお茶までしていたのに追いつかれた。彼らが先にドロップし、私たちも後に続く。少し重くなったパウダーだった。dルンゼとの合流地点からはちらっとスノーボールが転がっているのが見えた。あっちを落としても良くなかったかも、という話をYさんとし、しばらくパーティラン。南滝はカーンが様子を見てくれて、私はびびりながら通過。二股についてヘッデンにならなくてよかったとほっとした。
翌日、知り合いからニュースを知らされた。私たちが山頂付近で会った人たちの可能性があり、自分たちの行動を細かに思い返した。最初のドロップ後、彼らがどこを滑ったのかなぜもっと気にかけなかったのか。トラックがどこについてるかもっと観察すべきだった。視界が悪いときは自分のパーティはもちろんそばにいるパーティにもっと注意を払うべきだった。目的を同じにしここまで同じようなペースで登ってきた人たちなのだから。
三連休の中日で風も弱い予報という事もあり、リフト運行開始から少し遅れて八方山荘に上がった頃には多くのBC組、登山者がすでに準備していました。元々は遅刻からは私とむぎのさんの2名パーティ予定でしたが、山荘前で準備中にカーンさんパーティと会いご一緒する事に。
上部に上がるパーティは多かったですが、唐松ピークまで行くのは我々とボード2名のパーティの2組だけでした。
予報通り風は弱く、2400m付近までは順調に晴れてゆき視界も問題ありませんでしたが、山頂付近のガスはなかなか取れず。予報上では午後の方が良い事もあり、本谷ドロップ点にて少しガス待ちで休憩。結局ガスは取れず、唐松山頂から不帰Dルンゼのエントリーまで偵察に降るも視界不良で西側に逸れた支尾根を下ってしまい、登り返しました。その間にガスは更に濃くなり、ルンゼ内や3峰方面の様子はあまり見えませんでした。
滑走はカーンさん達が直近に入っていて状況が分かっている唐松沢本谷へ。最初の数ターンはガスで視界が悪かったものの、それ以降はクリアに。本谷は日射影響がなく軽い雪が溜まっており、とても安定していました。唐松沢のボトムに合流し見上げるとD下部にはかなりデブリがあり、滑り難そうな印象でした。見えた範囲では不帰側・唐松沢ともに、先に不帰方面に向かった先行2名の滑走痕はなかったと記憶しています。
当時は時間も押してきており、特にその点に違和感を覚えず、二股へ下山しました。
あの時気がついたり何か出来ていればと考えは尽きないですが、何より良い報せがある事を祈ります。
I will write this in English because I'm not very very good at writing Japanese.
The snow was quite stable with about 2 to 4 cm of wind slab over old snow. Even though we saw shooting cracks a few times, the amount of snow that came off was not enough to harm anyone. The wind slab was most reactive over sun-affected slopes.
I was very happy to be the connecting party member between all of the people with whom we climbed and skied with today. From the two strong Americans who I had met by chance to onestoneさん who I've known for years, it really was a wonderful time in the mountains with friends old and new. However, I also feel a sense of guilt and regret for the two snowboarders who got lost that day. No matter what, I'll always feel that there was something else that I could have said or done to push them in the direction of a safe return.
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